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模範解答が、必要な濃塩酸をxmLとおき、
x×1.18×(36.5/100)×(1/36.5)=1.25×(50/1000)
上の式で計算するとあったのですが、1/36.5が何を意味しているのかがわからないのと、問題ではなんmLかが問われているのに対し、なぜ右辺でモル濃度を出す必要があるのかが分かりません。

「化学の問題です。」の質問画像

A 回答 (3件)

No.2 です。


ついでに、mol について説明しておきましょう。

原子であれ分子であれ、それを「アボガドロ定数」(= 6.02 * 10^23)の個数だけ集めると、それが「1 mol」の物質量になります。

そして、原子や分子を「アボガドロ定数」(= 6.02 * 10^23)の個数だけ集めると、その質量が「原子量」「分子量」「式量」に「グラム」を付けた数値になるのです。(というか、そうななるように決めた数値が「アボガドロ定数」(= 6.02 * 10^23)ということ。原子や分子1個は極めて軽いが、このぐらいの個数を集めると「グラム」のオーダーになる)
それが「mol」の意味です。

化学反応は分子・原子どうしで起こりますから、「同じ mol 数どうし」あるいは「反応式の係数に相当する mol 数どうしが反応する」ことになるので、物質の量を「mol」で表すと便利なのです。
「同じ mol なら原子・分子の個数が同じ」ということです。

つまり、例を挙げれば
・炭素(原子量12) を「アボガドロ定数」(= 6.02 * 10^23)の個数だけ集めると(つまり 1 mol の物質量)、その質量は 12グラム。ということは、炭素12 のモル質量は 12 g/mol。

・酸素(原子量16)を「アボガドロ定数」(= 6.02 * 10^23)の個数だけ集めると(つまり 1 mol の物質量)、その質量は 16グラム。ということは、酸素16 のモル質量は 16 g/mol。
 気体の酸素は酸素原子が2個結合した「分子:O2」の形なので、分子量は 32。従って酸素分子を「アボガドロ定数」(= 6.02 * 10^23)の個数だけ集めると(つまり 1 mol の物質量)、その質量は 32グラム。ということは、酸素ガスO2 のモル質量は 32 g/mol。

・CO2 (分子量44) を「アボガドロ定数」(= 6.02 * 10^23)の個数だけ集めると(つまり 1 mol の物質量)、その質量は 44グラム。ということは、CO2 (分子量44)のモル質量は 44 g/mol。

・HCl (分子量36.5) を「アボガドロ定数」(= 6.02 * 10^23)の個数だけ集めると(つまり 1 mol の物質量)、その質量は 36.5グラム。ということは、HCl (分子量36.5)のモル質量は 36.5 g/mol。

これでわかるかな?
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No.1 です。


たぶん②なんだろうな。

「1.25 mol/L の希塩酸を 50 mL 作りたい」とあるのだから、塩酸が何 mol 必要なのかを計算するのは必須でしょう。
しかし、その「模範解答」とやらも、ステップを踏まずに「一発必中」で答えを出そうというのは、
初学者向きではありませんね。

順を追ってやってみれば
(1)「1.25 mol/L の希塩酸を 50 mL 作りたい」ということなので、必要なHCl の mol 数は
 1.25 [mol/L] × 0.05 [L] = 0.0625 [mol]

(2) 塩酸 HCl の分子量は
 1 + 35.5 = 36.5
なので、mol 質量は
 36.5 g/mol
質問者さんは、これが分かっていないみたいですね。

(3) つまり、(1) のmol数の塩酸の質量は
 36.5 [g/mol] × 0.0625 [mol] ≒ 2.28 [g]

(4)「HCl が 2.28 g」含まれる質量濃度 36.5% の濃塩酸の質量は
 2.28 [g] / 0.365 ≒ 6.25 [g]

(5) この濃塩酸の体積は
 6.25 [g] / 1.18 [g/cm^3] = 5.2966・・・ ≒ 5.30 [cm^3]

このプロセスを1つの式で書いたら、そりゃあ分かりにくいよね。
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まずは、どれが対象の質問なのかを明記すること。

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