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No.2
- 回答日時:
若干の整理と補足を。
カレントシャント抵抗には性格的に2種類あります。
(1)回路の電流を測定するため、回路に直列に挿入し、電流→電圧変換を行う。
発生した電圧を、高入力インピーダンスの「電圧計」で測定し、計算で電流値を求める。(電流センサー)
(2)回路に「電流計」を挿入するとき、電流計のレンジ(フルスケール)を拡大するため、「電流計」に並列に接続する。(分流器)。例えば、5アンペア、内部抵抗1オームの電流計を50アンペアに拡大するときシャント抵抗は1/9オーム。
ご質問は(1)ですね。電流を電圧に変換する原理はオームの法則です。この変換を称してセンサーと言うわけですね。
同じ、シャント抵抗と言っても原理がまったく違っていることに注意が必要です。
No.1
- 回答日時:
抵抗がご存知ないようですので、(もしご存知でしたら、ごめんなさい)そこから、ご説明します。
電気回路(直流とします)の要素は、電圧、電流、抵抗の3要素で出来ます。
ある回路に電圧をくわえると電流が流れますが、抵抗は、それに逆らう、流れにくくする要素です。この関係を式で書くと
V=RI となります。
V:電圧(単位はボルト) これ電流を流そうとする圧力です
I:電流(単位はアンペア)
R:抵抗(単位はオーム) これ抵抗勢力です
カレントシャント抵抗
カレント:電流
シャント:分流、バイパスのことです。
電流量を測定するカレントシャント抵抗は、電流の流れる回路に、直列に挿入します。そうすると、その抵抗の両端には、上の式で示したような電流に比例した電圧が発生します。
この電圧を電圧計で測定したり、なにかをコントロールする為の回路の入力信号にしたりします。センサーというので、何かのコントローラかも。
というわけで、この抵抗が電流センサーの働きをすることになります。
抵抗の具体的な形ですが、これは、目的により大きさも形も違います。電流を流れにくくするカーボンや金属などで作られ棒状であったり、板状であったり、グルグル巻きの糸巻き状であったりしますが、必要な抵抗値や電流値が決まれば、一般に部品の状態で市販されている物が使用できるでしょう。
以上で、お分かりかどうか心配ですが、さらに、ご質問の分野・背景それから目的など詳細に補足をいただければ、より具体的に、ご説明できるかもしれません。
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