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アセチルコリンエステラーゼ阻害薬と抗コリンエステラーゼ薬の違いを教えてください。

作用を調べると同じものなのかと思いましたが、もし詳しい方がおりましたら教えていただけると嬉しいです。

A 回答 (1件)

アセチルコリンエステラーゼ(AChE)は、神経伝達物質であるアセチルコリンの分解を促進する酵素です。

AChE阻害薬と抗コリンエステラーゼ薬は、どちらもAChEの働きを抑制することでアセチルコリンの濃度を増加させ、神経伝達を増強する作用がありますが、異なる意味での用語として使われています。

AChE阻害薬は、AChEの活性を直接阻害する薬剤を指します。AChE阻害薬は、アルツハイマー病などの中枢神経系疾患の治療に用いられます。例えば、ドネペジルやリバスチグミンなどが代表的なAChE阻害薬です。

一方、抗コリンエステラーゼ薬は、アセチルコリンと競合することでAChEを阻害する薬剤を指します。抗コリンエステラーゼ薬は、筋肉の運動障害であるミオパチーや緑内障などの治療に用いられます。例えば、エデロンやフィゾスタグミンなどが代表的な抗コリンエステラーゼ薬です。

つまり、AChE阻害薬と抗コリンエステラーゼ薬は、共通してAChEを阻害する薬剤として作用しますが、機序や用途が異なる薬剤群です。
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この回答へのお礼

助かりました

同じであると判断していましたが、異なる薬剤ということですね。まだ十分に理解は出来ていませんが、詳しく教えてくださり本当にありがとうございます。
勉強していく中で躓いたらまた質問させていただきます。
ありがとうございました!

お礼日時:2023/02/25 14:35

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