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ユダヤ人は、なぜ差別されたのですか?キリストを十字架にかけたからですか?

A 回答 (14件中1~10件)

一神教でカネを貸して利息を取る金融業を許していたのはユダヤ教だけです。


ゆえに、ユダヤ人の中には高利でカネを貸し、暴利を貪ったり、返済できない債務者からは田畑や家を没収したり、娘を売春屋に売り飛ばしたりして、債権を回収するような血も涙もない行為を行う人たちもいたわけですね。
その辺はシェイクスピアの『ベニスの商人』でイメージされます。

というわけで近代になっても、ロスチャイルド家など金融で大儲けして有名になった一族も出たわけですが、第一次世界大戦でドイツが敗北した理由も、多くのドイツ人がユダヤ人がドイツから資金を引き揚げたことが最大の原因だと思っていましたし、敗戦後のハイパーインフレで苦しむドイツ人に対し、ユダヤ人金融業者だけはドイツ人から資産を奪って大儲けしていると思われていました。
これがナチスの扇動によって、ユダヤ人を強制収容所に送り、彼らの資産を奪った原動力になりました。ドイツ人からすればユダヤ人に奪われた資産を取り返したという感覚でしょうか。
とはいえ、金融にはタッチしていない多くのユダヤ人も無差別にやられましたから大変な大惨事というか、明らかにナチスの巨大な犯罪です。

日常的な話では、ユダヤ人は安息日には一切行動しないのが原則でしたから、地域社会のイベントには参加しないなど協調性のない点も異質な人々と思われていたでしょう。信教の自由なんて尊重されない時代ですからね。
金融業者に限らず、一般のユダヤ人も異質感を持たれていたことは間違いないでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。大変勉強になりました。目からウロコが落ちました。

お礼日時:2023/10/30 23:31

ユダヤ人の問題は、黒人や女性に対する人類の行動パターンと同じです。


アメリカ人が黒人を自分より下に置くのは、黒人が優れているのでそれを恐れたから。
男性が女性を下に置く歴史を作ったのは、子供も産める女性が男性より優れているから。
ユダヤ人も…
人類は、自分より優れるものを恐れ、抑圧して自分の支配下に置こうとする習性があります。
源頼朝が優秀な部下を恐れて殺したのと同じですね。
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こんにちは。


まあ、まじめな議論ではいろいろな説や観点があるのでしょうが・・・。
次のような論ではいかがでしょう。

① 人間は誰かを見下したい気持ちがある・・・特に自分が苦しい場合は・・・
 これは理解できますよね。自分を最底辺と思いたくない。誰かより「上」だと思いたい。
 見下すポイントは、多少劣るように見える点があって「束ねやすければ」何でもよい。
 女性だから、若いから、肌が黒いから、〇国人だから、太っているから・・・・。(今では理性の制御が必要です)
② ユダヤ人(ユダヤ教信者)は束ねやすかった。
 自国を持たないのに戒律の厳しい独特の宗教とそれに基づいた同胞意識を守っていた。結果として、世界中をまたにかけて連携するコミュニティを作る傾向や、苦しい中でも子供への教育には熱心で財産を貯める、貯められる傾向があり、この点は「意地汚い」と見下されるポイントにもなった。
(愛国心を喧伝したり芸術のための散財をする貴族文化と異なる点等が目立ちやすい。「キリストの処刑」は後付け理由でしょうね。)
③ 戒律の厳しい宗教は歴史の偶然かも
 世界中で自然発生的にいろいろな宗教が生まれた中で強い一神教だったことは偶然かも。まあ、他の多神教でも筆頭となる神がいるし、ユダヤ教でも尊敬すべき預言者や悪魔(悪の神)や堕天使は存在するので、極端に違うわけではないとの考え方もあるが・・・。
 そこに加えて、捕囚時代があるとともに解放された歴史があることは特別な偶然かな。バビロンの捕囚やエジプトでの迫害という形で民族全体が迫害される時代があり、それだけならいろんな民族で似たようなことが起きていたが、ユダヤの場合はいずれも長期化して信仰が消滅してしまう前に解放(脱出)できた。
 この結果と一神教が組合せって「苦しい時期は神の罰。どこに行っても謙虚に耐えて信仰とコミュニティを守るべき」(いずれ良いことがある)との独特の戒律宗教観が生まれた。
(これゆえに、長い間「自国の領土」へのこだわりをほどほどに他の民族と共存もできた・・・。逆にイスラエルが建国されたことで「ユダヤ人」の同胞意識にむしろ亀裂が生じている感もある・・・)

