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クラシック名盤というような本や記事を見ますと、同じ曲でもどの指揮者のものがどうと書かれていますが、それらを書いている方々は、ブラインドで聞いて指揮者やオケ、ピアニストなどが当てられるものなのでしょうか。

私なんかは、カラヤンとクレンペラーの違いはわかっても、フライブルク・バロック・オーケストラとゼフィーロ・バロック・オーケストラを聞き分けられるかと言われると自信がありません。

まして古い録音もマスタリングでも変わって聞こえますので、選択肢なしでゼロから特定できるのだとすれば、それはやはりプロはすごいなと思うわけです。

A 回答 (2件)

>クラシック名盤というような本や記事を見ますと、同じ曲でもどの指揮者のものがどうと書かれていますが、



それはその「録音されて固定化された演奏」に対して言っているだけで、その指揮者全般に対して言っているのではないのだと思います。
同じ指揮者でも、優れた指揮者であればあるほど、一期一会の「毎回異なる」演奏をすると思います。もちろん一定の「傾向」はあると思いますが。
また、オーケストラによっても、会場によっても、そのときの聴衆によっても、演奏の内容や出てくる音が変わるでしょう。
そういったものを通して「この指揮者だ」と特定することはおそらく無理だと思います。

そのように書いている評論家の方も、「その指揮者の生の演奏は聴いたことがない」というのが実態ではないでしょうか。
聴いたのは何種類かの「録音」だけで、その「録音の特徴」を覚えているのだと思います。
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古美術品の鑑定に似ていますね。

そういうプロはいるとは思います。

早押しクイズに出題して、評論家どうしで戦わせてみたら面白いですね。たぶん多くの評論家は出たがらないのでは。

私個人のことですが、聴き込んだ複数のお気に入りのCDがあったとして、その中からだったら分かると思います。

とは言っても、あらかじめ誰だか分かっている指揮者らの同一フレーズを聴き比べした時に、どれが誰の指揮かという差(違い)が分かるという程度で、あくまで相対比較でないと無理です。
ブラインドで一曲(一人)だけ聴かされたら、よほど特徴のある演奏でないかぎり言い当てることはできません。

その特徴というのも、ゲルギエフの鼻息とか、グールドのハミングとかです。バロックでは楽器編成が特徴的とか・・・。曲以外の判断材料も必要で、曲だけでは分かりません。
でも、古美術の鑑定って、こういう点の積み重ねであったりします。贋作だって美術的評価が高いものもありますから、判断材料は曲の構成だけじゃないのですよ、きっと。

以上より、音楽評論家と言われる人たちが、どれほどの審美眼(耳)があるかは怪しいと思います。むしろ、彼らは文筆家としての才能があるのだと思います。

一方、コンクールの審査員(鑑定)をされるような、ベテランの演奏家であれば、ちょっとしたクセなどで演奏者が分かるんじゃないでしょうか。

話は変わりますが、今は生成系AIを使って、音楽家の特徴を分析して〇〇風演奏というのが出来てしまうそうです。高精度の贋作ですよね。
これに対して、「これはAIの演奏だ!」と言える人がいれば、その審美眼は本物でしょうね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。なるほど、やはりそうですよね。その人が評価したものをブラインドで聞いた上で評価してもらって、当初の評価と一致するのかをやってみたいですね。まあ、音以外の要素も評価対象なのかもしれませんが。

お礼日時:2024/04/04 15:41

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