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末續選手が200メートル走の二次予選の前に、力抜いて走ってるように見えたらいいですね、本番では力抜いてるわけないですから。
みたいなこと言っていたことについて詳しく教えてください。

A 回答 (3件)

全力で走っているのに、力を抜いて走っているように見えるということは、必要以外の部分に力が入っておらず、生み出した力がほとんど推進力に変わっている証拠です。


また力むことによって、自分で自分の動きを制限してしまったり、体力を浪費してしまったりということになってしまうのです。
走る時に力を入れるのは、接地する一瞬や左右の脚を入れ替えする一瞬だけなんです。それ以外の時に力を入れても意味はないんです。
世界のトップアスリートでも、100m走の最後は減速しています。よって走るというのは、同じ力でも、いかに最大の推進力を引き出す動きを身につけることができるかということが陸上競技であり、難しさであり楽しみなんです。
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詳しいことはNO1さんが答えてくれているので、私はそれ以外の点で書きます。


高校野球でベースに向かって一生懸命は知っている光景を思い浮かべてもらうと分かりやすいのですが、彼らを見て私たちは頑張っているということを実感します。ところが、マリナーズのイチロー選手の走塁はどうでしょうか?ぜんぜん一生懸命走っているようには思えませんよね?けど、速い。それは、NO1さんが言っていることだからです。
それに、200mと距離が長くなると、いかに体力ロスをなくして走るかがキーとなってくるので、力みは少ないほうがいいのです。力んでいると、車で言えば燃費が悪い状態ですから、当然ガス欠を起こしやすくなるわけです。
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No.1さんとNo.2さんに加えて。


末續選手は最近ウエイトトレーニングを始め筋力の強化を図りましたが、その結果走りに力みが見られるようになったそうです。ですから、その筋力がついた状態で無駄のない走りができたらいいタイムが出るだろうな、といった意味なのではないでしょうか?
また、「本番では力抜いてるわけないですから。」という発言は、彼のレースに対する考え方が大きく関わっていると思われます。それは、「練習で体に動きを覚えこませ、レースでは何も考えなくてもその動きができるようにする」というものです。今年の世界陸上の時点では、末續選手はまだ技術的に未完成だったらしいのでこういう発言が出たのでしょう。
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