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高濃度酸素って体にいいのですか?
ベッカムが怪我したときに高濃度酸素で回復を早めたとかでブームになって今では、酸素喫茶などもできていますよね。
酸素は確かに呼吸するのに必要ですが、一方では活性酸素になり、細胞毒性を示したり、DNAに損傷を与えたりするはずです。
以前も同じ質問をしたところ活性酸素にならない酸素だ。という回答をいただきましたがそのような酸素はあるのでしょうか?
あるとしたらどうして活性酸素に変換されないのでしょうか?
あと医者の間では、40%以上の濃度の投与は肺障害を起こすというのが常識だそうですが、高濃度酸素治療で用いるのはこれよりはるかに濃い、100%近くの濃度です。
これは大丈夫なのでしょうか?

A 回答 (2件)

NO.1さんが詳しく説明されてらっしゃるので、補足だけ。



>酸素喫茶
医療用の酸素カプセルと民間のカプセルの造りは違います。
民間のものは多くが酸素濃度は30~40%程度までしか上がらないようです。
病院で行う高圧酸素治療は、酸素濃度は21~100%、気圧も2~3気圧まで上げることができます。

呼吸器等での酸素による肺障害を考えるとき、40%ならば数週間はまず危険はないと(臨床上は)考えています。
危険なのは60%以上で長期間行うケースで、これは確実に肺の繊維化をきたします。しかしN0.1さんがおっしゃる通り、主作用・副作用を鑑みてどうしても必要であれば投与せざるを得ません。。。

病院での高気圧酸素治療は、プログラムにもよりますがたいていは1.5~2時間で終わりますから肺障害という点では心配いらないと思います。
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基本的に酸素は毒です。


化学反応が早いので、利用できる生物は行動も早くなり進化はしましたし、それに対する物質の生成も体内で出来るようになりました。

まだ其れがウマく生成できない時期に高濃度酸素の暴露を受けると、各所に障害がおきます。それは過去に医療業界だけでなく問題に成ったのでご存知でしょう。

で、病院で治療に使う場合、100%純粋酸素の場合は特殊な治療を行なう場合にでも最高でも数日しか使いません。 普通は純粋酸素より低い濃度で使います。

質問の場合は、加圧して、与えているもので、
普通は赤血球で4つの酸素分子を捕らえられるのですが、それ以上を加圧して与えると、血液の液体成分部分に溶け込むので、患部に更に高濃度に酸素を送り込むことが出来ます。

これも、質問の場合、一時間程度でやめていたはずです。
何事も、薬剤では主作用と副作用をの程度を見極めて使いますが、この酸素の場合も同じです。

普段の場合なら、上記の酸素4分子も満足に出来ないほどの呼吸の弱さですから、ゆっくりした深呼吸でもすれば充分です。怪我の場合には其れがなかなか出来ませんから、高濃度のを使います。

此処の機序などは生理学の本でも読むと分かります。

詳しくは、麻酔医が知っています。医師でなくても歯科医の麻酔認定医なら知っていますから、掛かり付けの歯科医が認定されていたら聞いてみると良く分かりますよ。!(^^)!
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