ちょっと先の未来クイズ第4問

対価を得る仕事ならば、事前に細かい契約をして対等な関係で仕事をすると思うのですが。
事細かい契約書等を交わさなくても、原作者ファーストは絶対なのでしょうか?

原作者は仕事として対価を得て作品の実写化にOKを出していますよね?
ならばハリウッドのように事細かく書面での契約書を作ることを何故しないのでしょう。
制作サイドの改変などを厳しく縛り、SNS等での原作者批判も出来ないようにすることも仕事だと思うのですが。

今回事件ではネットリンチをしたような脚本家・テレビ局の品性下劣さを理解していますし、ネットリンチにあった原作者様を責めるつもりはありません。

ただこの事件に乗っかり後出しで、脚本家やテレビ局から原作改変の被害にあったと宣う原作者達や賛同している一般人にモヤモヤします。

質問者からの補足コメント

  • どんな映画でもそのウラで飛び交っている「契約」について、映画業界で日々、契約に携わる三谷PとIT企業経営者の久保田シャチョーが語り尽くします!

    久保田:今回は、映画の「契約」の話をしていきたいんですけど、ハリウッド映画の契約ってどんな感じなんですか?

    三谷:ガチガチの契約社会ですよね。何から何まで契約で決めるし、ありとあらゆる状況を想定したうえで、全部を洗い出すのがハリウッドスタイルですね。

    久保田:Aだったらこう、Bの場合はこう、みたいな。

    三谷:そうです。それがZまであるみたいな。だから契約書自体も70ページ、80ページになるものも多いですね。

    久保田:日本だと契約書って「その他の事象が起きた場合は、誠実に対応します」みたいな書き方になりますよね。

    三谷:グッドフェイス・ネゴシエーションみたいなことがありますよね。

    ※グッドフェイス・ネゴシエーション 直訳「誠実な交渉」。

      補足日時:2024/02/05 03:58

A 回答 (7件)

原作者はビジネスマンではないですからね。



原作者は作品を生み出すことが仕事です。

細かい点まで契約内容にしようとすれば、それだけの時間を使わなければなりませんから、煩わしいだけです。

また、契約で縛ることは、契約以外のことはできることを意味します。
自分の望む形の契約ししようと思えば、抜け穴探しをしなくてはなりません。

一人の法律にも疎い原作者にできるとは思いません。

弁護士に頼めば良いでしょうが、弁護士は原作者ではありませんから、何が原作から外れているのかの厳密さは分かりません。

つまり、契約が細かくなればなるほど原作者側のチェックは無理になるのです。

で、信義則に従って契約することになりますが、改変されてしまうのです。

原作者の想定を超える改変だから問題になるのです。

ある意味、別の物を作ることになるわけですから、原作者とすれば裁判も覚悟しておく必要があるのかもしれないですね。
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この回答へのお礼

とても論理的な回答で納得できました。

>つまり、契約が細かくなればなるほど原作者側のチェックは無理になるのです。
で、信義則に従って契約することになりますが、改変されてしまうのです。


たしかに原作者側にアメリカのエージェント契約のような専門家を必要としますよね。
今回の件でこれだけ原作者と制作サイドの溝が浮き彫りになったので、信義則だけに頼らない制度が上手く出来ると良いですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2024/02/04 01:12

結局、「なあなあ主義」の業界だったということでしょう。



しかし、幾らいい加減であっても、「対価」が発生している
以上は、立派な「契約」だと思います。

そして、今回の悲劇は、原作者が、契約に際し、「付帯条件」
を提示し、それを制作者側が、「了承した」という事実です。

その結果、脚本家の乱暴な「改ざん」が繰り返され、
原作者が、契約違反した側から「誹謗中傷」を
受けたということだと理解しています。

問題は、この業界に棲む連中(脚本家、TV他)が、
契約遵守の意識さへ無い愚か者集団である点でしょう。

だから、「契約違反」をして、その意識さへ持てない。
胸糞悪い愚か者の集団だ、ということでしょう。
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この回答へのお礼

>そして、今回の悲劇は、原作者が、契約に際し、「付帯条件」
を提示し、それを制作者側が、「了承した」という事実です。

これは原作者と制作サイドが共に認めた事実なのでしょうか?
契約内容が明かされるような事は無いと思いますが、原作者様の一方的な主張の可能性は考えられないでしょうか。
上記が事実なら原作者様も制作サイドに対して、臆すること無く意見も出来ると思うのですが…

小学館系の実写化案件での原作者談(海猿作者)によると、ほぼ勝手に小学館が実写化の契約をしていて、原作者が意見出来るような契約では無かったと言っています。
原作者様を責めるつもりは無いのですが、契約に対しての知識が乏しく制作サイドの良いように扱われている気がします。

