今朝、福田官房長官が但し書きをつけましたね。
 小泉首相の「全面的に支援する」でしたか?あの言葉はとても、非常にまずくありませんか?言質を取られたらどうしようもありません。各国元首がテロに対する批判に徹している中で他に言いようもあったのでは。
 問題は二つ、
1.「何に対してどこまで支援するか」という目的語が抜けているため、どのようにでも解釈されてしまうのでは?
2.国としての主体、意思を放棄するとも取れる、言葉一つで日本の対外評価をがっくり下げる言葉ではないのでしょうか?
 常に2言多いといわれる私に取ってさえ、「これはまずいよ~!」と慌てさせた小泉首相の発言。本当にまずいかどうか、皆様のご意見を伺いたい。
 聞いてみたところバイト先の店長は同意見で「今はごたごたしているから誰も何もつっこまないけど、前森首相の失言と同じ。後になったら野党がいろいろ言うのでは」というものでした。

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A 回答 (18件中1~10件)

根本的な問題として、小泉総理の発言は記者会見の場で


「今後のアメリカの対応を支持する」というものと電話会談での
「必要な援助と協力をする」というものであって、日本のマスコミに
ありがちな言葉の切り張りって感じがしますね。

さて、この事件、ここに書込みされている方は所詮アメリカのやる事
だから関係ないだろう。そんなことを言ったら日本までテロの標的に
なるじゃないかという主旨の発言が多いですね。確かに、これは
アメリカの事件です。しかし、犠牲者に日本人がいることを忘れては
ならないと思います。路上爆破テロでたまたま日本人が通りかかって
犠牲というのであれば、不運だとは思いますが、あのビルに日本企業が
入っていることはテロ組織も承知のはずです。意図的にではないにしろ
テロの標的として日本人が犠牲となったわけですから、日本の指導者で
ある小泉総理が「毅然とした対応をとることを支持する」と発言する
ことは良いことだと思います。

各国元首がまだなのに、日本が先駆けて支持表明をしたことに
「まずいよ~」と思っていらっしゃるようですが、平時は日本が国際社会で
リーダーシップをするべきだと言う人まで、いざ、事件があると各国の対応を
見て判断しなければならないとか言い出すところに本音と建て前社会だなー
って思いましたよ。むしろ、日本が先駆けて表明したことには大きな意義が
あると思います。湾岸戦争のときの対応はまさに後手、後手であり、結局
支援金だけだせばいいという結果になってしまいました。しかも、高額の
支援金を捻出したにも関わらず、クゥエートの感謝ポスターには掲載されない
馬鹿らしさ。あの頃から国際社会では行動しなければ認められないという
認識をみんなが持ちはじめましたよね。

小泉総理が即座にG8議長国であるイタリアの首相と電話会談をしたところ
をみると、アメリカが直接行動を起し、G8がそれを支えるという構図にし
日本が国際社会に貢献できる国であると示したかったのではないかと思います。
もっとも、アメリカの対応はNATOの条約発動へと移ってしまいました。
つまり、欧州の主脳はアメリカの報復攻撃に対して軍事的にも協力することに
決めたんですね。この辺がなぜアメリカの基地防衛に自衛隊を出すんだ、とか
国民の税金を何だと思ってるんだなーんて、えらい平和ボケした人がいるなって
感じですね。

もしも、小泉総理の宣言が遅れたら、アメリカ国民は「日本は冷たい国だ」
と思い国際社会は「日本はテロに甘い国だ」と判断するでしょう。その見返りに
多額の支援金を要請されるかもしれません。逆に「最初から協力するから
なんでも言ってくれ」というのはアメリカ人気質から考えると「その気持ちで
十分だ」という反応でしょう。いつも不思議なんですが、この手の批判を
する人達って仕事場などに外国人がいて、彼らと議論しているのでしょうか?
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この回答へのお礼