 ちなみに、ナチスは極端としても、ユダヤ人(ユダヤ教徒)の歴史は各地で差別を受けてきた歴史のであるものの、例えばイスラム教とはうまくやってきたとも言えます。
 イスラム教は利子を禁止する等、通貨や経済に冷淡なので、イスラム系国家ではこの「汚れ仕事」をユダヤ教徒が引き受けてくれた。「財務大臣」をユダヤ教徒がつとめていた王朝も少なくないようです。
(イスラム教ではキリスト教もユダヤ教もイスラム教の一派の扱いでもあります)

さてさて、長くなりましたがいかがでしょうか。
お役に立てば幸いです。
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1,人種が違う。


 本来のユダヤ人は、色浅黒く
 鷲鼻のアジア人。

2,宗教が違う。

3,それだけで、差別の原因になるが
 ユダヤ人は、当時卑しいとされていた
 金融業に特化していた。
 金融業は嫌われるし、儲かるからもっと
 嫌われる。

4,ユダヤ人は、祖国無き民、と言われており
 祖国が無いから、愛国心もなく
 居住する国の利益に反する行為を平気でやる
 と信じられた。
 これが、ヒトラーの逆鱗に触れる。
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wiki などを読めば詳しく書いてあるのだろうけど(読んでいないw)、やはり宗教が違うのが一番の理由でしょう。


簡単な話、あなたの身の回りに元オーム真理教徒や統一教会の人が引っ越してきたって感じですよw

イエスもユダヤ人だしユダヤ教徒だったわけで、中東の人、今でいうパレスチナ人のような人だったわけです。そんなわけでキリスト教もローマの国教になるくらいまでは、そういう人たちに信仰されていた宗教だったのですが、いわゆるゲルマン人(白人)が大量に押し寄せてきて、人懐っこくオレっちも同じ宗教信仰するから仲良くすんべなどと言って大量にキリスト教徒になったものだから、キリスト教徒が白人ばかりになって、終いにはイエスキリストも白人にされちゃったりしてるわけですw

ところでキリスト教は「あなたも神を信じますか?」「信じます!」でキリスト教徒になれるのですが、ユダヤ教はそうではありません。毎日のお祈りやら20とか30とかいう戒律とかを全部まもって、そんな生活を1年とか送ってようやく、ユダヤ教徒に認めてやろうかどうしようか、みたいな話になったりするようです。つまり面倒くさいやつらなのですw そんなところも一因なのかもしれません。

ところで中東の人たちはというと、新しい宗教キター、このニューウェーブの波に乗るしか!という感じかどうかはわかりませんが、多くはイスラム教徒になっているようです♪
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選民思想を持っていたから。



自分たちは神に選ばれた民族。
いずれ神の導きによって神の国の唯一の住人になる。
他の民族とは違う。

となれば、他民族との同化を拒むのは当然の成り行き。

加えてすこぶる付きの優秀さ。
とくに商業で才能が発揮された。

これを同じく商才に長けたギリシャ人から見るとどうなるか。

ローマ時代、ギリシャ人はローマの支配下に入った。
ローマの敗者同化路線を受け入れ、ギリシャ人は商業だけでなく安全保障にも公共事業にも全面的に協力した。
一方のユダヤ人は商行為上の平等は要求するのに選民思想の特殊性をタテに公共事業にも安全保障にも協力しない。

当然ギリシャ人は面白くない。
「おれたちは血と汗を流して商業路の安全に尽力しているのに、あいつらはなんだ」
というわけである。

ローマ人も面白くない。
こちらは商業の自由もコミュニティの自治権も与えているのに、神権政治にこだわって事あるごとにたてつくあいつらはなんだ、というわけである。
それでも付き合い始めの頃のローマ人、カエサルやアウグストゥスやティベリウスの時代はユダヤ人に同情的だったが、散々たてつかれたあとのヴェスパシアヌスや五賢帝となると、もう堪忍袋の緒が切れたという感じである。

