「拓者的布教者は、カトリック・キリスト教を知らない地域社会にはじめて分け入る役割を担い、その地域社会

「拓者的布教者は、カトリック・キリスト教を知らない地域社会にはじめて分け入る役割を担い、その地域社会が改宗可能であるかを判定し、可能であるならば自身が布教を行った。その際、布教の拠点としてテントを設営するか、より長期の使用を前提に丸太小屋を建てた。この小屋は、礼拝堂に発展していくであろう。」

ここでの布教者の出立ちをイメージするに、キャンプ好きの人やホームレス的な雰囲気だったのでしょうか？

そして布教者が「丸太小屋を建てる」という行為をすることがどこか滑稽で面白いのですが、掘立て小屋みたいなものですか？

掘立て小屋がのちに多くの建設作業員の手で壮観な礼拝堂に生まれ変わるのですか！？
それはそれは凄いことです！

No.2 回答者： 春閑 回答日時： 2023/06/18 10:55

日本に来た宣教師は、最初はインドでの体験に基づいていたらしいですね。

異国に到着すると、大抵は最初に出会うのは貧乏人。
だから貧乏人に最初は布教活動を開始する。インド到着時点ではそれなりのキチンとした身なりだったらしいですが、インドの貧乏人はカーストの下層にいるので、豪華な衣装＝カースト上位者に見える。インドではカースト上位者にはカースト下層民は、近づく事すら許されない。直接話をするなんて論外で、そんなことをしたら殺されても文句も言えない。そういう状況だった。
い
だから、綺麗な衣装をまとった宣教師に誰も近づかず、寄ろうとすれば逃げ出す始末だった。

その後、貧民と同じ汚い体にボロい汚れた服を着れば、貧民が自分たちの仲間だと思って集まり、話も聞いてくれるようになり、順調に布教活動が進むようになった。

日本も同じだろうという思い込みで、日本にも汚い体にボロい汚れた服で上陸した。
最初に出会った日本の貧乏人は、やはりボロを着ていたが着物も体も清潔だった。日本人たちは汚い宣教師をみると、かわいそうに思って服を脱がして服も体も洗い出した。その後は食事までくれておモテナシをしてくれた。

いきなり体を洗われたのには驚いたが、これなら大丈夫と安心して布教を始めたが、話は聞いてくれたものの、サッパリ乗ってくれない。むしろ、汚いボロを着ている俺たちと同じレベルかそれ以下の人間が、何を偉そうなことを言ってやがるとバカにされる始末だった。

日本は身分が上の身なりの良い人でも、下々と直接話をする国で、日本人はそういう権威を持っている人の話を有難く聞く。そういうところだったのだ。
その後、日本では立派な法衣に立派なマントを着て布教に励むようになった。

以上のように、宣教師は布教することが目的なのだから、衣装もその土地に応じて、ボロを着たり豪華な衣装で権威付けたり、とにかくその土地で布教しやすい出で立ちで布教したということだろう。

礼拝堂も、インドでは掘立小屋が多かったと思うが、日本では大名クラスや豪商などとの接点も早めに出来たと思われるので、そこそこ立派なものを作ることができたでしょう。

No.1 回答者： lv4u 回答日時： 2023/06/18 10:18

＞＞ここでの布教者の出立ちをイメージするに、キャンプ好きの人やホームレス的な雰囲気だったのでしょうか？

その人の着ているものとか、住居は、財政事情によるでしょうけど、その人の雰囲気はやっぱり「聖職者」って感じだったと思います。

>>そして布教者が「丸太小屋を建てる」という行為をすることがどこか滑稽で面白いのですが、掘立て小屋みたいなものですか？

住居が無い、あるいは、それが普通の地域であれば、掘立て小屋みたいになるでしょうね。

＞＞掘立て小屋がのちに多くの建設作業員の手で壮観な礼拝堂に生まれ変わるのですか！？

信者さんが増えて、お布施が増えたら、そうなるでしょうね。


ちなみに、幸福の科学の大川総裁が、この手の話を書籍に書かれていたと思います。
概略を言うと、「キリスト教などの布教者は、上記のような感じで、教会の支部の建物を建てていった。自分で、建設費の金策をやっていた。でも、当会（幸福の科学）の支部長は、本部から出た予算で支部建物が用意されて、建物が完成した支部に配属されている。キリスト教の布教者よりも、ずっと楽なんです」とか。

まあ、大手商社で、大きな資金を回して海外取引をやっていた大川総裁だから、お金や法律関係についてはベテランだったので、幸福の科学は、無借金経営なんだとか。（いろんな新興宗教について、多額の借金があるなんて話もされていました）

この回答へのお礼

今の日本であれば技術も進歩しているので、お金さえあれば簡単に建築できそうですが、古代末期当時のヨーロッパではどうだったのですかね。
たぶん多くの侵略者からローマ帝国を守るので精一杯で、布教活動のために人を派遣するのも結構な苦難だったろうと思われます。

お礼日時：2023/06/18 10:31