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大量出血と呼吸に関する質問です。

大量出血を起こすと呼吸不全や頻脈、呼吸困難が出ると書いてあるのですがなぜなるのかいまいち理解できません。
教えていただけないでしょうか?

A 回答 (3件)

人体には多数の臓器があり、その機能は


十分な血流があることを前提にしています。
大量出血によって急性心不全が起こると、
機能不全は各臓器へ順次波及します。
「心肺」という言葉があったり、心臓のうち
右心系が肺専用になっていたりするくらい
心臓と肺の関わりは深く、肺の機能不全は
比較的早期に現れます。

大量出血が起こると、循環血液量が減るため、
拡張期に心臓に戻ってくる血液が減ります。
拡張期に十分伸展されないと、心筋の収縮力
は低下し、そもそも心室内の血液量が少ない
こともあって心拍出量は減少します。
一回拍出量の低下を回数で補うため、心拍数
を増加させる。これが頻脈です。

末梢血管抵抗の上昇や心拍数増加で重要臓器の
血流が保たてているうちはよいのですが、
それが保てなくなると、多臓器不全が起こります。
肺血流が低下すると、いくら換気しても
血液に酸素を取り込んだり、二酸化炭素を排出
することが十分できなくなります。
これが呼吸不全です。

本人の訴える「呼吸苦」は、胸部苦悶を指しており
呼吸の促迫を言っているのか、頻脈による
胸部違和感を言っているのかよく判りませんが。

心不全による呼吸不全は、肺の全血流量が
それほど減少しなくても、心機能低下によって
肺のうち血液が流れやすい部分に血行が行き
流れにくい部分には行かなくなるという
血流の不均等によっても生じます。

急性心不全が更に重症で、脳血圧が保てなくなれば
意識障害も起こるだろうし、時間が長くなれば
腎不全や肝不全も伴うようになるでしょう。
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大量に出血すれば血圧下がります


血液量も減少する

そうなれば身体機能を維持しようと
心臓の拍動回数を上げて血流を確保しようともするでしょうし
肺の血液循環も低下するのでガス交換機能も低下するのでは?
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体の機能は血で賄われてます。

一定以上の血が無くなればそれらも含めて全てが駄目になります。心臓のポンプにも血が足りなければ動作ができません。必死に動く心臓による頻脈も当然です。
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