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このニュースを見て知ったのですが、輸入野菜の農薬または放射線などを検査している機関が有るから大丈夫と思っても良いのでしょうか?
今回は検査から漏れたバナナがスーパーに流通している訳ですが、もしこれが死ぬレベルでもっと高濃度だったら日本に入る段階で検出できるのでしょうか?

A 回答 (5件)

ああこれって、アセタミプリドの件でしょ。

これってきちんと見ないと誤解します。ちょっと長くてごめんなさい。

 日本では農薬はポジティブリスト制という仕組みをとっています。産物によって使っていい農薬と残留基準を定めるという方法です。これは輸入品にも適用されます。この制度上、アセタミプリドは確か元々バナナには使用しない農薬の一種なので、個別の残留基準はありません。こういう適用外の農薬の場合、安全性に関わらず基準値は一律の0.01PPMになります。今回は基準値の倍ということなので、検出されたのは0.02PPMということになると思います。このアセタミプリドは、使用していいキャベツとか白菜とかだと残留基準値は2PPMです。今回のバナナの100倍ということです。キャベツには100倍かかってても問題ないけど、バナナは1/100でもダメっておかしいでしょ? これ、農薬のポジティブリスト制でよくあるからくりです。
 マスコミはこのあたりをちゃんと言わないと誤解が広がるだけだと思います。今回の事件は管理上けしからんことではあるけれど、安全性とは全く関係ないということです。とりあえず安心してください。

 さて検疫なんですけれども、これは基本的にサンプル検査なので確かに全量ではありません。すり抜けるものも出てくるでしょうね。ただし検疫で引っかかるのは0.03%くらいなので、たいていは大丈夫だろうと思います。輸出国もわざわざ怪しいものを出しはしません。実際ここ50年で残留農薬で事故になったケースはないはずです。ちなみに国産品には検疫はないですが、官公庁がやる抜き打ち検査での違反率の平均は0.035%です。輸入品を嗤えませんね。

 それから放射性物質については、原発事故の関係で今でも検疫とは別にいまだに各所で検査が実施されています。多くは国産のものですが、チェルノブイリの件もあるので外国産も対象。何年か前に東欧産の乾燥果実で基準値越えが出て返品されてましたね。この検査は国というより官民様々な機関で実施されており、数値も公開されています。

 放射性物質の検査データ https://www.radioactivity-db.niph.go.jp/

 これをみると気をつけなければいけない農畜水産物がはっきりわかります。東北の野生のものはまだ検出されるよ、ということですね。
 放射性物質の検査はこれプラス、大手スーパーとか生協でもやってますので、放射性物質は残留農薬よりは安心できるかもしれません。ちなみにUNSCEAR(原子放射線の影響に関する国連科学委員会)っていう科学者の組織があって、過去2度にわたって報告を出しています。「フクシマの事故によってヒトが健康に悪影響を受ける可能性はないだろう」という結論です。もちろん食品由来の内部被曝のことも含めてです。

 残留農薬も放射性物質も今んとこ実害はなさそう、むしろこの怖さを煽る記事やニュースは疑ってかかれ、といことじゃないですかね。
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放射線は検査していないようです。



輸入食品の主な検査項目(pdf)
http://www.shokunikukaken.jp/pdf/inspection/2-2- …
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完璧には出来てないから、ちょいちょい事件が起きてるんです。

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抜き取り検査でしょうから、くぐり抜けるものはあると思います。

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さすがに死ぬレベルの野菜はベトナムでも輸出しないでしょう...テロだよ

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