>根本的な問題として、
と仰っているところからすでに、すみません、私にはわかりません。最初から書くべきでしたね・・。私が「まずいのでは?」と指摘した小泉首相の発言とは、テロ直後の第一声「日本はアメリカを全面的に支援する」うんぬんという声明全文で、これは画面のブレ、音声の食い違いなどで判断する限り私が見たものは切り貼りされたものではありませんでした。
 私は、テロはアメリカで起きたものとはいえアメリカそのものと資本主義・民主主義への攻撃としてテロを受け止めており、そのため小泉首相があのタイミングでテロへ批判的な声明を発表したことは高く評価しております。被害者も事故直後のAFP調べではイスラム圏出身者が多数含まれており、もちろん死者が多いから大きな態度で報復を行うことが許されるというものでもありませんが、その意味でも人間の生命を軽んじるという実に言語道断の行為であると感じています。
 つまり、各国首相が対テロ声明がまだなのに日本の首相が一番乗りしたことにまずいと感じているわけではありません。わかりづらい質問文で申し訳ありません。
 あの小泉首相の声明の「中身」を問題としたのです。単なる言葉のあやをつついているだけなのか、それとも英語に翻訳されても問題の残る発言であったのか、個人であれこれ考えるよりは皆様に伺いたく思いました。それに、対テロ声明発表が一番乗りであったというだけで「リーダーシップをとった」とはまさか世界の誰もが思いはしないのでは?(^^;)
 声明が遅れなかったという点ではもちろん同感です。というより、ここで遅れるような方もいないと思いますが・・。・・・・・・・・・・・・森首相でなくて、ヨカッタのかも・・・・・・(--;)。
 残念ながら私は日本生まれの日本育ちで、アメリカ人気質についてアメリカ人ほどは知りません。
 国民性というものの存在を無視するわけではありませんが、「人種のシチュー」とも呼ばれ多数の民族と文化が存在する、日本の24,5倍の国面積をもつアメリカでどれほど一定の「アメリカ人気質」が指摘できるのかも疑問に思っています。もしアメリカで生まれ育っていたとしても周囲の人間は同じような人生コースをたどる人ばかりで、正しく「アメリカ人気質」を捉えるのは難しいと思うということです。「仕事場にいる外国人」も、おそらく似通った境遇の人ばかりで彼らのみ見て「気質」を捉えるのは無理があるのではないでしょうか。
 私の知る限り、アメリカとはアンフェアであるという批判を嫌い、社会のあるところにゆがみがあったらその中枢から告発がなされるような公正さを持ち、その反面やられたらやりかえすところや、極端から極端へはしりがちでもある国。悪く言えば一国超大国主義のおごりも見える、戦争勃発を防いだことのない二院を抱える国です。ほかにもいろいろ考えていたのですが、長くなるからこの辺で。
 ところで、「この手の批判」って・・・?これをごらんになったのなら、ご補足ください。

お礼日時:2001/10/02 20:05

リクエストにお答えして再度の登場です。


根本的な問題というのは小泉首相の宣言は「アメリカの対応を支持する」であり
「支援する」とは言っていないこと。つまり、アメリカが報復攻撃を行っても
日本はこれを批判しないということです。「支援する」というのは、その後の
日米電話会談において「必要な援助と協力する」での発言です。
これをマスコミがまとめて「アメリカを支援する」という言い方になっただけです。

アメリカは法治国家です。日本の法律を超えて派遣要請することはできません。
というよりアメリカが派遣要請をするメリットはどこにもないからです。
少なくとも日本人が交戦を目的とした派遣など受け入れられるものではありません。
そうなると安保当時のごとく過激派が登場するかもしてません。これにより
日本国内の米軍基地さえも日本人テロ組織の目標になってしまう危険があります。

湾岸戦争のように国として軍事的にもまとまっているイラクが相手であれば
派遣要請の可能性もあるかもしれません。しかし、永年の経済封鎖と内戦で
国力が脆弱なアフガニスタンの軍など武装集団にしかすぎません。
したがって、アメリカがその言葉を盾に派遣を要請するとは考えられないし
有名な「旗を見せろ」も日本側の勇み足でしたしね。

>対テロ声明発表が一番乗りであったというだけで「リーダーシップをとった」と
 はまさか世界の誰もが思いはしないのでは?

