
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
仰る状況は、以下のような空間を考えるのと同じです。
● 一辺が1の立方体をぎっしりならべた空間を考えます。ただし直交座標の軸x,y,zそれぞれについて、x=整数, y=整数, z=整数の平面が立方体の表面です。さらに、全ての立方体は同じ状態であるとします。全部ウリフタツのコピーになっている。なので、赤いボールが立方体から飛び出したら、隣の立方体からそっくり同じ赤いボールが飛び込んでくる。
さて、この空間、見方を変えれば、普通の平坦なユークリッド空間の中で無数の赤いボール(どれもそっくりで区別がつかない)がすべて常に互いに一定間隔で同じ運動をしているということと同じ。また同じ空間の中で無数の青いボールもすべて常に互いに一定間隔で同じ運動をしている。赤いボールと青いボールの衝突が生じれば、それは全ての立方体で同時に起こる。
さてここに特殊相対性原理を入れてみるとどうか。ローレンツ変換によって、(立方体がひしゃげるのは別に構わんのだけれども)赤いポールにとってと、青いボールにとって、「同時」の意味が異なるものになりますね。こりゃ具合が悪いでしょう。
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