キリストが十字架にかけられたのはあくまでユダヤ人同士の内ゲバであり、ユダヤ人以外には知ったことではない。
いちおう言っておくと、キリストはユダヤ教徒として死んだ。
キリスト教はキリストの死後に弟子が立ち上げた宗教である。
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ユダヤ人だけの文化を持っていて、その土地に同化しない。


しかし、潜在能力は驚異的なほど高い。
エジプトに移住時は少数だったのが、いつの間にか人数が多くなり脅威となったことから、ユダヤ人迫害→モーセによるエジプト脱出。
この時から。
古代イスラエルを建国後、たびたび他国に占領され植民地化されるも、ユダヤ人の生き方を改めず集団で文化を維持してきた。
キリストの死後、完全に国が消滅し、流浪の民となっても、ユダヤ人としてのグループを維持してきた。余所から来た風来坊のくせに、成功して大金持ちになるパターンが多く、嫉妬から恨みを買っていた。よそ者=ユダヤ人というのは差別する理由として充分。
ヒトラー率いるナチスの迫害が近年大きな迫害。迫害してユダヤ人を国外へ追放。残った財産を没収して戦争のための資金にしようという意図で。
歴史上、何度も迫害された民族。能力は高いけど、暴力に弱い。今の学校なんかのイジメられっ子とそっくり同じですね。
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古代社会では特異な一神教を信仰していて、他の宗教を厳格に排除したから。


中世以降のヨーロッパでは、最も身近な異教徒で異分子であったのでロマと共にユダヤ人は差別されたのです。
土地の所有ができなかったロマとユダヤ人ですが、ロマは主に旅芸人として生活しましたが、ユダヤ人は都市住人となり商工業者になり経済的に富裕な者もあらわれ、ますます憎悪を駆り立てたのです。
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#4さんの動画はけっこう正しいですが、かいつまんで説明すると



・ユダヤ人は「自分達は神に選ばれた選民=エリート」だと自慢していた
・だから、ローマという多神教でみんながそれなりに仲良くやっている国の領土になっても「俺たちは多神教を認めないし、他の神を信じる連中はクソだ。ということでローマの領土だけど俺たちは自分達のやり方を貫くぜ」という行動をした
・これはつまり「ローマのために税金を納めたり、徴兵に応じたりしない」ということで、周囲の他の民族から見たら、超わがまま、で摩擦が絶えず、ユダヤ民族の評判も悪かった
・ローマはそういう摩擦が大きくなりすぎると困るので、優秀な提督を派遣したつもりだったが、結局キリストを磔にしてしまう。
・その後、ローマの提督をうまくほんろうしたユダヤ人はさらに図に乗って、様々なことをしたので、ついにローマと戦争になって負けて民族離散してしまう。

ちょっと時代が下って
・ローマの国教がキリストになって、その後ローマ帝国は崩壊し、ヨーロッパがキリスト教国家になっていく
・ユダヤ人はキリスト教徒からみれば「キリストを磔に追いやったらひどい連中」なので、改宗しないかぎり「キリスト教のコミュニティーに入れない」と決めた
・キリスト教のコミュニティーとはようするに「農業を営み、教会に礼拝に行く敬虔なキリスト教徒」だったので、ユダヤ人は土地に根付くことができず、商売や金融(金貸しだけど、この時代はどちらも同じもの)で、キリスト教世界でしのぐことになった
・当たり前だけど金貸しは嫌われるので、金貸し=ユダヤ人でさらにイスラム教徒から嫌われる(当時のキリスト教は労働なしにお金を稼ぐのは罪だった)
・キリスト教は現代までずっとつづいているので、ユダヤ人もずっと嫌われ続けた

というのが現代まで続く差別の歴史です。
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その通りです。


ユダヤ教の長老たちが新興のナザレのイエスが説く説法に人々が
集まるので、脅威を感じて、ローマ帝国の管理官をそそのかして、
死刑にしたからです。

仏教は朝廷と公家の御用達の宗教でした、庶民に広げようとした、
法然と親鸞は比叡山延暦寺の訴えで、流罪になりましたが殺されは
しませんでした。
新興の思想は、何時の世も迫害を受けますが、日本では貼り付け刑、
火炙りの刑にはしませんね、東洋は多神教なので寛容性が大きいのでは
と思ってます。
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