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日本は複数の国と比べて婚姻数が少ないですが、なぜ日本の婚姻数が減っているのですか?

A 回答 (5件)

先進国でも日本は婚姻率が低い状態が続いています。

男性の生涯未婚率は1975年当時の2%と比較して現在は28.3%(女性は17.8%)となっています。婚姻数が大幅に減少しているのですよ。欧米と比べて婚外子がごく少数な日本では婚姻数が少なければ子供の数は少なくなります。

いちばん大きいのは男性の労働者のなかで将来的に展望をもてない派遣労働者が増えたことでしょう。かっては派遣労働はごく一部の業務にしぼられていました。ところが小泉内閣の時に大幅に緩和したのです。そのため男性でも派遣というのが普通になってきています。男性の派遣労働者の場合、婚姻率は正規職員にくらべて大幅に少ないです。

少子化対策として金をばらまくよりも、派遣労働になんらかの歯止めをしないと日本の少子化はとまらないです。でも財界は「競争力を高めるために派遣労働が必要」なんていっていますから、今の自公政権は規制する気はさらさらないでしょうね。
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こういうのは、社会学者が調べて


います。


21世紀、最高の知性といわれ、ソ連崩壊、
リーマンショック、ユーロ危機、
トランプ当選、英国EU離脱、「アラブの春」
などを的中させたエマニエルトッドの
調査によると、
女性の識字率が上がれば上がるほど、子供の数は
少なくなる、という結果が出ています。

だから、先進国はみな、少子化に苦しんでいるのです。
米国は移民で増えていますが、白人はやはり少子化です。
フランスなどは増えている、といいますが
これも移民による増加に過ぎません。

女性が高学歴になれば、経済面で男に
頼る必要が無くなります。

また、女性は自分より低学歴の男と
結婚したがりません。

一度しかない人生、子育てなどで
潰したくない、と考えます。


女性の大学進学率が男を上回る韓国の
出生率は、日本よりも低くなっています。

その他、副次的ですが、非正規労働の男が
増えた、見合いが減り、恋愛が増えた
ということも上げられます。
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こういう質問って、ミサンドリー(男性憎悪者)が沸いて出てくるので注意が必要です。



で、質問者様のいう「複数の国」は欧米諸国の事だと思いますので、その線で回答します。

理由は複数あるのはもちろんなのですが、大きな理由は「経済的に結婚が難しくなったから」です。

この点において、男性の平均収入の減少と女性就業率の高まりが影響していることはもちろんなんですが、欧米のほうはもっと女性就業率が高いし、男性が必ずしも裕福ではないのに婚姻率は日本よりも高め担っています。

つまり日本の婚姻率が低い理由を欧米に当てはめるなら、本来は欧米のほうがもっと低いはず、なんです。

ということは「日本には欧米と違う理由があって婚姻率が下がっている」ということになります。

それはなにか?というと「日本的な男女分業」です。ごく簡単に言うと「女は家庭で家事をし、男は外で働く」という点なのですが、これが実は欧米と違うのです。

欧米では、元々女性に諸権利がありませんでした。具体的には財産権・契約権・相続権などが無く、父親・夫など男性の保護の元でしか生活ができなかったということで、わかりやすく言えば《子供と同じ立場》であり、保護者=父親・夫が必要だった、ということです。

このような欧米の家庭の仕組みでは、夫(父親)がすべてを取り仕切ります。仕事をして金を稼ぐのも夫だし、家計を管理するのも夫、子供の教育方針を決めるのも夫で妻は《夫の指示によって家事労働だけをする家政婦》だったのです。

これが女性解放によって、女性達にも財産権や契約権などが付与されたため、女性達も男性と同等に自分で雇用契約を結び、労働した賃金は財産権によって自分のものになったわけです。

これが欧米で共働きが多い理由です。
そして家庭において「家庭を維持する家計費を保護者が出すのは当然の義務」なので、男性と同じ権利を得た欧米女性達は当然に家計費を夫と平等に負担し、二人で協力して家庭を維持するようになったのです。

これが《欧米で男性の所得が下がっても、婚姻率が下がらない理由》です。つまり夫の給料が少なくても、妻がそれを補充して家庭の生活レベルを維持するので、婚姻率が下がりにく、出生率も日本よりも高い状態になります。もちろん女性達が働くので昔に比べれば婚姻率も出生率も下がるのは致し方ありません。

