プロが教えるわが家の防犯対策術!

私の普段からの疑問を質問させていただきます。

細菌は制限酵素を持ち、ファージの感染から身を守っていますよね。
また、自己のゲノムの認識部位をメチル化することで、自己ゲノム・非自己ゲノムの識別をしていますよね。
では、認識部位をメチル化する酵素は、どのように自己ゲノム・非自己ゲノムを認識しているのでしょうか?
非自己ゲノムが侵入してきたとき、区別がつかないのでは非自己ゲノムまでメチル化されて、制限酵素から守られてしまう気がするのですが。

A 回答 (1件)

メチル化酵素は、自己と非自己の区別はしないと考えられています。


それでは、なぜ、それでも外来DNAを撃退できるのでしょう?

自己のDNAは、複製するそばから、次々とメチル化されて行きますので、無事に制限酵素の攻撃を避けることができます。

一方の、外来DNAは、細胞内に入ってきたときは、裸の状態です。少しずつメチル化されていくとしても、全てのサイトがメチル化されるには時間がかかり、その間に未メチル化サイトが制限酵素の攻撃を受ける可能性が高くなります。
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この回答へのお礼

早速の回答有難うございます。
なるほど、問題はスピードだったんですね。

お礼日時:2005/07/30 00:12

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