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新聞というものについての質問なんですが、いくつかあります。
心当たりがある方、どれかひとつでもいいですので、お返事いただけると助かります。

新聞には第3種郵便許可、と書いてありますよね?
あれってどういうことなんでしょうか?
郵便局の許可をもらって安く配達できる、とか、そういうことでしょうか?

あと、朝日とか読売。  スポーツ新聞には書いていないようですが、上のほうに14版とか12版とか書いてあります。
あれはどういう意味なんでしょうか?

あと、新聞にはいろんな大きさのものがあると思います。
スポーツ紙の夕刊には小ぶりなものが結構ある、と思うんですが、新聞の大きさっていくつ種類があって、何て呼んだらいいんでしょうか?

あと、これはご意見を伺いたいんですが、新聞紙の広告って、テレビでやるのとどう違ってくるのでしょうか?
その利点と欠点はどこでしょうか?

質問は以上ですが、新聞の勉強をしているので新聞の作り方、というか、上の質問の用のことが書いてある書籍なども探しております。
何かいい本、また有効な探し方などありましたら教えていただけるとうれしいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (5件)

第三種郵便物とは、


公社による第三種郵便物の承認のあることを表す文字を掲げた定期刊行物を内容とする郵便物で、開封とし、内国郵便約款の定めるところにより差し出されるものは、第三種郵便物とします。

ですね。封筒の端っこを切り取ることで、安く郵送できます。

14版とか12版は、何番目の版かです。
当然、12版より14版の方が時間的に後に印刷されたものです。
配送センターから遠いところ(早い話が田舎)は、
配達所に行くまでに時間がかかるので、早く配送センターを出ます。
したがって、数字の少ない版になります。
都市部は配送が遅くても間に合うので、遅い版が配達されます。

新聞のサイズに関しては、大手の新聞では二種類です。ブランケットという、いわゆる新聞のサイズと「夕刊フジ」「日刊ゲンダイ」などのタブロイド版です。

利点は媒体としての信頼性が高いということでしょうか。
広告の掲載基準も、他の媒体に比べれば厳しいです。
もっとも、某出版社のように、「がんが治る!」みたいな広告も
載せようと思えば載るんですけどね。
あとは、新聞読者は文字を読むことに慣れているので、
ある程度文字の多い広告でも呼んでもらえる可能性が高いということですかね。
欠点は、やはり地味だということでしょうかね。
前述の掲載基準とのからみも大きいですが。
また、売れ行きは年々、すごい勢いで落ちています。
発行部数は変わっていないことになっていますが、
あれは去年までの東京ドームの観客数みたいなもので、意味のない数字ですから。
また、新聞の広告は若年層にはほぼ効果がありませんね。
年配の方対象の広告のみ、まだその有用性が見られる、という感じです。
もっとも、その年配層でも読者は減ってますけどね。

以上、元・新聞広告屋の感想でした。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
経験者の方の意見が聞けて大変うれしいです。

第3種郵便ですが、自分も郵政公社のHPは見たので、まぁ、安く送れるんだろうと思っていましたが、実際の現場でどういう風に活用されているんでしょうか?
それが知りたいんです、今一郵便局が新聞を配送って言うのがぴんと来なくて。
実際に郵便局が業者まで新聞を送っているってことなんでしょうか?
個々の家に届けてくれるのは各業者なので、ちょっとその辺がよくわからないです。

広告のご意見はとても参考になりました。
あまり時間がないので、書きたいことが全部かけませんが、とても参考になります!
またお気づきの点当ございましたらぜひぜひよろしくお願いいたします。
ひとまず失礼いたします
どうもありがとうございました!

お礼日時:2005/05/26 21:25

私が見たときは残念ながら既に締め切られてしまっていたのですが,


補足回答させていただきたいと思います。

●第3種郵便について
No.3のお礼欄で

> 実際の現場でどういう風に活用されているんでしょうか?
> それが知りたいんです、今一郵便局が新聞を配送って言うのがぴんと来なくて。
> 実際に郵便局が業者まで新聞を送っているってことなんでしょうか?
> 個々の家に届けてくれるのは各業者なので、ちょっとその辺がよくわからないです。

とお書きですので,それに答えます。
個々の家に配達してくれるのは販売店のスタッフですが,では販売店に届けているのは郵便局かと
いうと,そうではなく,新聞社の系列の運送会社のトラックです(昔は列車に積み込んだりもしていました)。

