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通信環境の形態についての質問です。

通信環境には「ベストエフォート型」と「ギャランティ型」と「バースト型」があると思います。
「ベストエフォート型」は,主に個人
「ギャランティ型」は,ECサイトを運営する企業
などが利用する場合が多いかと思いますが,
「バースト型」はどの様な人が利用しますか?

A 回答 (1件)

キャリアによって呼び方は異なりますが、いわゆるバースト型はどちらかというとギャランティ型に近いものと理解しておいたほうがよろしいかと思います。


 おっしゃるバースト型は、たとえば「基本契約として100Mbpsの帯域を保証するが、回線に余裕があれば1Gbpsまでの帯域で通信ができる」といった回線契約の種別を指すと思われます。これは裏を返すと「ベストエフォートとして1Gbpsの契約で、そのうち100Mbpsまでは帯域を保証(ギャランティ)する」と同じです。基本的には帯域保障契約ですが、不意にトラフィックが増えた場合のバッファとしてベストエフォートではあるが帯域を拡張するよう機能するわけです。したがって「個人」や「ECサイト」といった区分で採用基準が決まるわけではないでしょう。
 むしろギャランティ回線とベストエフォート回線との違いは、帯域の問題ではなく障害時の通知や復旧時の対応などの付帯的サービスの違いにあるのではないかと思います。ギャランティ契約には必ずSLA(Service Level Agreement、サービス品質保証)が付帯するもので、例えばサービスが提供不可となった場合の補償についても契約条項に含まれるものです。
 一方、ベストエフォート型の契約ではそうした部分もあくまで「ベストエフォート」であって、「障害が発生した場合は復旧に可能な限り努力します」「障害が発生したらホームページで公開します」といったレベルに留まります。
 バースト型はそうしたSLAで回線品質を担保しつつ、帯域を柔軟に使えるというハイブリッドな種別と考えることができます。そうした意味では、例えばECサイトなどでは突然人気となった商品をさばくためのバッファとしてバースト型の足回りを用意したほうが有効に機能するかもしれません。
 したがって、バースト型を「個人」で契約するケースは稀であって(費用も帯域100%保証のギャランティ型よりは少しお安い程度ですので)、バースト型というのは基本的には企業が契約する回線契約であると考えておくのが妥当かと考えます。
 近頃はSD-WANが普及していますので、ソフトウェア的な帯域の増減制御と物理的な回線仕様との区別がさらにつけにくくなりましたね。
 以上、ご参考になれば幸いです。
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