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うつ病歴8年、自宅療養5年目の30代男性です。
5年前に仕事を辞めてから、2度再就職を試みましたが、失敗して退職。
その後在宅型の就労移行支援を週2で利用していましたが、このままではいけないと思い今年3月に退所。自宅から徒歩5分にある就労継続支援B型作業所を利用しました。ここに入ってから体調が回復傾向にありましたが、ちょっとした理由で2週間で退所。すぐに自立訓練事業所に移籍しましたが、体調がすぐれず週1~2回しか利用できていません。

社会復帰とは程遠い現実に、我ながら呆然としています。

私はこれから一体どうすれば、普通の人と同じように働くことができるのでしょうか?

A 回答 (2件)

完全に回復するまで10年以上かかる場合が多いようです。

私の場合は自分で普通だと感じるまで15年かかりました。その間は何とかして生活費を稼ぐしかありません。その中で特に用心したのは「回復したと思い込む間違い」です。また「悪化したと思い込む間違い」もあるようです。

以下は長いのでお暇なときにでもどうぞ。

事前の知識として「回復と悪化を繰り返し徐々に悪くなる人が多い」と言う情報を専門医から得ていました。なので「どうしてそうなるのか?」と言う問題を解かないとダメだと考えましたね。

「実は回復しているのに『また悪化しそうだと』と考えて
 防御的に振舞い人もいる」

天候の影響が非常に大きいと分かりました。これは偶然分かった事です。その時は職場(や知人)に6人ほど「うつ病に罹っている人」がいたんです。自分もその中の一人でした。重症度合いは人により違いましたが同じ日に休むというのが分かったんです。

「相談してたのか? いや先ずないな」

こう思いました。そして「今日は俺だめだ」と思う時に「もしかして?」と思って調べると「みなさん同じ」と分かったんです。それぞれの人の業務の負荷とは関係なく「共通項は寒暖差」しかありませんでした。

「季節の変わり目や寒暖差が生じるときに『悪化しそう』
 と自分で感じ取って休みを入れる。しかしそう言う自分
 に負い目を感じてうつ病をこじらせる。この負のループ
 によって回復しない」

と分かったんです。

一計を案じて今の話をメンバにしました。

「今日は俺もキツイ。実は○○さんとか全員そろって今日
 は休みだよ」

「え? マジデスカ?」

「そう。だから天気が影響しているのは間違いない。他の
 うつ病の知り合いの人とも連絡を取って『キツイ日』か
 どうか確認すると良いよ。余計な不安を感じないで済む」

こんなアドバイスを全員にしました。その後は「辛い日は辛い。自分だけじゃない」と言う感覚が皆さんに芽生え「今日は用心しよう」と言う呼びかけに本気で応えてくれるようになりました。

「辛い日に安静にするという良い方向で対策し、各自が自
 分だけではないと考える事で気遣いも増した。同じ病気
 を持つ人達が集まる事で同時に回復する流れが出来た」

と言う事です。

また「同じうつ病の知り合い」がいる人の方が回復する率が高いというのも分かりました。「自分より重症の人が居る」と思う事で「必要以上に自分に怯えない」と言うのが何よりも薬であったようです。

「このままでは不味いと思ってギブアップする」

この判断が正しいのか否か?

うつ病患者に分かるわけが無いんです。判断を間違える病気なのですから。他のうつ病患者のサポートをするという方向で「今の自分のポジション」を確認するのが一番良いみたいです。私の知り合いも「そうやって治した」人が居ます。そして私も(前述の通り)「うつ病患者のサポート」をしていたため回復できたという事です。

「健康な人と自分を比較して落ち込むと悪化する。この罠
 から抜け出すには同じ病気の人の相談にのることが一番
 である」

なんと「情けは人の為ならず」ですね。

重症になると天地が回ります。また不明熱が生じたり、体中が痛くなったりと肉体に影響が出ます。そういう状態ではないというのが一番大事な事です。例えば「慢性的な不快感」が頭の中に残り「気力がわかない」という後遺症は(発作のように)仕方なく生じるんです。しかしこれは「先ほど述べた肉体の異常」に比べれば回復期にあると判断できます。

その時に「絶望してしまわない」という事が一番大事なんです。

「健康な人と自分を比較しない。自分より重症な人の面倒
 を見つつ感想を述べ合う。今は仕方ないという話をする
 ことで大分違う」

一緒に回復しながら「いつの間にか普通のレベルを超えていた。病気を患う前より良い状態になった」と言うのが理想でしょう。

と言う事で「ここ数週間はかなりひどい(天候の影響)」だと思います。ネガティブな相談(質問)も増えています。もっと状態が悪い人は動けない位だと思います(逆に相談が無い)

相治ったと思ってもこういうのは残ります。

「今は辛い天候みたいだ?」としてください。「そういう症状が無くなる」という事ではありません。しかし「それだけの話」ですので「もうだめです。仕事辞めます」とならなければいいんですよ。これをもって寛解とするしか無いと思います。

「自分と相談しつつ良くなるまで待つという姿勢では治ら
 ない。天候による影響が自分にどの程度影響しているの
 か調べようという姿勢の方が治りやすい。この時は同じ
 病気の人へもインタビューをするべき」

慌てない事です。今話したイメージが「回復のイメージ」です。そうじゃないイメージ(段々と無理をしても平気になっていく・・・まずないです)を持っているため余計に不安になっているという事です。

「けっして健康な人と自分を比較していけないこと。天気
 の影響を(うつ病経験者ほど)侮らない事」

以上、ご参考になれば。
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うつ病気味の人(や、そのトラウマがある人)には「頑張れ」とか「しっかり」などと励ますのは禁句なのです。


自分でも頑張ろうとハッパをかけたり、「普通の人と同じように働けるようにならなくては」と自分を追い込んではいけないんです。

無理をせず、自分にハッパをかけず、やれることをやれる範囲でやりながら、時間をかけて社会復帰すれば宜しい。急いではいけません。
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