では,どういう場合に使うかというと,一番多いのは,「配達エリア以外の読者に送るとき」でしょう。

全国紙の場合は,その名の通り全国どの地域にも販売店があるので,そこから配達してもらうことができます。
ところが,地方紙の場合は,販売エリアは限られます。
どちらにお住まいか分かれば話がしやすいのですが,たとえば埼玉県には「埼玉新聞」という地方紙があります。
紙面の内容も,埼玉ローカルの記事が非常に詳しくなっています。
この配達エリアは基本的に埼玉県内なので,県内に住んでいれば販売店から宅配を受けることもできますし,
駅で買うことも出来ます。
ところが,県外にも多少は読者がいるんですね。
たとえば,埼玉出身で,いまはよその県に住んでいるけれど,郷土の出来事もちゃんとフォローしておきたいという人。
そんな場合は,宅配のルートがないので,新聞社から直接郵送してもらうことになります。
また,全国紙であっても,「東京に住んでいて大阪版が読みたい」という場合は,同じ理由で郵送になります。

実際には,個人の読者よりも,図書館ですとか,埼玉に関わりのある企業などの,団体が購読しているケースが
多いと思われます。
我が家(東京都内)の近所の図書館には,北海道新聞や中日新聞(名古屋),西日本新聞(これは福岡)なども置いてあります。

で,そういった場合,普通の郵便で送るとかなり高くつきます。
たまにしか送らない贈答品とかならともかく,毎日郵送していると,送料もバカにならないので,
一定の条件を満たした新聞や雑誌は郵送料を割安にしているわけです。

また,この扱いは差出人を問いませんので,個人が新聞をよそに送るときにも使えます。
(中が見えるように,封筒の端を少し開けておく必要があります。
郵便局の窓口で,職員の目の前で封筒から出して見せてから糊付けすれば確実です)


●版建てについて
スポーツ紙にも版建てがあることは既出の通りです。

> つまりは12版と14版では書いてある内容が微妙に違うこともある、ということでしょうか?

そうです。途中で大ニュースが入ったときなど,微妙にどころか大幅に書き換えられることもあります。

> そういう場合、写真はどうなるんですか?
> 特にスポーツ新聞の場合は、社会面、国際面なんかとは違いますから、リアルタイム名写真を使っていくんでしょうか?

どうして「社会面、国際面なんかとは違いますから」とお考えになったのか分かりませんが,
スポーツ新聞や,一般紙のスポーツ面だろうと,社会面だろうと,12版・13版・14版と紙面を作り直しながら,
その時その時で一番適切な写真を選びます。
ちなみに,一番最後に締め切るのは1面です。

なお,版建てについては次の各ページが参考になるでしょう。

「新聞は生き物--全国センターで「版」の違いを紹介」
http://www.pressnet.or.jp/nie/topic07.htm
(ここで出てくる「NIE全国センター」は,No.2で紹介されている新聞博物館の中にあります)

「◇野口選手のゴールの前と後――新聞は版によって、こんなに違う」
http://osaka.yomiuri.co.jp/nie/old/column/040825 …

また,以前の質問でも版建てについて回答していますので,よろしかったらどうぞ。
「質問:新聞記事の差し替えについて」
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=831741

「質問:新聞社の都道府県別管轄は」
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=735336

「質問:朝刊に記事を載せるタイムリミットは?」
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=964568
なお,この質問で20ポイントがつけられている回答がありますが,現在とは時間が異なります。
(奥多摩を含めて多摩地区は西半分で0時半ぐらい,多摩東部と23区内は1時45分頃です。)
40年前はこんな状況だったようですが…。

「質問:スポーツ新聞1面決定する時期(通常時)」
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=207946

●新聞のサイズ
既出の通り。大きいのがブランケット判,小さいのがタブロイド判です。
ただ,
> スポーツ紙の夕刊には小ぶりなものが結構ある、と思うんですが、

デイリースポーツなどは夕刊も出していますが,ブランケット判です。
タブロイド判で毎日出ているのは,夕刊フジ,日刊ゲンダイです。
囲碁や将棋など趣味系の新聞にもタブロイド判がよくみられます(たいてい週刊)。

