
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
クジラの体が大きい理由は、主に以下の2つと考えられています。
効率的なエネルギー消費
クジラは、体温を維持するために、陸上動物よりも多くのエネルギーを必要とします。しかし、体が大きくなることで、体表面積と体積の比率が小さくなり、体温を逃がしにくくなります。そのため、同じ量のエネルギーで、より効率的に体温を維持することができます。
捕食者や天敵からの保護
クジラは、海洋生態系の頂点に位置する動物であり、捕食者や天敵はほとんどいません。しかし、それでも、サメやイルカなどの捕食者から襲われることがあります。体が大きくなることで、捕食者や天敵から身を守りやすくなります。
また、クジラの体は、脂肪や骨などの密度が低いため、体の大きさに対して重量が軽くなります。そのため、少ないエネルギーで泳ぐことができ、長距離を移動する際にも有利になります。
つまり、クジラの大きな体は、効率的なエネルギー消費、捕食者や天敵からの保護、長距離移動の有利さなど、さまざまなメリットをもたらしています。
確かに、有機物であの大きさを維持して長く生きていくのは、生命の一つの形として効率的ではないかもしれません。しかし、クジラは、これらのメリットを得るために、大きな体に進化してきたと考えられます。
No.5
- 回答日時:
体が大きいのは、恒温動物としては不利ではない。
作った熱が体表から逃げにくいからである。
エサから得たエネルギーを熱に変えず別のことに使うことができる。
体が大きいほど体表から熱が逃げにくいのは、熱は体全体で蓄えるのに対し熱は体表からしか逃げられないからである。
体の大きさは体積なので体調の3乗のペースで増えるのに対し、体表は面積なので2乗のペースでしか増えない。
この熱効率は恒温動物の場合寿命にも関係するし摂食行動にも関係する。
ネズミなど小さい動物は熱の散逸が相対的に大きいので絶えず熱を作り続けなければならない。
なので起きている間はほぼ食べ続けなければならず寿命も短い。
しかもクジラの生息域は海である。
浮力が働くので自重は重荷にならない。
この回答へのお礼
お礼日時:2024/01/04 22:43
ありがとうございます
体に脂肪はあるため 体温が 水温よりも高くても守られるかもしれません
しかし 運動エネルギーは小さいものより大きい体のクジラの方が必要だと思います
が大きい方が敵が少ないというのはなんとなくわかるのですが やはり エネルギーはたくさん消費するのではないでしょうか
例えば 体重が軽い人が50m を走るのと体重が重い人が50m を走る場合を比べると 明らかだと思います
回答ありがとうございます
No.2
- 回答日時:
>有機物であの大きさを維持して 長く生きていくのは 生命の一つの形として効率よくないと思います
効率は悪いですが、それ以上に「安全」なのです。
有機物というか人間を含む動物には食物連鎖があります。弱肉強食の世界では、草食動物は捕食される側で生存のためには様々な工夫が為されます。
たとえばネズミは個体よりも《とにかく子孫を増やすこと》に重点を置き、いわゆる鼠算で増えていきます。だから猫などに捕食される個体が多くても「それ以上に子供が増える」ことで生き残っているわけです。
ほかにも「足が速い・水に潜れる・皮が厚い」などの様々なやり方で個体または集団で種を生き残らせるようにしています。
その中で「体を大きくする」のは非常に有効な方法です。実際、成体になった象やカバは肉食獣に襲われることはほとんどありません。カバは川の中でもワニに襲われることはないのです。
なので「体を大きくする」ことは種の生存に有効なのですが、デメリットもあります。一つは「体を維持するために必要な食料が大量に必要」ということで、もう一つは「移動にかかる負担が大きい」ということです。
クジラはこの両方を解決するために、ほ乳類でありながら海に戻ったのです。
海は広いし、移動が自由なので、体が非常に大きくなりました。
No.1
- 回答日時:
比較的大きな鯨となると、シロナガスクジラやマッコウクジラが代表的ですが、それらは南氷洋などの冷たい海に住んでいます。
そうなると、体温を保つためには熱が逃げにくい脂肪分を多く持っておく必要があるため、必然的に大きく丸くなる必要が出てきます。
丸くなると、体積に対する表面積が少なくなるため、体の熱を外に出しにくくなることができます。
一方で比較的温暖な地域に住んでいる鯨、ザトウクジラやニタリクジラになると、体長は13~15mで小柄です。
https://logmi.jp/business/articles/296272
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