将来、青函トンネルにて在来線コンテナ列車が走らなくなる日は来るのか？

鉄道の今後に関する質問です。
いずれは青函トンネル区間にて、在来線コンテナ列車が走らなくなる日は来てしまうのでしょうか？
このほど東北新幹線のE10系を開発する話が出てきており、E10系が貨物輸送の一部を担う形にもなるようなので、コンテナ列車は用無しとなってしまうのでしょうか？

No.3 ベストアンサー 回答者： w124-youngclassic 回答日時： 2025/03/05 11:41

こんにちは。

【回答】
可能性はゼロではないが、もしそうなると北海道の鉄道における貨物輸送も無くなる時です。

青函トンネルの貨物列車が航路に転換し、港からトラックで輸送する。そういう姿になります。
ただ、トラックもトラックで運転手が足りず、鉄道での貨物輸送を無くすのは現実的ではないので、「可能性はゼロでは無いが、限りなく低い」です。

>東北新幹線のE10系を開発する話が出てきており、E10系が貨物輸送の一部を担う形にもなるようなので、コンテナ列車は用無しとなってしまうのでしょうか？

それは杞憂です。
用無しになることはありません。

▪在来線⇔新幹線とで荷物の積み替えが必要となり、手間が掛かるわせっかくの速達性能も相殺されて意味が無くなってしまう。
▪高速度を出すために電気が多く必要に。当然電気代が高く付きます。それはコストに反映されます。
▪元々荷主はそこまでの速達性能を求めていない。（むしろ安定輸送とコストの方が重要。）

従って、青函トンネルは新在併用がしばらく続きます。
新幹線の速達性能の観点では第2青函トンネルの掘削が提案されていますが、明日明後日で解決する話ではなく、工費の問題もあるので現時点では具現化しにくい。
https://toyokeizai.net/articles/-/735703?display=b

かと言って、新幹線専用とするのは、対北海道の物流は船舶に委ねられる形になってしまうのですが、そうなると今度は北海道の貨物列車の存在意義が薄くなります。

JR貨物の線路使用料が入らなくなっては、北海道のJR各線の廃線議論が加速する懸念もありますね。

No.2 回答者： zircon3 回答日時： 2025/03/05 11:07

それはないでしょう。

物をどこ（の駅）からどこ（の駅）まで運ぶか必要があるかという点でも、使用するエネルギー量（＝原価の一部＝料金の一部）の点でも。

No.1 回答者： ises8255 回答日時： 2025/03/05 10:07

大量の安価な農産物（じゃがいも　玉ねぎ　人参など）を輸送するのに　新幹線じゃ無理です