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野生動物や、昆虫は「擬態・カムフラージュ・保護色」で外的から身を守ったり、食物確保に利用している、のですよね。でも、どうして、昆虫や両生類(ミドリがめ)、魚類には「緑」の生き物がいるのに、哺乳類には「緑」のものがいないのでしょうか。子供と動物番組をみていて、ふと気づきました。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

地上はいつでもどこでも年がら年中、緑の葉っぱに覆われているわけでは無いですからね。


緑色なんかしてたら、目立ってしょうがないではないですか。

カエルやバッタなら緑が無くなる季節には冬眠したり、お亡くなりになったりするので関係ないですけれどね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!明瞭なお答えですっきり!です。そうですね。かえって目立ちますね、よく考えると。。カエルやバッタの”件”もそうですよね。息子に話して聞かせます。ありがとうございました!

お礼日時:2005/06/30 12:57

野生動物でも、鳥類には緑も青も赤も黄色もあってカラフルなものがいますね。

保護色というより目立ってしょうがないくらい。多くの場合、このような鳥類のカラフルさは、保護色としてではなく、交配相手を得て繁殖成功率を高めるという方向で進化してきたものだというのが最も有力な説です。この点、移動力や中枢の性能が高くない分、目立たないようにして適応力を高めるといった方向で、保護色を進化させてきた昆虫や両生類などとは異なります。

ほ乳類はと言うと、保護色を進化させるというより、高度な中枢神経を駆使して、生活様式や行動様式(群れで生活するとか、うまく逃げるとか、安全な巣をつくるとか)で、適応力を高めていくという方向で進化してきたように見えます。能力の低い子供のうちだけ保護色のあるアザラシのような生き物がいることからも、ほ乳類の能力をもってすれば保護色に頼らなくてもよいということが言えるのではないでしょうか。

では、鳥類のように、交配相手を得るために緑やピンクのような派手な体色を得るという方向の進化が、なぜほ乳類で起こらなかったのか? これは、おそらくほ乳類は鳥類ほど視覚は優れていず、むしろ嗅覚のほうにたよるところが大きいこと、また高度な脳によって、見た目ではなく、より複雑な判断で交配相手を選ぶからではないでしょうか。
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この回答へのお礼

御礼が遅くなり申し訳ございません。ありがとうございます。ほ乳類と鳥類では進化が違うなど、勉強になりました!ありがとうございました。親子で動物好きですので、またくだらない質問をしてしまうかもしれませんが、どうぞよろしくお願いします。

お礼日時:2005/07/15 07:12

脊椎動物の体色は,哺乳類を除きまして主に3種の色素胞が三層になって発色します。



体表から順に,黄色に見えるカロチノイド色素を含みます黄色素胞,青に見えるグアニンの結晶により物理的な干渉によって色を付けます紅色素胞,黒から茶に見えますメラニン色素を含んだ黒色素胞等です。

緑色の発色は,これらの色素胞の黄色素胞と紅色素胞の黄色と青色が混ざりまして緑色となります。時々青いアマガエルが発見されますが黄色素胞を欠いた個体です。

ご質問の哺乳類は,メラニンを含んだ黒色素胞しか持ちません。ですから黒色からこげ茶,茶,更に明るい金色(アルビノですが),そして白が基本になります。

ではなぜ哺乳類だけが,黒色素胞しか持たないのかは,一つの推測として現世哺乳類は全て夜行性哺乳類から進化したことが原因と考えられています。夜には色はあまり必要有りませんから…

ちなみに殆ど全ての哺乳類は,緑を感知します網膜の緑錐体を欠いています。我々は赤錐体を変化させまして,緑錐体を再獲得したのです。これも哺乳類が夜行性で色の識別をあまり必要としなかった証拠になるでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。読ませて頂いて、哺乳類の毛って、黒色・こげ茶・茶・明るい金色(アルビノ)・白が基本!ということに気づきました。哺乳類がもともと夜行性だったってことも驚きです。勉強になりました。ありがとうございました!

お礼日時:2005/06/30 13:01

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