
記事を見つけました。
https://www.renewable-ei.org/activities/column/R …
エネルギーロスが大きく、カーボンニュートラルに寄与しない合成メタン
興味があり読んでみたのですが、合成メタンを作るのに水素を使い出来上がった合成メタンは、もともと使った水素よりもエネルギーが少なくなってしまうということなのでしょうか?
合成メタンを作る理由は、扱いやすいからということでしょうか?材料となる水素よりも、エネルギーは少ないということでよろしいのでしょうか?
前回似たような質問させていただきまして、回答にてエネルギーが合成メタンの方が炭素が加わる分多くなると言うようにも教えていただきました。
さらに理解をしたく質問させていただきました。よろしくお願いいたします。
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
>もともと使った水素よりもエネルギーが少なくなってしまうということなのでしょうか?
そう言う事です。水素分子4個と炭酸ガス分子1個で1個のメタン分子と2個の水分子を作る反応なので、原料である4モルの水素分子の燃焼熱(248kJ/mol X4=1136kJ)とメタン分子1モルの燃焼熱(888kJ/mol)の比です。
>合成メタンを作る理由は、扱いやすいからということでしょうか?
その様ですが、どちらもガスです。メタンの場合-160°C以下にして液化しないとエネルギー密度が石油燃料に比べて小さすぎて使い物にならないと思いますが。
>材料となる水素よりも、エネルギーは少ないということでよろしいのでしょうか?
合成にはロスが出ると言う事です。記事にある反応の場合は「水」。
とても勉強になりました。もともとあるものに他のものがくっつくので、小麦粉にじゃがいもを混ぜてニョッキができるように増量されてエネルギーが増えるかと思っていましたが、どうも違うようでもあると思っていたので、やっとすっきりと理解することができました。もともとある水素に二酸化炭素をくっつけたときに、水が余ってエネルギーとしては、1136から888となり78%ほどに減少することが理解できました。わかりやすく回答していただき、誠にありがとうございます。
No.2
- 回答日時:
>もともと使った水素よりもエネルギーが少なくなってしまうということなのでしょうか?
見方によってははい。
>合成メタンを作る理由は、扱いやすいからということでしょうか?
はい。
メタンであれば保管、輸送、使用は既存の技術で間に合います。
引用先の論文はかなり悪意を持ったものですね。
体積比で78%なんて気体の体積比など無意味ですね。
団体の会長からして怪しい、新技術にたかって金儲けをしたいのでしょう。
お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。既存のインフラ設備で使用することが可能なのは、メタンへ変換のメリットですね。
ありがとうございます。
No.1
- 回答日時:
>合成メタンを作るのに水素を使い出来上がった合成メタンは、もともと使った水素よりもエネルギーが少なくなってしまうということなのでしょうか?
ということのようですね。
100 W の電気を使ってモーターを回し、そのモーターで発電機を回して発電したら 50W の電力しか得られない、というようなことです。
だったら、最初から「もとの 100W」を持のまま使えばいいじゃないか、ということ。
同じような話で、
・1 L のガソリンを使って発電機を回し、電気を作る
・その電気で電気自動車のバッテリーを充電する
・その「1 L のガソリン」分の充電で、電気自動車は 5 km 走る
・ガソリン自動車なら、ガソリン 1 L で 10 km 走る
そんな電気自動車はカーボンニュートラルには貢献しないし、買う人もいないでしょうね。
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リンクの中に
合成されたメタンのエネルギーは原料となる水素の78%(=39.6/50.8)に過ぎず、これが理論的な限界となる。
とありました。