そうです。別に当たり前のことであり私もリーダーシップを取ったとは思いません。
私の感想は、あの時点で同盟国である日本が非同盟国である国々に先駆けて発言を
することは、よく言った!というより、当たり前のことだと思います。

>「仕事場にいる外国人」も、おそらく似通った境遇の人ばかりで彼らのみ見て
「気質」を捉えるのは無理があるのではないでしょうか。

外国人=西洋人と捉えるとそうかもしれませんが、私はこの問題を韓国人、
バングラディッシュ人、メキシコ人等と話し合いました。この手の批判とは
海外派遣につながる事象を批判する人達です。前述のように、
アメリカが現時点で日本に派遣要請するメリットはどこにもなく、
その宣言をしたからといって外国人は「日本はアメリカに従属している」とは
思っていないことからも、この手の批判は日本人が「外国からこう見られるのでは?」
という感情で日本の政府を批判することが多く、なんだか滑稽だなって思います。

最後に、日本はアメリカの同盟国です。日本が攻撃された場合は協力してくれるという
建て前で信頼関係が成立しているわけです。そして、協力してくれるのはアメリカでは
なく、アメリカ人であることが大切です。その彼等を納得させるためには
単なる友好関係ではなく「なんでも言ってくれ」とまで発言できる友人関係を強調する
ことは、日本の国防の責任者として当然の発言であったと思います。

現にこの発言は数カ月たった今でもどの野党も国民に届くほどの批判はしていませんし、
民主党に至っては党として自衛艦の派遣に賛成してしまいました。
結局、日本の総理大臣として至極当然の発言をしたまでではないでしょうか。
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こんばんは、naozと申します。


この質問も凄い反響を呼んでいるようですね。でも確かに気になるところですよね。

アレは確かに「日本も出兵する」にもとれますよね。
だけど誰もそれが現実のものとは思わない。我々日本人もアメリカ人も。
だからあの程度の言葉は何も意味がなくアメリカも特に気にもしない。
ブッシュ大統領は「全世界を巻き込む」といいましたが、日本は入っていませんね。

問題は発言に具体性がなく真実味がないというところなんじゃないでしょうかね。
だから日本は政治面において国際社会に無視され、揚げ足とりには揚げ足取られるんですよね。

私としてはあの時の発言としては、「日本も人的支援も視野に入れ」もしくは「日本は経済的に全面的にバックアップする」のどちらかを言って欲しかったですね。もちろん前者は問題ありですが。曖昧な発言をするぐらいならという意味で。

もう一つの問題は日本国内の米軍施設の警護だと思います。
現行法では自衛隊が米軍基地を警護することはできないらしいですが、できるように法改正をするとのこと。法改正はいいでしょう。しかし、「19日に予定されてる臨時国会で」は、ちょっとお粗末じゃないですかね?
要するに、次回同じことが起こったときのため?って感じですよね。
日本の危機管理もここまでヒドイとは・・・。ガッカリです。
発言のみならずこういった行動・判断力のなさが日本の対外評価を下げていますよね。

だいたい未だ支援の具体的方針も打ち出せない政府に何ができるでしょうか?
湾岸戦争の時と同様結局今回もお金だけ大量に垂れ流して誰にも感謝されずで終わりそうですね。

日本が本当に世界正義のためにどのように貢献できるのか。この問題は大いに議論する必要があります。しかし残念ながら日本ではそのような議論はみんな避けています。だれも玉手箱を開けたくはないのです。
ここで思うのは小泉首相のメールマガジンです。事件後配信されましたが内容は「特に・・・」という感じでしたね。こういうときこそメールマガジンをとおして国民に意見を乞うというのはどうでしょうか?国民の未来は国民が責任を持って決めるべきです!

