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よく用いられていますが、日本の首相はほとんどこういう言葉を発しないし、言った事を聞いたこともありません。それはナゼでしょうか? これでも世界第3位の経済大国で、アジアの大国です。経済規模100位前後人口500万人程度の国とは格が違うのに・・・、不思議です。 あまり自信がないのかな?

A 回答 (7件)

日本は海に囲まれた島国で、元々歴史上、異民族戦争とか侵略行為を受けたことがほとんどありません。

だから「日本が他国と戦って勝てる強い国か?」という話題も出にくいし「周辺の強大国と戦って勝ち続け、民族と国土を維持してきた誇り」というのもピンとこないのです。

日本人みんながピンとこないなら、防衛とか偉大な祖国というような言葉が演説で使われることはないわけです。

諸外国は別です。ヨーロッパはEUでまとまり、NATOがあるおかげで今では「偉大な〇〇民族」という言い方をしなくなりましたが、それ以外の国家は殆どが「いつ隣と戦争になるか分からない国境を接した弱小国」でしかありません。

だからそのような国の為政者は常に国民に対して「祖国防衛」とか「偉大な国家の国民」という呼びかけで愛国心を呼び覚ますしかないのです。

なのでそういう国では「祖国防衛」自体が大きなイベントになります。

たとえばスイスは周辺のフランス・ドイツ・イタリアに比べて明らかに小国で、しかし高い山の上の国なので周辺国同士の戦争になると有利な高い場所を求めて侵略されるという歴史を繰り返してきました。

だからスイス人は祖国防衛にものすごく関心があるし、実際に国民皆兵でみんな(男子のみ)年に数回軍事訓練を受ける義務を負っています。

そういう国では「偉大な祖国を先祖代々守ってきたスイス人の諸君」というのは自分たちのアイデンティティと誇りを呼び覚ます、共感性のある言葉、になるわけです。

最後に、愛国心や祖国防衛が完全なイベントになっている動画をご紹介します。


黒い制服がパキスタン、黄土色がインド、途中でゲートがある場所が国境で、国境のゲートを開けるとお互いに「俺たちは強いんだぞ、国境一歩でも跨いだら、ぼこぼこにしてやるからな!」と威嚇しあっているわけです。

ちなみに足が高く上がる方が「強い」らしいです・・

それを見たそれぞれの国民は大歓声で自国と自国兵士をたたえるわけで、天気がよければほぼ毎日このパフォーマンスが見れるそうです。

政治家の愛国発言とこういうイベントは「愛国心と祖国防衛」でつながっていて、陸地の国境がある以上必要な行為です。

日本は陸地の国境を持たないし、侵略されたこともないのでピンとこない人が多いし、戦争反対の人もいるので政治家もそういう発言をしません。
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それは枕詞みたいなものです。

日本語の古典の枕詞ようにガチガチではないですが、そういうものが多くの言語にもあり、堅苦しい言い方のときには特に残っています。
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明治時代から日本政府は「富国強兵」を国のスローガンとして


掲げて突き進んできたのですが、太平洋戦争で負けたことにより
政府のこうした強気な文言はすっかり避けられるようになりました。

現在こうした言葉を使うと、国内の左派系が大騒ぎしますし、さらに
朝鮮半島や中国辺りから「日本は軍国主義に向かっている」として
騒がしくなるのが目に見えている為、刺激したくないのでしょう。
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日本やドイツでは、80年ほど前にそういうことをやたら強調した人たちが国民に塗炭の苦しみを与えて「偉大な祖国」を滅亡に追いやりましたからね。


国民にアレルギーがついたんです。そういう事をやたら強調する人たちを胡散臭そうに疑いの目で見るのが習慣化したんです。
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ヨーロッパの国々の権力者もそんなのないですよ。



これだけは言えるのは、アメリカ、中国、ロシアに限っては、「本質以上に、自分を大きく見せる」ことが基本姿勢としてあるかと思います。
これはアメリカでは特に国民レベルでも顕著で、有名人や権力者は勿論、一般人まで、「本質以上に、自分を大きく見せる」人が結構多いです。そうしないと周りや社会から舐められるという意識があるようです。これはアメリカ特有の気質で、他の国ではあまり見られないです。

むしろ逆で、自信がある者は自分を大きく見せません。自信があるからこそそんなことする必要無いのです。なので「大きく見せ」ようとすればする程「あいつは小さい者」だと途端に見抜かれます。自分を「偉大な」「強国」だなんて冗談も程々に。
…勿論、これは日本やヨーロッパの道理ですが。アメリカ人に説明しても理解出来ないかもしれません。

日本人にはまだまだ多いようですが、アメリカの特徴が世界の標準だと勘違いしない方がいいです。
アメリカはアメリカです。国としてマジョリティでもなんでもないです。単に人口と経済力が大きいから目立つだけです。(むしろ国の数で言うならヨーロッパ的な価値観の方がマジョリティかもしれません。)
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言わなくても当たり前だからですかね。


ほんとは言ってほしいです。
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そんなこと口にしようものならメディアから集中攻撃を受けて失脚してしまう。

口は災いの元。

(2) テレビの完全終了が見えた。◯◯がトドメ刺す! - YouTube
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