プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

プロの実戦▲四間飛車対△居飛車の対抗形より。
図は、△8六歩▲同歩としたところ。
本譜は△7二飛でしたが、代えて△7三歩と受けていたらどうだったかという話。
▲7一飛成を消して次に△8六銀とする意図。
解説は、▲7七角 △2二銀 ▲8八飛 △8六銀 ▲6六角としたのではないかとのこと。
仮に、△8七銀成と来たら ▲8三歩 △同 飛 ▲8四歩として先手が良くなるということ。
△8七銀成に代えて、△8七歩とされたらどうするのでしょうか。
飛車の取り合いにはならないし、後手に抑え込まれて先手は捌くことができないように思います。
ご意見をお聞かせください。

「藤井の四間飛車(2007年NHK杯)」の質問画像

A 回答 (2件)

こんばんは。


後手から△8七歩は打ちたくないと思います。飛車の通り道に自ら邪魔駒を置いている感じでしょうか。ただでさえ8六銀が飛車の通り道を塞いでいる上に、二重に止めていますね。飛車はダイレクトに△8九飛成としたいので、△8七歩と打ってしまうと8九飛成の実現には8六の銀を捌いた上に△8八歩成〜△9九と〜△8九飛成と手数がかかります。
具体的には、△8七歩▲7八飛で後手はどう指すんでしょうか。△7五銀と先に銀損するのなら、なおさらダイレクトに8九飛成と成りたいものです。また、おそらく△7五銀には▲同飛△同角▲同角の展開が考えられます。こうなると8七の歩が邪魔で△8八歩成としても▲8三歩から飛先を抑え込まれてしまいます。▲7五同角に△7九飛と角に当てて飛車を下ろすのも、以下▲8三歩△同飛▲8四歩△8二飛▲7一角△7二飛▲5三角引成で、次に▲8三歩成が残っています。さらに、△7四歩▲8六角△8二飛▲8三銀…これは先手が良さそうです。先手銀得、しかもその銀で飛車取りになっており(おそらく飛車と5三馬と刺し違えになるか…)、後手はなかなか先手の桂香を拾えません。
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△8七歩以下の展開ですが、一例。


▲78飛、▽75銀、▲75同角、▽88歩成、▲83歩、▽83同飛、
▲84歩、▽75角、▲88飛、▽84飛、▲84同飛、▽84同角。
途中変化は多数ですが、大駒交換(角銀交換ですが)で、居飛車側(壁銀)がやや不利ではないでしょうか。
 いきなり▲82飛、▽88飛は、▽57角なりなどが不安ですが。
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