●広告について
発行部数は「意味のない数字」という指摘がありましたが,各社が発表している発行部数には,
「自社公称部数」と「ABC部数」の2種類があります。
自社公称部数はその名の通りで,「何万何千部売れていることにしておこう」というものです。
それに対して,「ABC部数」は,日本ABC協会が認定しているもので,販売店の帳簿までチェックして,
実際に何部売れたのかを計算します。
信頼度の高さでは,自社公称部数とは全く異なります。
両者を一緒くたにして「意味がない」などということこそ意味がありません。

現在では,かなりの新聞社がABC協会の会員になっており,その数字はたとえば日本新聞協会発行の「全国新聞ガイド」(年刊)などで
知ることができます。
詳しい部数(市町村単位や,場合によっては販売店単位でわかる)は,原則として会員社に有料配布していますが,
同協会の本部に行くと数字を見せてもらえました(数年前なので,もしかしたら今は違うかも)。
協会のサイトはこちら。
http://www.jabc.or.jp/

●本の紹介

> 上の質問の用のことが書いてある書籍なども探しております。

(用→よう,ですね。どうしても漢字で書くなら,様。)

○熊田 亘『新聞の読み方上達法』(ほるぷ150ブックス)ほるぷ出版,1994年
新聞に関心のあるすべての人にお勧めしたい,一押しの本です。
おそらくこれが,質問者さんの興味・関心のある分野に一番近いのではないでしょうか。
(第3種郵便の説明はなかったと思いますが)
残念ながら絶版のようですので,図書館で探しましょう。

○川上 澄江『新聞の秘密―紙面に隠されたウラ情報を読む!』(JICCブックレット)
JICC出版局,1990年
見出しの語句や記事の書き方,版建てなど,新聞に隠された秘密が分かりやすく説明されています。
ただ,さすがに15年経っていますので,古さは否めません。
これも絶版です。

「新聞の勉強をしているので」とのことですので,基本的な文献もいくつかあげておきます。
こちらはいずれも書店で買えます。

○天野 勝文・生田 真司『新版 現場からみた新聞学--取材・報道を中心に』学文社,2002年
○岸本 重陳『新聞の読みかた』(岩波ジュニア新書200)岩波書店,1992

前者は基本的な新聞学のテキストの一つ。
後者は,新聞の専門家ではない著者(本業は経済学の先生)が,中・高校生向けに
わかりやすく読みやすく書いた,新聞への招待です。

●No.2へのお礼欄:
> 今新聞を見ていて思ったんですが、12版の横にNと書いてあって、12版Nとなっているところがありました。
> このNって何なんでしょうか?

全国紙の場合,同じ12版でも,夕刊(2版)のある地域とない地域があります。
夕刊がない地域では,翌朝の朝刊に,前日の夕刊の内容も載せることになりますが,
ページ数は同じですので,ダイジェストになります。
このように,本来朝刊・夕刊が出ている新聞(セット紙とかセット版という)で,
輸送の都合によって夕刊の内容を朝刊に盛り込んだ新聞を発行する場合,
これを統合版といいます。
(最初から朝刊しか作っていない新聞の場合は,統合版ではなく単に朝刊紙といいます)

さて,同じ12版でも,セット版に夕刊の内容を載せてしまったら中味が重複してしまいますし,
逆をやったら半日分のニュースが欠落してしまいます。
これを防ぐため,統合版の方は「12版N」と表記しているわけです。

この書き方をしているのは朝日新聞ではないでしょうか?
読売では逆に,セット版の方にSをつけて「13版S」のように表しますし,
毎日新聞では統合版を「12版▲」のように表します(以前は朝日も▲だったはず)。

このほかにも版にはいくつかの記号が付く場合があり,上で紹介したサイトや本の中にも時々例が出てきますが,
新聞によって異なりますし,また同じ新聞でも時代によって変わっていたりしますので,なかなか全体像をつかむのは困難です。

長くなってすみませんでした。参考になれば嬉しく思います。
また,URLは欄に入り切りませんので,お手数ですが文中からコピー&ペーストしてお使い下さい。
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#3です。

補足です。

>第3種郵便ですが、自分も郵政公社のHPは見たので、
>まぁ、安く送れるんだろうと思っていましたが、
>実際の現場でどういう風に活用されているんでしょうか?
>それが知りたいんです、今一郵便局が新聞を配送って言うのがぴんと来なくて。