だいぶYusuraさんの問題から話しがそれてしまいましたが、私は首相の言葉尻だけの意味のない発言に一喜一憂することよりも、日本の貢献の形、日本の方針の確立といったことが本気で議論されないことが問題だと思います。
>後になったら野党がいろいろ言うのでは
に関しては、後じゃダメなんです!今なんです!

質問の本旨である
>小泉首相の発言。本当にまずいかどうか、皆様のご意見を伺いたい
ですが、私の意見としては「内容に乏しい。あの程度ならどの政治家でも言ってしまって後で叩かれる。小泉お前もか~。」って感じです。
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●こういう分析は失礼かもしれませんが、対米感情の問題ではないでしょうか。


「何でもする」と言えるのは、「親友」か「主人」に対してだけです。その発言は、対等の関係なら最大限の好意の表現であり、従属関係にあれば全くの忠誠心からです。
これを「主体、意思を放棄している」と感じるのは、日本はアメリカに従属していて、且つ、それを屈辱的に感じているからでしょう。

●友人に対して「何でもする」と言えるのは、相手が不当なことを要求してくるはずがないと信頼しているからです。そして、対等な友人なら「何でもする」の中身は主体的に決定してよいはずです。
日米関係が同盟関係(対等な友人)だというのは、確かにフィクションです。従って、アメリカは日本に不当な要求をするかも知れません。
しかし、外交はフィクションを演じる場なのであり、もしアメリカが不当な要求をしてくれば、対等な友人を演じて拒否するべきなのです。

●後は「何でもする」の内容を具体的にどのように示すかによって「何でもする」の真価は決まるでしょう。
「何でもする」の言質によって不当な要求を呑まされたら失言ということになります。しかし、「何でもする」は従属者としての発言ではなく対等な友人として主体的な支援をすると言う意味だったということが示せれば、この発言は評価されるべきことになります。
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この回答へのお礼

 回答をありがとうございます。遅くなって申し訳ありません。
 
○もし、独立国家であるべき母国が他国に従属しているならば、自主的であれ強制であれそれを屈辱でないわけがありません。中東和平問題と呼ばれる問題はその辺にも起因するんじゃないかと思うことがあります。他国の軍隊が「あんたたち何するかわからないから。」といって居座られてたら、国の面子丸つぶれ以前に一人の国民として大変不愉快でしょうから。いくら政治腐敗の進んだ地域とはいえ。
 日本に話を戻し、友好関係であれば屈辱ではありません。問題は、従属しているととられかねない点です。

○友好関係と、人間個人の友人関係は別物であると私は考えています。国を代表している場合、政治家であれば自国の権益を何よりも優先させるのは抜きがたい政治倫理でなければないはずです。その意味でも小泉首相の発言はその倫理に反すると感じます。
 二点に、
>対等な友人を演じて拒否する
 最初に「何でもするよ」と言ってしまえば、後から「これはできないあれはできない」と足すことは非難されるのではという意味でも「まずい」と感じたのです。直接的に「何でもする」と言ったわけではなく、むしろ「全面的に支援する」であったので、どのような英語に訳されたのか興味のあるところです。
 

>対等な友人として主体的な支援をするということを示す
 私が最大のポイントだと思うのは、「前の発言の真意はこうだった」と後づけができないという点です。もちろん、つけたすことはできます。しかし、政治家が数々の発言を後から「真意はこうだった」と付け足すのを、どうごらんになりますか?
 その場で語った言葉はそのときの100%の言葉であるべきです。もちろん大変難しいことかもしれません。が、簡潔かつ広い年代にわかりやすく、過不足ない言葉で発言すべきです。後から訂正しなくてもすむようにね。
 

お礼日時:2001/10/02 19:01

No.12のriv20さんと同様、私も小泉首相の発言には賛成の意見です。




1.日本が軍事的面では大したことができないのは、湾岸戦争以来周知の事実で
  す。(国際的には恥ずかしいのですが、憲法上の制約があるから仕方がない)

