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林真理子の<李王朝の縁談」を読んでいます。

主人公の梨本宮伊都子(1882-1976)は、娘の方子を李朝の皇太子の季恨に嫁がせました。
この結婚にさいして、相手の選定から結婚まで、伊都子が決め行動しているようです。
父親である守正は積極的な動きをしていません。
主人公であるから、彼女が目立つのでしょうが。

質問は、かっての結婚は、女の領域であり母親が進めることが普通だったのでしょうか?

A 回答 (2件)

その傾向はあったと思いますね


大体結婚の話とかは女の人の好きな話題だし
あの人とあの人を結びつけたら上手くいくわよ
とか目を輝かせて言ってるとこありますよね
女の人の得意分野というんでしょうか
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
おそらく身分の上下であっても<結婚の話とかは女の人の好きな話題>でしょうね。

お礼日時:2025/04/29 13:54

>かっての結婚は、女の領域であり母親が進めることが普通だったのでしょうか?



いいえ、ただし交渉は母親の仕事でした。

皇族とはいえ、他国の王族と結婚するのは国際政治そのものです。したがって《大枠は天皇を含めた国策》です。

彼女の本には「方子女王の縁談がまとまらず、寺内正毅朝鮮総督を通じ極秘裏に李王家(王公族)に縁談を申し込み、表向きは天皇の命令とした」と言うのが事実でも、それは「皇族として皇族ないしそれに近い血筋なら外国人でもいい」ということをお願いした、ということです。

日本は「家庭の存続」については伝統的に女性に責任がある、とされていたので、伊都子としても皇族やそれに近い家系との縁談が進まないことに焦りがあったのでしょう。

逆にその申し出を受けた日本政府は「李朝と天皇家、または朝鮮民族と日本人を融合させるよいきっかけ」という政策を思いついたのは間違いなく、しかも「日本の皇族女性が朝鮮王族に輿入れする」というのは「日韓併合は征服ではない」とする一つの証拠になったわけです。

伊都子に限らず、日本の結婚は「母親からの申し出」で動き出すことは多かったです。というより今でもそういう事例はたくさんあるでしょう。(たとえば私の義妹は、35歳になって母親から《何としても結婚しろ!》と言われて婚活を始めました)

家長は父親でも「娘の結婚」について「お父さんそろそろ誰かいい人を決めないといけません」と促すのは普通母親だったわけです。

もちろん、父親は家長であり《家計や家業の継続》に責任がありますから、全く関与しないわけではありませんが、息子なら積極的に動くとしても娘はよほどの政略結婚じゃないかぎり、まずは母親が父親に縁談や嫁ぎ先候補を提示して「じゃあ、娘が良ければこの男性との縁談を進めよう」という許可をもらい、後は新郎側の母や仲人と詳細を詰めていくのが普通であったといえます。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
<家庭の存続」については伝統的に女性に責任がある>のですね。
表向きでなく<まずは母親が父親に>ですね。

お礼日時:2025/04/28 15:55

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