で、こういう社会の女性達は「男の年収は〇〇ぐらいないと結婚できない」とは言わないし、デート代も割り勘が普通だし、元々家計を管理していた男性も家事をするようになるわけです。

日本は真逆です。日本の場合「結婚すると夫はATM」と揶揄されるように、日本の家庭は《夫に収入があること》が最大の条件になります。
 もちろん共働きもあるのですが「子供を産んだら、子育てする私を夫が養うのは当然」という認識がまだまだ強いです。
 この部分、欧米では全然当たり前ではなくて、女性も数か月以内に職場復帰し、最低でも「自分の生活費は自分で稼ぐ」ことが求められます。

それは「男女平等に権利があるのだから、男女平等に義務を果たし、自分の事は自分でするのは当たり前」だからです。

つまり日本の女性達は男女平等と言いながら「結婚して子供を産んだら、夫が妻も養うもの」という認識で居る、ということで、そうなれば男性が《所得が低いから結婚できない》と思うのは当然の帰結になるわけです。

実際、日本では欧米の比べて、男性の所得の低さと婚姻率に正の相関関係があります。欧米ではそこまで強くありません。

つい先日も「デートで男性が奢るのが当たり前」とか「デートでサイゼリアは無し」という話題が出ました。欧米女性が聞いたら「日本の女は女尊男卑」と判断しますよ。
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他の方の言っているように、国全体が貧しくなっていることが一つ。


もう一つは、男尊女卑社会の酷さ。日本は諸外国に比べ男尊女卑が強く、なんの悪気もなく「女は犠牲になって当然(当たり前すぎて犠牲とも思っていない)」という社会構造になっています。
例えば、結婚すれば女が家事をするのは当たり前。男はしたら偉い。
女は洗濯も掃除もごみをまとめるのも洗剤の補充もシャンプーの保持もトイレットペーパーの買い足しも買い物も料理もしているのに、男はお皿洗いとお風呂掃除だけで「いい旦那さんね」なんて言われ、妻が感謝しなければ不機嫌に。そして旦那が不機嫌です…と相談すれば「あなたが感謝しないから」と責められる。
出産は無麻酔が普通、痛みも体調不良も実際にあるのに基本は保険非適用。陣痛時は医者の目の前で苦しんでるのに放置で当たり前、場合によっては「そのくらいの痛みも我慢できず親になれるのか」などの暴言。父親はなんの痛みも負わずに親になれるって言うのに。
昔はより男尊女卑が酷く、女性は結婚しないと生命活動の維持(要は食べることと、周囲に害されない安全をおおむね得ること)すら困難だったこと、子どもを育てること以外にキラキラしたものがなくそれを得られない自分は…と精神的に追い込まれることなどから女性が生きていくことは必須でしたが、
今は「自分一人食べていける」程度には稼げるようになりました。マイナス100がマイナス50になった感じです。
また、趣味も多様化し、子育て以外にも充足感や達成感を得ることができるようになりました。結婚しないこと、子どもを持たないことで周囲から攻撃されることも減り(なくなったとは言いません)、オートロックやモニターホンや街灯やカメラの普及で、外出時に男性を伴わなくても強姦や殺人の被害に遭うことも昔よりは減ったのだと思います(ここは暗数なので分からないけど)。

従って、男尊女卑社会で結婚して夫の奴隷となるよりは一人の方がいい、という選択が女性側にできるようになってきた。
なので、自分を奴隷にしないだろうと確証を持てる相手あるいは自分にとって大きなメリットのある相手としか結婚しない=昔に比べれば高望みである。
さらに男性側も前述の経済問題が大きい+女性が高望みになったため自分に自信がなくなったり逆ギレしたりでさらに自身の魅力を落とす+女性を得ること以外にも充足感や達成感を味わう術がある ということで結婚できない人/望まない人が増えているのだと思います。
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平成になってから、竹中平蔵がアメリカから派遣業を引き入れました。

それ以来、労働者の収入は、どんどん減りました。

男女ともに、結婚したくても、収入が少ないから、結婚出来なくなりました。
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