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中国の大手PCメーカーのレノボがIBMを買収したと聞きました。本当ですか?
中国のメーカーがIBMを買収するってなんかピンとこないんですけれど、どういう背景のある、どんな取引なんでしょうか?

A 回答 (5件)

IBMのビジネスは法人向けが殆どで、歴史上、消費者向けのビジネスはPCが唯一の事業なのです。


IBMの戦略は個人向けではなく、法人向けに経営資源を集中しています。またハードビジネスからフトビジネス、さらにソフトを売るのではなくコンピュータシステム構築&運営の一式丸受けがIBMのビジネスの基本スタンスです。

IBMのビジネスの中では、大型コンピュータ、ソフト、PCはシステム構築事業の中では単なる部品であり、その中でPC単体では利益が出なくなったのが売却の理由でしょうが、ビジネスの推進上、売却してもブランドイメージの低下には繋がらないと判断したのです。

PC事業売却の反面、昔からIBMは多量に企業買収を行い、旧NKK,神戸製鋼、オムロン、旧北海道拓銀、りそな銀行等のシステム子会社を買収し、三菱商事のシステム子会社に出資する等、法人向けビジネスに集中し、世界的にはその何倍もの会社を買収しています。

これは日本人の感覚からは信じられない事かもしれませんが、米国の企業は「自分たちの得意分野に集中する、自分たちに出来ないものは外から調達する」これが基本的なスタンスです。
またIBMは今回の売却で巧妙な仕組みを取りました。
PCの調達にいざとなったら困らないように、レボノ本体に20%弱の出資をして、レボノの筆頭株主に収まりました。
レボノがIBMに対して不利益な行動をとれば、IBMは大株主としての一定の発言権を確保しています。
つまりIBMはPC事業を手放したのではなく、自分達の事業に支障の出ない範囲でPC事業を外に切り出したと考えるべきでしょう。

近い将来、日立、富士通、NECの日本のメーカも1社くらいはIBMの後追いをするのではないでしょうか?
(個人的には富士通が一番可能性があると思ってます)
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皆さんも回答されている様に、パソコン事業だけを売却。



現実にパソコンをIBMの名前で販売はしていますが、実質的には中国などの人件費の安い国でOME生産されています。
(日本のメーカーもほぼ同じ現状)

パソコンの安売り競争で利幅の少ない商品になった為に、人件費の高いIBMでは路線変更しただけ。
今まで通り販売はするが、大型コンピューターや補修やソフトなどで利益が生み出せる部門に人材を集約した。

現状でパソコンは少しPCに詳しい人であれば、自作PCが出来る状況でわざわざ人件費の高い社員に設計・開発させて作っても、売れなければペイが出来ません。

いずれ日本のメーカーも、その道を歩むのも時間の問題かもしれません?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
事実上の戦略として理解できるのですが、
ブランドイメージとしてどうなのかなと
言う気がするんですよね。
一般消費者がいるビジネスですし。

お礼日時:2005/05/02 14:25

こんばんは。



記憶が定かではないので不正確かもしれませんが、
次のようだったと思います。

IBMは、次世代のなんとかかんとかというものが、
より大きな利益等を産むということで、こちら
への開発を社のメインにしようと路線を決めたようです。
そこで、パソコン部門は他に売却するという方針を
とったようです。

これは、NHKだかのテレビで3ヶ月ほど前にやっていました。

以上です。
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レノボは米IBMのパソコン事業を買収し、世界第3位のパソコンメーカーとなりました。



IBM社丸ごとではなくパソコン事業だけですね。

詳しくは参照先に書かれていますのでご覧ください。

参考URL:http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/biz/348 …
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日経とかちゃんと読んでます?



IBMのPC部門を、中国で隆盛にあるレノボに売っただけだよ。
IBMはタワー型PCとかでかつては勢いあったのになぁ。
やはりPCの廉価化が影響か?

参考URL:http://www.idg.co.jp/ghl/vdr/10813.html
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この回答へのお礼

IBMてパソコンメーカーだと思ってました。
サービスというのは、コンサルとかそういう方面でしょうか?
Thinkpad持ってるのでショックです。

お礼日時:2005/05/02 06:31

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