ですが。前の会社の場合、広告主に掲載紙を送る場合に、
第三種郵便として送っていました。
もっとも、僕が在職中の最後の方は、経費削減のためにあまり送らないようになっていましたが…。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
確かに読者に送る以外にも発送の需要はありますよね。
気がつきませんでした。
とても参考になりました。
もしかしたらまたこういう方面での質問をいくつかするかもしれません。
そのときまたアドバイス等あればぜひよろしくお願いいたします。
とても参考になりました

ありがとうございました

お礼日時:2005/05/27 20:32

とりあえず私の分かるところだけ。



第3種郵便とは、毎月3回以上発行する新聞の場合、1部50グラムまで40円に軽減する制度です。第1種郵便(封書)が25グラムまで80円ですから、大変安く送れます。

14版、12版とは早版、遅版などを示します。地域によって12版・13版・14版等締切りの異なる版が配られるようです。印刷所より遠い地域は早版が配られ、近い地域は遅版が配られます。遅い版ほど最新のニュースが載っています。

新聞の大きさは、普通はブランケット版です。小ぶりなものはタブロイド版というようです。


新聞広告については下記サイトをみてください。
http://www.pressnet.or.jp/adarc/

参考URL:http://www.pressnet.or.jp/newspark/index.html
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
新聞の博物館があるなんて知りませんでした!
機会があったらいってみようと思います。


何版かについては本当に知らなかったので大変驚いています。
地方のほうが、古いニュースが配信されるって言うのも納得はできるんですが、そう考えると東京のほうがお得な感じがします。

今新聞を見ていて思ったんですが、12版の横にNと書いてあって、12版Nとなっているところがありました。
このNって何なんでしょうか?

URLもまだ詳しく読み込んではいませんが、とても参考になりそうです。
大学のパソコンルームが22時でしまってしまうので、今急いでお礼を書き込んでいます。
後でじっくり拝見させていただきます。

またお気づきの点がありましたら、ぜひ教えてください。
どうもありがとうございました!

お礼日時:2005/05/26 21:20

・第三種郵便


公式サイトより。
「公社による第三種郵便物の承認のあることを表す文字を掲げた定期刊行物を内容とする郵便物で、開封とし、内国郵便約款の定めるところにより差し出されるものは、第三種郵便物とします。」
安く配送してもらえるようです。

・○○版
 新聞社は1日1種類の新聞しか作るわけではなく、新しいニュースや掲載した記事に関しての新情報などが入ってくれば、それを載せて新しい新聞をつくります。東京で発行する新聞であれば、東京から離れた地域には早く印刷して新聞の発送を行わなくてはいけません。一方、東京近郊であれば、遠隔地より作業が遅れても大丈夫なわけです。初版からはじまり、紙面に変更が生じれば、2版、3版と数を増やすわけです。スポーツ新聞にもこれはあります。

 野球が長い延長に突入した場合、初版では経過しか伝えられなかったものの、その後の版では結果が伝えられているのが好例です。

・新聞紙のサイズ
多分数多く発行されている物は、通常サイズと「タブロイド」と呼ばれる、通常サイズの半分の大きさの2種類だと思います。

・テレビCMとの違い
 いろいろとありますが、
 ・説明などが付く広告は新聞のほうが有利(テレビは時間制限がある)
 ・読者層に合わせられる
 ・短期広告に向いている(週刊誌の広告がこれ)
がまずぱっと浮かびます。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます!
今3時限ほど講義を受けてきたところですが、あまりにもレスが早いので驚きました。
感謝いたします。

ええと、ちょっとこれは驚きというか、全然知らなかったのでびっくりしてしまったんですが、つまりは12版と14版では書いてある内容が微妙に違うこともある、ということでしょうか?
そういう場合、写真はどうなるんですか?
特にスポーツ新聞の場合は、社会面、国際面なんかとは違いますから、リアルタイム名写真を使っていくんでしょうか?

正直、朝刊と夕刊の違いしかわからなかったので、そんな違いがあると知って驚いています。
まだまだ勉強不足です。
お気づきの点がありましたら、よければまた書き込みください。
いろいろと教えていただけるとうれしいです。
どうもありがとうございました。
またよろしくお願いいたします!

お礼日時:2005/05/26 21:13

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