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肺や皮膚(汗は除く)からの水分蒸散とあります。
蒸散とは能動的な蒸発ともあります。

つまり発汗とは受動的であり、発汗は伝導や放射によって行われている、
つまり伝導や放射は受動的ということでしょうか?

肺というのはみずからが呼吸しているから蒸散なのですか?

汗と尿だけでは駄目な理由があるのでしょうか?

どれかひとつでもいいのでお答え下さい。

A 回答 (2件)

(1)植物の蒸散とヒトの不感蒸散。



「蒸散」
”植物”の地上部から水蒸気が放出される現象。
>『単なる水分の蒸発が受動的な現象である一方、蒸散は生物体による能動的な調節、特に気孔の開閉制御が関与する点で異なる。ただし気孔を完全に閉じた状態でも、クチクラ層を通しての蒸散は行われる。』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%92%B8%E6%95%A3

「不感蒸散」
>『、単位時間に単位面積の皮膚を拡散により通過する水分量を指し、不感蒸泄ともいう。発汗によるものは含まない。』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E8%A7%A3% …
1日に皮膚から600ml、肺(呼吸器?)から300mlの水分が失われていると思われます。
上記の定義からも分かるように「不感蒸散」の意義(語義)は、温度調節ではなく、水分出納を完成させることでしょう。不感蒸散は「量」の名前です。

植物の「蒸散」は温度調節も含めて植物の生命活動で重要な役割をしている「機能」の名前です。
植物に感じるも感じないもありません。
ヒトの不感蒸散に能動的も受動的もありません。勝手に蒸発してしまう、その一種類ですから。


(2)発汗、伝導、放射に関して、能動・受動の一般的区別は存在しないと思います。


(3)肺からの水分蒸散を含める考え方の理由も、水分が空気中へ蒸散するからです。


(4)発汗は体温調節のための仕組みです。排尿や、不感蒸泄は、その機能や現象からして、体温調節として扱いません。結果的に、排尿による熱の喪失もあります。不感蒸散による熱の喪失も、その気化熱を体温のみから得るとすれば一日に500kcal程度は考えられるかもしれません。
医学系の説明では体温調節に関係しないとされる不感蒸散(の水分量)は、気温や体温に影響されるので、実際にその補正を行うのですから、その点、完成度の低い説明になっています。湿度という話も聞きません。
入浴してさっぱりした方が涼しげな体感を覚えるのは無関係なのでしょうかね。


以上、どれか一つでも参考になれば。
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この回答へのお礼

ひとつひとつ丁寧にありがとうございました。
非常によくわかりました!

お礼日時:2011/09/23 22:47

不感蒸散とは意識することなく身体から外に排泄される水分のことで、呼息中の水蒸気や皮膚から蒸発する水分などが含まれます。

不感蒸散は体温調節には関係しません。不感蒸散は常に起こっています。発汗は体温を下げる目的で起こる水分排泄で、体表から気化熱を奪って体温を調節するために起こります。体温の調節は発汗だけではなく体表からの熱の放散(輻射)、体表に触れるものに熱を奪われる熱伝導などによって行われています。寒ければ服を着て熱放散を防ぎます。手掌や足底に起こる精神発汗は交感神経の興奮(緊張感の亢進)によっておこるもので、体温調節には関係しません。ご質問の意味にややわかりにくいところがありますが、このようなお答えでよろしいでしょうか。
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