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この記事では死刑には犯罪を予防する効果が有ると言うてるのは何故ですか?
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https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/133450
「街を歩いても刺されなくなった」変わる修羅の街“最凶の暴力団”工藤会トップの死刑判決から1年~

「暴力団の街」と呼ばれるほど福岡県北九州市に暗い影を落としてきた工藤会。そのトップ野村悟被告に死刑判決が下ってから、地元経済には明るい兆しがみえ、商業地の地価は5年前から上昇傾向が続いている。

一方、当の野村被告は控訴後に弁護人をすべて解任した。組員を一網打尽にした「頂上作戦」を指揮した当時の捜査幹部は、判決を先延ばしするための法廷戦術と分析する。

◆かつての「修羅の街」に企業進出約70社


記者リポート「かつては企業の撤退が相次ぎ、修羅の街とも呼ばれた北九州市。街に暗い影を落としていた暴力団の影響力は消えつつあり、経済にも明るい兆しがみえています」

386件。これは2014年以降、北九州市に新たにできた企業や商業施設の数だ(オフィス拡大や工場増設も含む)。特にIT関連企業の誘致が進み70社近くが進出した。また、小倉北区の商業地の地価は5年前から上昇傾向が続いている。

北九州市の市民「街を歩いていて刺されたとか昔は言っていたけど、そういうのはなくなってるんじゃないかなと思います」「古いビルが建て変わり少しずつ街が動いているんだなというのは感じますね」

◆きっかけは「頂上作戦」幹部らを一網打尽に

2014年9月
街が大きく変わるきっかけとなったのが、工藤会トップの野村悟被告をはじめ、組織の中枢にいた幹部らを一網打尽にした「頂上作戦」だった。当時、捜査の指揮にあたった福岡県警のOBで、現在は、暴力追放運動推進センターの専務理事を務める尾上芳信氏に聞いた。


福岡県暴力追放運動推進センター・尾上芳信専務理事「捜査員の中には家族を守るためにちょっと捜査を外さしてもらいたいと申し出る捜査員も中にはおりました。しかし、多くの捜査員は熱い気持ちを持って危険と隣り合わせの状況のなかでもなんとか工藤会を壊滅させたいという思いでした」

野村被告は、元漁協組合長射殺事件や歯科医師襲撃事件などの4つの事件について起訴された。しかし、トップの指示を示す直接的な証拠はなく、裁判では指揮命令系統の解明が最大のハードルとなった。

尾上専務理事「工藤会の幹部は毎日、野村悟の本家に日参をしながらご機嫌伺いということを毎日やってました。配下の組員がひれ伏すと、そういった状況をとりながら神格化されていって野村被告の指示は絶対なんだという状況が生まれていった」

◆死刑判決に「生涯後悔するぞ」
記者リポート「たったいま、野村被告に死刑判決が言い渡されました」


1審の福岡地裁は「野村被告の指示命令があった」などととして共謀事実を認定し、検察側の求刑通り死刑判決を言い渡した。トップの立件から実に7年。法廷にいた尾上氏も万感の思いで判決を聞いていた。その直後だった。

尾上専務理事「おそらく本人のなかではですね、無期はあっても有罪ではあっても死刑はないんじゃないかという思いがあったんじゃないかなあと。その不満や憤りが心の声が思わず出たのかなと思いました」

◆他暴力団トップも戦々恐々?公判の推移に注目
野村被告はその後、福岡高裁に控訴した。先月になって担当弁護士たちを全員、解任していたことが関係者への取材で分かった。その思惑について尾上氏は次のように推測する。


尾上専務理事「控訴趣意書の提出期限が7月下旬に迫ったなかの解任となりましたので、控訴審の判決を先延ばしにする。結果として確定判決を先延ばしにして刑の執行を少しでも長引かせたいと、そんな思いもひょっとしたらあるのかなと」

暴力団対策の歴史で大きなターニングポイントとなった死刑判決の波紋はほかの組織にも広がっている。国内最大の特定抗争指定暴力団「山口組」は、公共の場での銃器の使用などを禁止することを通達した。

尾上専務理事「他の指定暴力団のトップらに対する影響が非常に大きいんではないかなと思います。野村被告の公判を今後も注視していくだろうと思いますし、同じような顛末にならないように他団体もこの公判の推移をみながら対応策を練っていくんじゃないかなと思います」

A 回答 (2件)

常日頃、マスコミは、死刑には意味がないから死刑は


廃止せよ言うてるのに、
 ↑
死刑に、犯罪抑止効果があるか否かに
ついては世界中の学者が論じていますが
説が分かれています。

○効果があるとする説
 死刑を廃止した国は、殺人が激増しております。
 死刑を廃止して、それで被害者が増えたら、どう 
 責任を取るつもりでしょうか。
10万あたりの殺人の件数ですが。
・英国では 0,73件 → 1、11件
・フランス 2,68 →  4,72
・カナダについては、アムネステイインターナショナルは、
 3,09 → 2,4 と減少したと発表しました。
 しかし、これは 警官殺人と一般殺人を比較したもので
 しかも、わざと時期を変えています。
 時期を同じにして一般殺人と一般殺人をを比較すれば 
 1,25 → 3,03
 とやはり激増しております。
 尚、あの池上彰氏も、この数字に瞞されており、
 死刑を廃止すると殺人が減るとしています。

○効果が無いとする説
 米国では、死刑がある州と無い州が
 あるが、犯罪発生率には違いがない。




この記事では死刑には犯罪を予防する効果が
有ると言うてるのは何故ですか?
  ↑
マスコミも一枚岩ではない、ということでしょう。

朝日でも、靖国報道を巡って、つかみ合いのケンカがあった
なんて話も出ています。
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マスコミは、どこも考え方が同じではありません。


実際の質の差は大きいのです。
産経新聞のような、私に言わせれば高校中退が書いたみたいに見えるマスコミも存在します。
人類の文明は日々進歩しているなかで、死刑制度は、現代の価値観にはそぐわない制度であることは明白です。
この記事を書いた記者のスタンスは死刑制度容認派なのでしょう。
中学生が「死刑になりたかった」などと言って、無関係な人を危うく殺そうとする事件が起こったばかりです。
国家は本当は国民に規範を示すようでなくてはなりません。
今の日本は、それには程遠いことは認めますが、本来はそうでなければならないはずです。
国家が殺して決着をつけるような国だから、人を殺して自分の何等かの満足できる結果を得ようと考える者が後を絶たないと感じませんか?
工藤会の幹部なんて、腐りきった人間の屑だとは思います。
しかし、母親の腹から生まれたときは、そうではなかったはずです。
本人の人生において、何度か踏み止まって反省する機会を持てなかったこと、それが今の人間を作ったのです。その機会を与えなかったのは周囲の者と社会に、寛容と手本が足りなかったことが原因です。
暴力団の幹部に死刑判決が出たから、北九州市が安全な街になったなどとの記事は実にくだらないです。
子どもではあるまいし、暴力団は右翼団体や政治家とも深い関係にあることは常識。社会に非合法的な手段を権力自ら容認するものがあるからこそ存在するのです。それを無くさない限り、第二、第三の工藤会幹部が出て来るだけです。
その無くす方法は死刑制度ではありません。
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