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銃のカラシニコフって何が画期的だったのですか?詳しい方教えて下さい。

A 回答 (10件)

AK-47で達成された画期的なものは、「劣悪な環境、特に清掃を怠った状態でも発射できる雑さ」です。

量産性の課題(レシーバの生産効率が悪い)はAKMで改善され、それ以降の考えうる大きな課題はなくなりました。セレクタは大きく、厳冬期の装備での操作でも確実です。

雑なので命中精度は低いです。これは課題というよりは設計思想で、どちらを取るかです。

ロングリコイルで大きく重いガスピストンを動かすので、発射時の重心移動がが激しいです。通常時も前重心となるので重量、大きさの割には重い感覚があります。多少変形した銃弾を強制的に装填できるのも、これの恩恵です。

大きく重いガスピストンの癖に発射速度は速めで、発射音は独特で甲高い金属系の音です。NATOの7.62x51と比べ短小弾である7.62x39を使用しますが、弱装ではないので射撃時の感覚は変わりません。むしろAK系統の重心バランスの移動量の大きさにより、より暴れる感覚です。スリング無しで連射すれば(それでも相当抑えつけなければ)、初弾以降は鳥を撃つことになります。
ちなみに7.62x39は薬莢が鉄製なので製造から半年も経過すれば、内蔵した火薬類の影響で脆くなってきます。西側と発想が大きく異なります。

各国で色々なバリエーションがありますが、生産国により品質のバラつきは大きいです。一番の問題は鉄の質で、経験上、中国製が最悪でした(でも最も入手しやすい)。ブルガリア製は良かったです。国レベルで人気があるのは、旧ユーゴスラビアのツァスタバ系で、中東地域の国には生産ラインも含めて多く出荷されているようです。
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>>初期のM16なんて暴発やジャムってばかりで使い物にならん



ちょっとM16設計者のユージン・ストーナーを擁護。

ベトナム戦争でM16は実戦にデビューしました。このとき、軍はちょっと値段が安いってことで、それまでのカートリッジの装薬を変更したため、燃えカスが発生しやすくなりました。ストーナーは、動作不良が増えるとして、この変更に反対していました。
また、それまで内部がクロームメッキされていたのを廃止したり、「発射後も銃のクリーニングは不要」という誤解が戦場で広がっていたのも、ジャムが増えた原因でした。
ジャムの原因が判明した後は、トラム缶などにガソリン入れて、そこでパーツをジャブジャブしてクリーニングしていたそうです。

その後、アメコミ風のマンガで描いたM16マニュアルを配布したり、クリーニングキットを配布するなど、問題への対処、各部の設計変更が行われて、現在は信頼性あるM4カービンとして利用されています。

とはいえ、ストーナーとカラシニコフが会ったとき、ストーナーは信頼性ではM16の負けを認めたそうです。
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どこでも作れる


誰でも使える
どんなとこでも使える

という感じでしょうか

初期のM16なんて暴発やジャムってばかりで使い物にならん
なんて状況もあったので余計に比較されたのでは?
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すでに回答にもありますが、あの当時、ソ連においても、銃って、「精密機械!」って感じで、高精度な設計と精密機械加工で作るのが常識だったようです。


ドイツのルガーなどは、ほんとに芸術的で、ちいさなパーツも多く、分解図を見ると「よくこんなの設計して作りあげたなあ・・」と驚いたものでした。

しかし、AK-47は、おおざっぱな精度で作られていて、内部にゴミが入り込んでも、ルガーのように動作不良にならず、きちんと動作しました。
また、靴で踏んで曲がった7.62x39mm弾であっても、送弾不良にならず、ちゃんと発射できるし、川の中に沈めておいて、それを取り出してもきちんと動作するので、ベトナム戦争で、ゲリラさんも米兵を相手にするのに愛用したようです。
そういう意味では、「床の間に飾る芸術品」と日本人傭兵部隊の方に揶揄された自衛隊の64式小銃とは真逆の銃ともいえますね。
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いつ暴発するか分からない代物、たぶんロシアンルーレットみたいなもの

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カラシニコフ氏が設計した銃と言っても色々ありますが、たぶんAK47の事でしょう。


あの銃は、雑に作られていたから強かったんです。
使われていた銃弾は、7.62x39mm弾という弱い弾薬でしたから、米軍が使っていた7.62x51mmに比べてリコイルが小さいため、連射してもブレないという特徴がありました。
当時のアメリカは脳筋でしたから、イギリスやベルギーで開発された小口径の弱い弾薬を否定し続けていて、連射出来ないような弾薬を使い続けていました。
また、あれこれガバガバに設計されていたため、ジャングルを主戦地とするベトナム戦争では、泥などが入り込んでもジャムらないという特徴もありました。
その代わり、長距離の命中精度やストッピングパワーが低いので、最近ではゲリラのような捨て身の戦術を使う者以外には、あまり使われなくなっています。
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命中精度よりも粗雑に扱っても確実に射撃できるように設計した。

その結果、部品数も最小限で簡単なプレス加工を多様したことから製造コストも安価で製造も容易だったので、世界中で模倣コピーが大量生産された。
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以下の特徴をバランスよく有していることかな。


単純な構造=製造が容易で短期間で大量生産でき、パーツの調達や交換がしやすく故障も少ない。
操作が簡単=銃の扱いの練度のない新兵でも大丈夫。
安価=貧国でも揃えられる。

まぁAKが画期的と言う話は聞いたことがありませんが、それまで精密に作っていた銃を結構大雑把な設計にしたと言う意味では画期的だったかも。
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作りが単純で隙間が多い

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当時の技術ではオーバーテクノロジーと言えるほどに頑強で、取り回しがよく、しかも製造しやすかったのが画期的と言われている点かもしれません。



今でも改良が繰り返され、後継機が多数出ています。
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