  基本的にブッシュ政権には知日派が多く、日本に何ができるかはわきまえて
  います。それを証拠に、NATO加盟国に対しては「集団自衛権の行使」を
  要請していますが、日米安保の相手国である日本には、そういう要求はして
  きていません。
  当面は、米国を指示する姿勢を示しているだけでよいかと思われます。


2.これはいわゆる無条件に「対米追随」しているのではないかということを
  懸念しているのでしょうか。
  もう少し日本独自の立場で発言してもよいのではという意見もあるかも
  しれませんが、私はあの発言内容はまずまず合格ではないかと思います。

  日本も犠牲者が出たという点では、アメリカと同様、テロの被害にあって
  いるわけです。テロ行為を容認できない以上、テロリストと断固戦うとい
  うアメリカの姿勢を指示することは、日本の国益にもかなっているのでは
  ないかと思います。
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この回答へのお礼

 すみません、時間があまりないのでまた後日改めて補足させていただきますが。
 
1で仰っている「軍事面で国際社会に対し貢献ができない」ことを恥じる必要はまったくないと思います。それが日本の打ち出した戦争への立場ではないですか?
 50年前の反省としてもう他国に対し積極的に攻撃はしない、そういう立場にいるのだから、恥じる必要はないはずです。たとえ現実にそぐわなくとも、「日本には第9条がある。」と誇りを持っていいはずです。
 ま、平和ボケといわれればそうなんですが、もし外国人にそういわれたら「じゃあ貴方は戦争を支持するのか?」と言い返せばいい。話し合いですべてがまるくいく世界ではありませんが。

2 無条件の対米追随、確かにそうです。それもあります。
 ただ、テロリストには屈しないという点では同じでも、日本とアメリカではその方法手段は違うのではないかと思います。アメリカは強硬手段も辞さない国です。それを全面的に支援するのは、日本の国益に反する(=安全保障の理念に触れるから。)と私は考えます。
 
 今回の対米テロが発端で戦争にまで発展しなければいいのですが。
 狙ったものかどうか、サウスタワーへの攻撃は全米に生中継されてしまいました。ニュースを見ていて私は涙が止まりませんでした。これだけ平和な国に生まれ育ってテロをほとんど別世界の出来事のように見ていたのにこれほど衝撃を残し、また怒りを覚えるとも思いませんでした。絶対に、これ以上泥沼化してほしくない。これ以上たくさんの人間が死んでほしくない。テロの犠牲になるのも、世界のパワーゲームの犠牲になるのも同じだと思います。
 それに日本人の方もいまだ20数名が行方不明なのに、アメリカは日本側の救援、捜索を断ったと聞きます。確かにアメリカのほうが救援のノウハウ、物資・人間ともに揃っていますが、日本は機器類では優れた機械をより多く出せる聞きました。
 ブッシュ大統領は中国を除いたアジアは軽んじている大統領だと思いますが、それでもここまで無視されるとは。残念であると同時に日本の「顔のない外交」のつけだとも思います。

お礼日時:2001/09/16 04:33

補足要求がありましたので「ANo#3.」に対する「お礼」に基づいてまた書き込みさせていただきます。




>まずくはないと思います。要するに、小泉首相は「一言多かった。」のです。

いきなり何がまずくないのかよく分からないのですが、あとに続く文の内容からいろいろ考えた結果、「もっと支持を限定的かつ具体的な内容にするべきだった」というご主張かと思われます。
もちろんそれが可能ならその方がいいでしょうが、必要最低限の内容を盛り込んだ上で具体的な問題を生じないように回答する時、あの時の小泉首相以上に優れた回答は私には思い付きません。
実際に御自身で声明文を考えてみてはいかがでしょう? 盛り込むのに必要とされる要件は、「テロに決して屈しない(国際的な常識)」、「米国の報復行為を支持する」、「今の段階で軍隊を出す事は明言できない(国内事情)」あたりかと思われます。

