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(「刑事コロンボ」のテーマ)
典型的北部アメリカポップスですよね。
これがもちろん子供のころはどういうジャンルの音楽かわからなくて、ただああお洒落で重厚で感動的だなぁと感銘を受けていたのですが、実際のところどうなんでしょうね?
それと対を成すのが南部アメリカのカントリーだと思いますが、それには全然惹かれなかったし触れる機会もあまりなかったわけです。

北部アメリカポップスっていうのは、ポップス音楽の王道?という感じじゃないですか?これはどういう伝統的背景で発達していたんでしょうか?そして最盛期は7080年代あたりで後は終焉してしまったんでしょうか?想像するにアメリカンジャズを発祥としてそれがポップス化していったものだと思っています

質問者からの補足コメント

  • うれしい

    北部アメリカンポップスというのは、当時の世界最先端の音楽ではなかったか?とまで感じています。

      補足日時:2025/03/28 22:48
  • うれしい

    おそらくなんですが、アメリカではクラシックとポピュラー&ジャズの融合が起こった(事実ガーシュインが証拠)歴史があります。それが脈々と受け継がれて、大オーケストラでリズムセクションと供のゴージャスさと和音進行の重厚さお洒落感というものを発展させていったでは?と想像します。どのくらいの作曲家がこの系統にいたかは知りませんが、ガーシュインを祖とする相当数の人が関わったのではないでしょうか?

      補足日時:2025/03/28 22:55

A 回答 (3件)

20世紀になって、ヨーロッパのいわゆる「クラシック音楽」は袋小路に入り込んで、「調性の破壊」(シェーンベルク以下の無調、十二音主義)に進むか、19世紀の過去の栄光の二番煎じになっていました。

今日演奏される20世紀の「本流のドイツ音楽」ってほとんどないでしょう? 

20世紀のクラシック音楽は、アメリカを中心とした「大衆(娯楽)音楽」「映画音楽」「ラジオ、レコードで聴く音楽」として発展して行くことになります。
「オペラ」は「ミュージカル」や「映画音楽」(20世紀後半にはラジオ・テレビドラマの音楽も)に、交響曲や管弦楽曲は「映画音楽」や「クラシカル・ポップス」に変化して行きました。

大オーケストラを駆使した映画音楽で活躍した作曲家には、コルンゴルト、ミクロス・ローザ(またはロージャ・ミクローシュ)、アルフレッド・ニューマン、バーナード・ハーマン、ヘンリー・マンシーニ(「刑事コロンボ」もマンシーニですね)、ジョン・ウィリアムズなどがいます。
また、ボストン・ポップス管弦楽団のレパートリーで有名なルロイ・アンダーソンなどもいます。
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この回答へのお礼

なあるほど!ありがとうございます。ヨーロッパの本流は迷路に入り込みましたね。一部フランスに大衆を見捨てない快さを追求した作曲家は残っていました(ジャン・ミシェル・ダマースなど)
要は、大衆&商業というものをベースにしながら伝統的クラシックとポップスが融合したゴージャスなものが完成した印象があります。

お礼日時:2025/03/29 08:49

ご質問の一世代前の50~60年代前半に、それまではフォーク(民謡としての)、カントリー、ブルース、シャンソン、etc…等の各国の民謡的、民族的、土着的音楽と、映画音楽等のイージーリスニングやジャズが中心だった音楽市場が若者向けへと変化を遂げていったという傾向があるそうですよ。



 60年代後半にビートルズが登場し、70年代に入るとカーペンターズやベトナム戦争を背景にした反戦歌、また、大人から子どもまで歌って聴けるジャンルまで広がって、、更にポールモーリアのイージーリスニングやリチャード・クレイダーマンのようなピアニストまで、音楽ファンはそのジャンルの中から好みのジャンルや歌手を選んで聴いていた感じがします。

 日本で、洋楽という大きなくくりで聴いていた還暦爺さんの経験では、70年代の日本では、ヨーロッパからアメリカの名曲が入り交じって流れていた感じがします。
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この回答へのお礼

ポピュラー音楽が大きく発展した時期でしたね。もちろんそれは土台としてヨーロッパクラシックからアメリカンジャズ&クラシックの系譜を引いているのですが、レコードの発展ということもあり、短い演奏時間で収まるポップスというものは、当然優遇的に発展していったし需要に応える作曲家演奏家グループバンドが当然数量的に増していったゆえに内容も豊富になりましたね。

お礼日時:2025/03/29 12:35

No.1 です。


アメリカの「クラシック音楽」の作曲家も、それぞれポップな一面を持っています。それが「アメリカの音楽」とくに北アメリカ、白人中流階級の音楽だったのだと思います。

バーンスタイン作曲 「キャンディード」より「着飾って、きらびやかに」


コープランド作曲「クラリネット協奏曲」
スイング王ベニー・グッドマンのために作曲。リリカルな前半と、ポップで楽しい後半。
https://www.youtube.com/watch?v=9GnJBLwOjFo

映画音楽ですが、レスピーギの管弦楽曲を思わせる壮大な「ベンハー」
https://www.youtube.com/watch?v=ueS07YbMeUw
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この回答へのお礼

なるほど!詳しいご解説ありがとうございます。ヨーロッパ本流のクラシック音楽が大衆というか一般愛好家に見放されてから、最先端を行くには商業的にも成功しなければならない。その精神を受け継いだのがアメリカのクラシック&ジャズポピュラーだったのでしょう。ちょっと日本のクラシック作曲家事情と被らなくもないですね。ヨーロッパで学んでそれを独自的に開花させた。しかし、商業的成功あるいは作品的な完成度としてはアメリカは偉大だったです。

お礼日時:2025/03/29 08:37

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