どちらにしろ、一方的な主張のみで事実と認定して誹謗中傷をするような風潮は怖いですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2024/02/04 11:14

今回の件は、


原作者と日テレがコメントを出していたし、出した。
で、
言われている脚本家のコメントがでていない。
なので、
何があったのかが、わからないです。

ドラマ化するに当たり
どの様な申し合わせがあったのか?
原作者、
出版社、
TV局、
制作会社の
当事者の全ての認識を確認しないとわかりません。

これまでの「慣習」があって
それが今回の件の原因だとすれば
変える必要も出てくるだろうし。
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この回答へのお礼

すごく冷静で素晴らしい視点だと思います。
やはり事実認定を確認した後の判断が原則ですよね。

この事件を攻撃材料に、テレビや脚本家を責めている原作者や一般人は契約という概念を失念しているように感じています。

ありがとうございました。

お礼日時:2024/02/04 10:58

原作者ファーストは絶対です。



原作者の権利に次のようなものがあります。

>同一性保持権
>自分の著作物の内容又は題号を
>自分の意に反して勝手に改変されない権利
https://www.cric.or.jp/qa/hajime/hajime2.html
>第二十条 著作者は、
>その著作物及びその題号の同一性を保持する権利を有し、
>その意に反してこれらの変更、
>切除その他の改変を受けないものとする。
https://www.cric.or.jp/db/domestic/a1_index.html …

こちらの説明がわかりやすいと思います。
>マンガ・小説などの原作と二次的著作
https://www.sumitani-lawoffice.jp/posts/post96.h …
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この回答へのお礼

これだけ強い権利だとしたら、問題はネットリンチに繋がるようなSNSの発信ですね。
制作サイドと原作者が揉めても、SNSで拡散をしないような対策が必要ですね。ネットのモラルが崩壊している現代では、良心に委ねない契約で雁字搦めにするほうが良いかもですね。

大変参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2024/02/04 11:24

「制作サイドの改変などを厳しく縛り、SNS等での原作者批判も出来ないようにすること」は, 個人的には「原作者の仕事」ではないと思うのだ. というか, 原作者にそこまで求めるのは酷ではないかね.



なお日本の法令においては「事細かい契約書等」はあくまで「互いの合意を明確化したもの」つまり「言った言わないといった水掛け論を避けるため」のものでしかない. 契約において契約書は必須のものではないのだ.

そして, 「原作」があるのであれば最低限原作者をリスペクトすべきだろう. もっといえば, 「『原作』の翻案」である以上法的には「原作者ファーストは絶対」といえるかもしれない.

それがいやなら, 原作を求めず完全オリジナルで作ればいいだけの話.
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この回答へのお礼

回答者様の契約書の定義は、労働契約における契約書の一面に過ぎないと思うのですが。「口頭契約でも労働実績があれば契約したとみなす」みたいな。

私が理解している契約書の効力は

契約書の法的効力 契約書に記載された内容は、原則として当事者を拘束します。 当事者は他の当事者に対して、契約書に記載された内容の義務を負い、または権利を取得します。 もし当事者間で契約トラブルが発生すれば、契約書に記載された手順・ルールによって処理されるのが原則です。
上記のものなのですが。
ハリウッド映画の契約書は物凄く細かい事まで記載していて、制作サイドの勝手な改変や原作者批判など絶対に出来ないと聞いた事があるような。

契約書の法的効力を調べても上記の定義がズレているとは思えないのですが…

お礼日時:2024/02/04 01:01

別に原作者ファーストをしろとは言ってないでしょ?


原作者を蔑ろにするなと言ってるだけで。

いちいち誇張しなさんな。
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この回答へのお礼

原作者ファーストを言っている人(たぶん原作ファン)が沢山いるので、認識が違うようですね。
原作者は創造主で絶対的な立場であり、テレビ・脚本家はおこぼれに与る奴らと誹謗中傷していますし。

原作者を叩きたい訳では無くて、誰も嫌な思いをせずに良い作品を作る為に契約書を細かく作れば良いのにと思っているだけです。

お礼日時:2024/02/04 00:50

何のためにメディア化するかが論点だと思いますよ。



新規視聴者の開拓のためや、利己的な利益の追求なら、原作者を度外視して改変しても不思議なことではありません。
が、ファン層や原作リスペクトという形で、一人のファンとして改変を加えたのなら、ただの自己満足だし、原作に対する冒涜です。

どちらにせよ、「原作」がある以上、それを逸脱してまでメディア化するのは考えものです。
だったら初めから「原作には準拠しない、完全オリジナル」として発表すべきです。
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この回答へのお礼

書面で細かい契約をすれば解決すると思うのですが。
ハリウッド映画の契約を参考にすれぱ、誰も傷つく事がなくなりますよ。

勝手に改変されたと宣う必要が無くなりますし。

お礼日時:2024/02/04 00:43

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