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お題が子供で柳家喬太郎が特選とした茨城県の瀬川移の狂歌です。
[かすがいを外すどこかの馬の骨]
質問は、この狂歌は誰の心情をうたったのでしょうか。

A 回答 (5件)

「馬の骨」とは素性のはっきりしない者をさげすんで言うことばで、一般的によく使うのは、自分の可愛い娘が結婚するときに相手の男を指すことが多いように思います。


「生まれた頃から苦労して世話して育てた可愛い娘を、どこかの馬の骨に持って行かれた」
みたいな感じです。
「かすがい」は材木と材木とをつなぎとめるための部材のことで、転じて人と人をつなぎ止めておくものという意味があります。
慣用句で「子はかすがい」という言葉があり、夫婦の愛情が薄れていっても、子どもを愛する気持ちが夫婦一致しているから家族円満に暮らしている、というニュアンスです。
つまりこの
[かすがいを外すどこかの馬の骨]
とは、「夫婦仲が怪しくなってきていても、かすがいとして娘さんがいてくれたからなんとかなっていたけれども、その大事な娘さんをどっかのよく知らない男に持って行かれてしまうよ。これからの夫婦仲はどうなるんだろう」
というくらいの意味合いですね。

と、ここまで解読すると、娘さんを嫁に出す父親の心情を表しているのではないかと推量します。

ただし、これは字数が5・7・5になっていますから俳句ですね。つまり狂歌ではなく川柳ということになります。
もし狂歌ならば、この後に7・7が続くはずで、それがあるなしで解釈も異なる可能性はあります。
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この回答へのお礼

早速のご回答りがとうございます。
大変ご迷惑をおかけいたしました、川柳ですね。
<「夫婦仲が怪しくなってきていても、かすがいとして娘さんがいてくれたからなんとかなっていたけれども、その大事な娘さんをどっかのよく知らない男に持って行かれてしまうよ。これからの夫婦仲はどうなるんだろう」>ですね。
ひとり娘が円満とはいえない夫婦中を取り持ってくれていたのに、ですね。

お礼日時:2024/04/04 17:56

No.1さん & No.4さんが正解です。



「かすがい」と「馬の骨」の組み合わせで決定的。

まず「子はかすがい」です。

後は、
「お嬢さんを僕にください!」
「どこの馬の骨かもわからん奴に、娘はやれん!」
と言うやりとりがあって。

それでも結局、結婚を認めることになった、「娘を持つ親父さん」の心情でしょうな。

あるいは、「子はかすがい」が無くなった先に、夫婦だけになった状況の心情とかも含んでる可能性もありますけど。

娘の可愛さや、馬の骨をディスりたい気持ちと解釈する方が、素直です。
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この回答へのお礼

早速のご回答りがとうございます。
大変ご迷惑をおかけいたしました、川柳ですね。
仲を取り持ってくれた一人娘がいなくなり<夫婦だけになった状況の心情>かもしれませね。

お礼日時:2024/04/04 18:06

>この狂歌は誰の心情をうたったのでしょうか。


どこかの馬の骨に愛娘を奪われた男の歌でしょう。所謂花嫁の父。
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この回答へのお礼

早速のご回答りがとうございます。
大変ご迷惑をおかけいたしました、川柳ですね。
自分が奪い、今回は奪われるのですね。

お礼日時:2024/04/04 17:58

#2


訂正「狂歌では」→「狂歌ではなく」
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この回答へのお礼

ご丁寧に

お礼日時:2024/04/04 17:56

五七五なので、狂歌では川柳ではないでせうか?

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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
大変ご迷惑をおかけいたしました、川柳ですね。

お礼日時:2024/04/06 18:05

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