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米国は、その昔、政府が借金過多で、返済不能になり、国際金融機関から多額の金を借りて何とかやり過ごし、その時の契約で、1ドルを発行する度に、何セントかを当該金融機関に収めなければならない契約になっていると聞いたことがあります。これは事実なんですか?

A 回答 (2件)

事実ではありません。


アメリカがどれだけ外国に借金しても、そんなことをする必要は全くありません。

アメリカが他国や民間から借金する場合に使う『国債』は全て『米ドル建て』です。
その米ドルは世界に冠たる基軸通貨です。
なので、アメリカ政府が国債を買い戻すときに『現金のドル』が足りなければ、他国から借りたりせず、自分で必要なだけ印刷すればよいのです。
それができるのが基軸通貨です。

ちなみに、日本円も基軸通貨で、日本政府も『円建て国債』しか発行していません。
なので、借りたお金を返そうとして現金が足りないなら、『お札』を必要なだけ印刷すればよいのです。

それに対し、例えば韓国は違います。
韓国の通貨『ウォン』は基軸通貨ではありません。
基軸通貨とは『世界中が信用して受け取ってくれるお金』のことです。
つまり、韓国がお金が必要になって外国からお金を借りようとした場合、『ウォン』は信用されていないので、基軸通貨建てでないと外国や資本家は貸してくれません。
なので、例えば『米ドル建て』の国債を発行して『米ドル』でお金を調達します。
これを国内に使うには為替市場で『ウォン』に交換して使います。

しかし、それを返す場合は『ウォン』のままでは外国の機関は受け取ってくれません。
なので、『ウォン』を為替市場で『米ドル』に交換しなければなりません。

その時、韓国の国内経済が悪い状況だと『米ドル』に対して『ウォン』が安くなってしまうため、多額の『ウォン』がないと必要な『米ドル』は買えません。

もちろん、韓国政府がそれだけ多くの『ウォン』のお金を刷ってもいいですが、それをすると為替市場ではどんどん『ウォン』の価値が下がっていくため、より多くの『ウォン』がないと必要な『米ドル』は買えないという事態に陥ります。

つまり、基軸通貨を使えない国は、基軸通貨を使う国とは違うリスクを抱えているのです。

アメリカや日本などの基軸通貨国が外国にする借金と、基軸通貨でない国が外国から借金をするのとでは大きな違いがあるのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
もし仮にあったとしても、基軸通貨うんぬん以前の独立直後の話かと思います。戦費として、返済不能なくらいのとんでもない負債を抱え、それでいて、国を立て直し、自国通貨も発行する必要があるみたいな。その時に、借金返済の代わりに1ドル発行するごとに、例えば5セントを貸主側に納めることで、借金を帳消しにするという契約で手を打ったとか。。。ないならないでただの嘘なんでしょうけど。

お礼日時:2022/07/15 09:49

事実無根ですね。

世界最強のドルが自国通貨なんですから、お金を借りる理由がありません。ドルを刷ればいいだけです。おそらく米国債の金利と勘違いされているのでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
もし仮にあったとしても、基軸通貨うんぬん以前の独立直後の話かと思います。戦費として、返済不能なくらいのとんでもない負債を抱え、それでいて、国を立て直す必要があり、自国通貨も発行する必要があるみたいな。その時に、借金返済の代わりに1ドル発行するごとに、例えば5セントを貸主側金融組織に納めることで、借金を帳消しにするという契約で手を打ったとか。。。

お礼日時:2022/07/15 09:41

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