ジャン・アレジはどこがすごかったのですか？

教えてちょ！

F1™ 1991 Ferrari 642/643 Onboard Engine Sounds

No.2 ベストアンサー 回答者： sasaki-ken62 回答日時： 2024/11/17 15:45

＞やっぱし・・・

＞そうか・・・

最後に書いたとおり、F1のレギュラードライバーである時点で、”とんでもなくすごい”んだけど、「世界の超一流集団」・・・アレジの不運というか、若手のころにはアイルトン・セナ、アラン・プロスト、ナイジェル・マンセルが、ベテランになるとミハイル・シューマッハ、デイモン・ヒル、ミカ・サロなどのワールドチャンピオンがいたんで、どうしても存在が目立たなくなってしまう。

さて、誰も覚えていないであろう、アレジ日本デビュー当時のエピソードを一つ。
全日本F3000選手権にとあるチームの外国人のレギュラードライバーにトラブルが生じたため、急遽、スポット参戦するコトになったアレジ。最初に付いたニックネームは「ポーデニイ」。
いきなりの話しだったから、誰を選ぶかは現地の代理人任せ。日本に着いたばかりのときには「アレジって誰？」状態。
チーム関係者も「何でも（1988年の国際F3000選手権の）ポー（グランプリ）で2位になったドライバーらしい」、で「ポーデニイ（ポーで2位）」となった次第。
また、来日初のF3000テスト・ドライブでは、コーナーというコーナーでツッコみまくってギクシャクしまくり。見ていた全員が頭を抱えたそうなんだけど・・・ピットインするとメカニックに指示してセッティング変更。ピットアウトしたらラップレコードに近いタイムを叩き出す。
後でチーム監督が最初の周のドライブについて聞いたら「初めての全日本F3000で、ヨーロッパとはタイヤが違う（コントロールタイヤの国際F3000に対し、全日本では、BS、YH、DLが競うハイグリップタイヤ）。サーキットのコースレイアウトも分からなければ、舗装の状態も未知数。特徴を掴むためにコーナーではわざとオーバー気味に入った。状況が分かればセッティングも修正できるから、あれくらいのタイムが出るのは当然」。

こんなアレジが目立たなくなるんだから、F1ってとんでもない世界なんだな　と。

この回答へのお礼

なるほどです！
お話、アザッス！
ハンドルの持ち方がよくなかった・・・
１１時１０分・・・
こんな持ち方では・・・素人・・・

運転も雑でした・・・

しかしすごい人でした。

お礼日時：2024/11/17 23:05

No.1 回答者： sasaki-ken62 回答日時： 2024/11/17 10:02

アレジが現役だったころは、レース専門誌やテレビでF1を追っかけていたけど、「すごかったという印象は無かった」が正直なトコロ。

アレジのF1デビューが、日本でも馴染みのあるティレルで2年目には中嶋悟がチームメイトになった。
3年目にはフェラーリに移籍して”プロフェッサー”ことアラン・プロストとの師弟コンビになったけど、その頃からフェラーリは低迷期に突入したんで、在籍中の勝利は'95年の1回だけで中位グループが定位置状態だった。
フェラーリの後も、低迷期のベネトン、ザウバー、プロスト、ジョーダンと中～下位チームを転々とした後にF1を引退。
F1の後はDTMに参戦して優勝経験もあるけど、年間ランキングでは中位グループ。

F1進級前は、エリック・ベルナール、エリック・コマス、ヤニック・ダルマスと並んで「フランスのABCD」と呼ばれる、フランスの若手の有望株だったけど、4人ともF1チャンピオンにはなれなかった。

まぁ、（若いころは）甘いマスクで走りがアグレッシブで、ティレルやフェラーリにも在籍していたし、後藤久美子と結婚したこともあって、日本の知名度は高かったんだけど・・・超一流だけのF1ドライバーの世界では、特筆するような”すごさ”は無かったなぁ(^-^;

この回答へのお礼

やっぱし・・・
そうか・・・

お礼日時：2024/11/17 10:33