>後からいちいち言い訳しなくてはならない発言は、国際社会の舞台において大人気なくはありませんか?少なくとも、欧米の政治家の感覚を見るに失言と私にさえ言われても仕方がないと思いますが。

もちろんそうしないで済むに越した事はありません。しかし、言質を取られてあとで修正するはめにあう(これが失言)よりは遥かにましです。後解釈に持ち込む程度の恥を恐れて弱気な態度を取るのが良くいわれる「日本の建て前外交」です。外交のうまい国は意地でも建て前を貫きます。自分達の発言を自分達の立場で解釈するのは当然です。外国が外国の立場で勝手に解釈してきたら毅然と非難すべきです。


>ただ、非常に昂奮状態にあり、ぱっと感情的に言葉を発したように見受けました。

それが本当なら即座に首です。逆にいって常識的には一国の首相がそんなことはしていないととるのが普通です。報道にマスコミの主観が入っていないか、報道の解釈に自分の主観が入っていないか、そこまで考えるのは大変ですが、人を非難するにはそこまで考えるべきでしょう。


>問題なのは、あの時点では出兵だの戦争だの云々自国の憲法がどうだのそこまで考えて発言する必要はなんらありませんでした。

とんでもありません。これができないようでは即座に首です。言質をとられたらどうするのですか?


>おっしゃっているような「軍隊を派遣」することについて何か言明する場ではありませんでした。

その通りです。だからあの場では首相は言明を回避したのでしょう。


>首相が、そんな時期でもないにも関わらず国内の今後をも視野にいれて自衛隊の複雑な立場を慮った声明を最初に出さなければならなかった、という意味ですか?

そんな時期ではないというのははっきりと間違いです。公式会見の場ではそういった複雑な立場を考慮しなければなりません。それができない人は即座に首です。最近思い当たる首相がいますね。
首相クラスともなれば、公式の場に限らず、私的な場面でも軽はずみな言動は許されません。

>私としては、テロ直後に元首が自分の国の立場を踏まえて発言することは当然だと思ったのですが。

その通りです。まさに当然です。

この回答への補足

すみません、この場を借りて皆様に申し上げさせていただきます。
 これほど反響をいただけるとは思いがけず、また私としてはいろいろなご意見を伺う事ができ嬉しく思います。が、申し訳ありませんが事情があり両日中に全ての方にお礼と回答をさしあげることが難しいのです。お礼が遅れる方には申し訳ありませんが、当方の勝手な都合をご了承くださいませ。
 
 さてbobさん、2度目のご回答をありがとうございます。
 前回の回答でいきなり冒頭にのべた「まずくはないと思います。」は、「外交的にまずいのでは」と仰られたことに対する言葉です。「言質を取られない」と、「はっきりした意見を言う。」は「矛盾はしないと思います」とお考え下さい。
 
 私はあの場の発言は、全世界に向けたテロに対する自国の立場の表明と捉えました。だからもし私が首相だったら、罪の無い人々の命を軽軽しく扱ったテロに対し強い怒りを覚える、一方的な暴力で主張しようとする唾棄すべき卑劣きわまりない行為で強く憎む、今回の悲惨な結果は人間の社会そのものへの攻撃であり断じて許すことはできない、という声明になったでしょう。小泉首相の発言を見ながらそう思っていました。また、同時に各国元首の当初の声明はテロに対する批判、こんなことが起こってしまった悲しみに終始していたと思います。
 ところで、14日(金)の朝日新聞2面にも、私の意見とほぼ同じ主旨の「前のめりはよくない」というコラムが載っていました。私の意見をよりわかりやすく書いてくれていますし、もしよろしければ目を通してみてください。
 朝日新聞という大新聞に載っていたからではなく、私は日本の立場、今後どのように諸外国の目に映りたいかという外交方針はアメリカのそれとは違うと思うのです。だから、全面的な支援を誰も何も言わないうちにばさっというのは「早すぎるのでは」と。

補足日時:2001/09/16 04:05
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参考URLのような捉え方もあります。

