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看護婦→看護士、シュチュワーデス→フライトアテンダント
sex→gender、fireman→fife fighter、salesman→sales person
上のように日本語や英語でも言いかえが起こっていますが、なぜそのような変化が必要だったと思いますか?

私は単純に「女性を下に見た言葉だったから」しか重い尽きません。

A 回答 (11件中1~10件)

必ずしも「下に見ている」からだとは思いません。

単に(1)男女「平等」にしたかったのと、(2)今の現実に即した形にしたかったのだと思います。

こういう男女平等意識は1960年代の特に後半に世界的に目立ってきました。例えば、私が中学に上がった1973年の時点で、NHKのニュースは男性アナウンサーしか読ませてもらっていなかったし、男性看護士も男性フライトアテンダントも見たことがありませんでした。だいたい、「この職業は女性のもの、あの職業は男性のもの」みたいな価値観が漠然とあったものです。

でも、今は、ほぼどんな職業でも男女ともに活躍しています。それだけ性別のバリアがなくなってきたわけで、言葉もそうしましょうということだと思います。

ちなみに、昔は、女性はスチュワーデス、男性はスチュワードと呼ばれていました。それを「区別」せずに、「一緒」にしましょう、ということだと思います。

まあ、個人的には「スチュワード」でも「アテンダント」でも構わないんですけどね。ちなみに、#5さんにも賛成です。
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妙な差別意識の過剰反応による言葉狩り(魔女狩りに通ずる)


当人は意識していないが「言霊」思想の影響(言葉が無ければ「事実」も無くなるという思い込み)

なお、日本語以外では言い換えはほとんど無いと思います(質問者の例はあくまで日本語の範囲です)

女性を下に見た云々も少し違うかと
本当に男尊女卑ならば、北条政子や日野富子は歴史に名を残せません
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アメリカでは求人広告で、性別や年齢を指定してはいけないと聞きました。

言葉自体に性別があるとそれに抵触するから、言い換えがなされたのかもしれません。

日本語でも~婦の付く職業は、家事の延長か性を売り物にするイメージがあります(家政婦、酌婦、娼婦etc)。看護婦も昔は賎業でした。

女性だけの職業だと、男性の下働きとか、給料が安くていいなんて通念もあって、その仕事が好きな男性もためらってしまいます。

男女共同参画社会に向けて、仕事も相互乗り入れをしようよ、ということから言い換えがされてるいるのだと思います。

最近はその動きにバックラッシュがおきているし、女性の職業に男性が乗り込んで、出世するのは男、という図式が延長されては困るのですが。

因みに看護士は男性看護職、両性を表すのは看護師だったと思います。
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例えば、昔よく使われていて、今は差別語として


使われなくなった女中などという言葉は、昔
下女などがとても差別的なので、もっとハイクラスに
聞こえるように女中になったという事ですが
それさえも差別語になるということは、
言葉のせいではないですよね。その呼び方をする
ときの人々の意識が差別的なので、どんな呼び方を
しようが、又変に聞こえてしまうでしょうね。
「オバタリアン」という漫画が流行して以来
オバサンという言葉はすっかり、100%の
差別語的感覚として使われているのに、それに関しては世間は実に寛容というか、言われて当たり前
中年女性をその言葉で馬鹿にするのは当然だと
いう雰囲気があって誰もとがめないですよね。
オバサンと女は違うという歴然とした
差別があるのは当然という受け止め方を
していて誰も言い換えようとしないので
言い換えられるだけ、まだましなのかもしれ
ませんね。
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小学校などの名簿の順番も今までは男子が先


で女子が後だったのを、男女関係なく
あいうえお順にするとかなんとか言って
いましたね。それも女子を下に見ていたからでしょうかね。英語は、lady first
という言葉があることじたいもともと女性を
見くびっていたからだという話をアメリカ人から
聞いた事があります。下に見ていたので
意識的に持ち上げる必要があったからで
もともと女性を敬っていたからではないらしい
です。
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No.2さん、


>>私は単純に「女性を下に見た言葉だったから」しか重い尽きません。
>それは違うと思いますよ。現に男性を看護婦とは呼べないでしょう。
そうでもないんですよ。
「婦という字は女偏にホウキ(箒)と書く。
ここには男尊女卑・封建的思想が含まれていているのでこの字を使うのは良くない。」
一時期、声高にそういう主張をしている人たちがいたのです(この字を差別的に解釈するのは誤りなのだそうですが)。
「婦 箒」で検索するとその手の話が色々出てきます。
ただ、この理屈でいくと男という字も使用禁止になりそうなものですが(田に力ですからね)、なぜかそういう話にはならなかったのが当時の議論の奇妙なところでした。
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この種の「言い換え」の話になると,往々にして,「これこれの言い方は差別だ,けしからん」という人と,「単なる区別を勝手に差別呼ばわりするのは言葉狩りだ,けしからん」という人との間で,不毛な論争になりがちです。


素朴に考えて,本当に差別的な言い方なら,やめたほうがいいし,単なる区別なら,あんまり目くじらを立てることはないと思いますが,本当にその2項対置で考えるのが妥当なのか,そこから検討する必要があるのかも知れません。

ところで,「単なる区別を差別呼ばわりする人がいるので,文句を言わせないようにした」という趣旨の回答が出ていますが,私は深読みのしすぎではと思います(もちろん,そういうケースもあるでしょうが)。

つまり,差別云々とは関係なく,「区別していると面倒だから,まとめて呼べる言い方にした」というケースもかなりあるのではないでしょうか。(No.1, 2さんの回答も,趣旨としてはそれにつながるものがあるように思われます)

実は私も,「保育士なんて呼ばなくたって,別に保母さんでいいじゃん。男性の保育士には保父さんという言い方もあるんだし」と思っていました。
ところが,実際に保育園に子どもを通わせてみて,考えが変わりました。
その園は,男性の保育士さんが4人もおられたのです。
女性しかいなければ「保母さん」で通したでしょうが,「保母・保父さん」と呼ぶのもなんだかわずらわしく,気づいたらとても自然に「保育士」という言い方を使っていました。

それよりもさらによく分からないのが,質問者さんのあげられた「女性を下に見た言葉だったから」という理由です。
「看護婦」「スチュワーデス」(シュチュワーデスではありません)という言い方が,なぜ女性を下にみた言い方なのでしょうか。
sexは女性を下に見ていて,genderは平等な言い方なのでしょうか。
「単純に」とおっしゃっていますが,こちらのほうが難しいです。

それと,sex→genderという言い換えが起こっている,というのは本当でしょうか?
既出の回答にもあるように,両者は意味が違うので,言い換えちゃったらまずいと思うのですが。
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 職業に関してno.1さんのおっしゃるとおりだと思います。


 また、sex(生物学的な性)とgender(社会的な性)が取りざたされ、差別と区別を混同する連中が騒ぎ出してきたからでは? 物わかりの悪い連中を黙らせるための苦肉の策かと。
 
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>私は単純に「女性を下に見た言葉だったから」しか重い尽きません。


私の解釈も質問者様とほぼ同じで、仕事内容が同じなのに男性と女性で呼び方をかえる(区別する)ことが、差別する事につながると考えられたからでは無いでしょうか。
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>私は単純に「女性を下に見た言葉だったから」しか重い尽きません。



それは違うと思いますよ。現に男性を看護婦とは呼べないでしょう。
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