機械図面で 雌ネジを描くときは二重円で示し 細い線の円(4分の3)に呼び経 内側の黒い円が有効経と聞

機械図面で
雌ネジを描くときは二重円で示し
細い線の円(4分の3)に呼び経
内側の黒い円が有効経と聞きますが
あってますか?

雄ネジ（ボルト）を描くときは
ネジ部の外径を太線（外径線）で示しますが
内側の細線は有効経を示すのですか?
それとも谷の経ですか？

また、雄ネジの先の台形部分（面取りしているところ）
の面取りの距離は何で決まるのですか?

ねじ山とねじ山の距離、いわゆるピッチですか？

No.1 ベストアンサー 回答者： mimon01 回答日時： 2025/04/08 19:58

機械製図において有効径は描きません。

雌ねじ雄ねじとも、山径が太い実線で谷径が細い実線です。
雌ねじと雄ねじが勘合している場合には、雄ねじが優先されます。
雄ねじの山径は公差クラスで6gくらいが普通ですから、呼び径よりも少し小さいのですけれども、面倒くさいので呼び径で描くのが一般的です。

No.2 回答者： kagakugasuki 回答日時： 2025/04/08 20:33

>雌ネジを描くときは二重円で示し

>細い線の円(4分の3)に呼び経
>内側の黒い円が有効経と聞きますが
>あってますか?

　間違っています。
　｢細い線の円(4分の3)｣の径はねじの谷径で描き、
｢内側の黒い円｣はねじの山径で描き、
｢細い線の円(4分の3)｣の縁に先端を持ち、半径方向に延びる引出線を用いて｢呼び径｣、｢完全ネジ部の深さ｣、｢下穴径｣、｢下穴の深さ｣等々の情報を記入します。


>雄ネジ（ボルト）を描くときは
>ネジ部の外径を太線（外径線）で示しますが
>内側の細線は有効経を示すのですか?
>それとも谷の経ですか？

　谷の経です。



>また、雄ネジの先の台形部分（面取りしているところ）の面取りの距離は何で決まるのですか?

　実際の面取り距離をどれだけにするのかという、ねじ先の設計者の考えで決まります。面取り距離を幾つにするのかに関しては、規格等の明確な決まり事はありません。
　


【参考URL】　
MONOWAVE|機械設計エンジニアの基礎知識 ＞ 製図の基礎を学ぶ ＞ ねじの表し方
https://d-engineer.com/seizu/neji.html