このサイトの緊急告知を見てください。なお私自身がこの内容をそのまま受け入れているわけではありません。事象の見方、ということで取り上げさせていただきました。
アメリカ政府の公式発表の情報は、すべて管理されたものです。この件以外も、すべて。CNNなどの独自の情報というものも形を変えたアメリカ政府に選択された情報です。
高度な世論操作として情報管理をしているのはよく考えればわかることではないでしようか。それは一概に悪いことではないし、必要なことでしょう。ただ受け取る側としては、その情報がどのような意図を持って、つまりどのようなフィルターを通して発信されたか、ということを吟味する必要があります。
情報が中途半端な段階で、しかも吟味もしてないような時期での、これからの選択肢を狭めるような発言は、自らの行動を決定ずけてしまい、首相という立場である以上それがそのまま国益を損なうことになるのです。「靖国問題」とまったく同じ失敗です。まるで学習してませんね。
憤りを感じた段階ではそのことのみを表明するにとどめるべきであって、今後の日本の出方を制限するような、いかなる発言もすべきではないのです。あの時期は(今日の段階ですら)強い憤りとアメリカ国民感情に対する深い共鳴を発言するので十分です。ほかの国のトップの発言(第一声)はみなそうでした。
先か思いやられます。

参考URL:http://www.luvnet.com/~sunraworld2/
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この回答へのお礼

 ありがとうございます。
参考URLは興味深く読ませていただきました。私としてはすべての面で増田氏の意見に賛成するわけではありませんが、オサマ・ビン・ラーディンの事件関与に関する証拠提出がないという意味では賛成です。
 最近ではメディアでも取り上げられるようになってきましたね。「証拠がなくてもアメリカの行動を支持する」という声明はそのまま、軍事協力に参加する各国の戸惑いの表れかもしれません。
 
 繰り返しテロとオサマ・ビン・ラーディンの映像をセットで流されている今では、首謀者がイスラム過激主義の行動だと信じていない人を探すほうが難しいかもしれません。しかし、私としてはパウエル国務長官の「テロとオサマ・ビン・ラーディンとの関連を示す証拠書類を近いうちに提出できるだろう」という言葉の「近いうち」が、軍事行動が起こされる前であることを願っています。
 
 小泉首相の発言についておっしゃっていることはまったく同感です。「靖国問題」は少しわかりませんでしたが・・。

お礼日時:2001/10/02 19:18

タイミング、内容共に及第点だと思います。



1、まず、先進諸国の一員として、テロと対決する意思を示したこと。あの段階では、具体的に何をどうする、ということまで踏み込むのは、むしろ言いすぎとなります。
またほかの先進諸国よりも踏み込んだ表現により、混乱状態にあったアメリカ国民を勇気付けるものだったと思います。

2、「全面的に」という表現が、「憲法の枠を越えて」という内容を含まないことは国際社会の常識であり、もしも米国が憲法の枠を越えた協力を要請した場合は、そのほうが非常識であり、「日本に法治国家であることを放棄する要請である」として拒否することに何の問題もありません。

3、ドイツも、「協力する場合は後方支援のみとなるが・・・」と表明していると、小耳にはさみました。事実であれば、日本が後方支援のみの協力となっても、米国民は納得してくれるものと思います。

4、最良のシナリオは、今回のテロの首謀者の住んでいる国がその首謀者を引き渡すこと。そのためには、テロリストをかばうと全世界を敵にまわすことになり、その結果大変な被害を被ることになる、と危機意識をもたせる必要があります。その意味からも、「米国の報復行動に関しても支持する」と明言したことは効果的であると思います。

「この発言で、日本もテロの標的なる」という人もいますが、今の段階でこれを口にすると、テロリストを勇気付けることになるので慎むべきだと思います。
ただし、今回の事件が片付いたあとも、日本はこれまで続けていたようなアメリカに隷従するような外交を続けていると、間違いなく狙われるでしょう。その意味では、小泉発言は「まずい」と思います。
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まずいですね。


森さんはサメの脳みそでしたが、小泉さんも物事の周辺を考えずに発言してしまうきらいが気になります。

それより、パウエル国務長官が昨日、各国からの支援や表明についての感謝の声明を発表していましたが、Japanとか、Koizumiという単語はひとつも出てきませんでした。
もう既に無視されてます♪

個人的な意見ですが、日本にはアメリカをはじめとする欧米各国の「報復」に同調するのではなく、いちはやく中東との対話を開始して、「武力による報復ではなく、話し合いによる和解と再発の防止、犯人の特定」にこそ心血をそそぐべきだと思います。

このまま「報復」の後方支援にまわったとしても、アラブの市民を傷つけることには変わりありません。血で血を洗う行為に日本が加わるのだけは我慢ならないです。
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この回答へのお礼

 サ・・サメの脳みそ・・・。仰いますな(笑)。外交機密を必要のないところでバラしてみたり(あの時の、打ち明けられた相手のうろたえた顔を今でも覚えています)、毎月前半と後半でご自分の意見が180度違ったりして、なかなか楽しい方でした。それが日本の行政トップでなければね。
 ところで、Waspよりのブッシュ大統領(選挙中の遊説先も保守的な白人層相手が多かったように思いますが)のみならず、パウエル国務長官にまで無視されたのですか?ブッシュ大統領がホットラインをかけた中にも、日本はなかったとか。日本側から要請した、というのは知っていましたが。ブッシュ大統領はその外交の疎さを日本にまで伝えられる方。まあ日本は眼中にないだろうと思っていましたが・・。
 しかし、パウエル国務長官にまでというと、何か日本側に足りないところもあったのでしょうか?感謝されるだけのことはしていないと思われたのでしょうか。今回は無視されたことで、首相の発言も大して注目されず不幸中の幸いということになるのでしょうか?

 個人的な意見と仰っておいでですが、私は賛成します。せっかく無視されていることですし。2者が対立しているときに、それを諌められるのはどちら側の陣営の立場にいるものでも無理です。そのための第3者の道が日本の安全保障の原則に沿うのではないでしょうか。
 

お礼日時:2001/09/16 03:58

「まずい」と思います。



その理由ですが、私はテロは卑劣極まりないと思うと同時に、それに「軍事的な報復」を加えることも、(言葉を選んで言えば)よろしくないと考えるからです。アメリカが軍事的な報復を加えることはほぼ予想がついていた、それに対して全面的な支援を口にした、つまり戦争肯定を前提にした発言ですから。

アメリカが当初、一緒に戦おうといった国のなかに日本はありませんでした。政府はそういった風潮をよしとせず、湾岸戦争時の汚名を晴らすべく、小泉首相に早い段階で、口に出来る範囲で最大限の同盟発言をさせたのだと思います。一種のポーズでもあり、小泉首相の性格に沿った言葉であったと思います。しかしこれでは、ヒートアップする世界を冷ます役割だって果たせたかもしれないのに、その可能性を捨ててしまいました。どうする気なんだろう、日本政府は。戦争に本格的に参加するのでしょうか?
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この回答へのお礼

 そうですね。日本の立場は、テロを憎み、それと同じぐらい一方的な軍事的制裁も憎むという立場ではないでしょうか。
 圧倒的な軍事力で関係のない人間までおおぜい殺しても、テロにたいする解決には何もならない、他国を攻撃することで国民の溜飲を下げさせるような真似をしてはならない、そう軍事行動に走る国々をいさめるべき立場にいる、またいられる国ではないでしょうか?
 その立場を、テロ直後の声明ではもちろん前もって言っておく必要もありません。
 しかし仰っているご意見に賛成です。ヒートアップした世界を冷ます役割・・。そうあって欲しかったですね。
 書いている途中で、書きたいことが後ろ頭つるつるで走り去ってしまいました。中途半端になることをお許しください。思い出したらまた書きに来ます・・。

お礼日時:2001/09/16 03:48

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