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p-ニトロフェノール-ベータ-D-ガラクトース+H2O
                   →ガラクトース+p-ニトロフェノール
という反応で、ベータ-ガラクトシダーゼという酵素が使われるわけですが、
p~ガラクトースの代わりにo-ニトロフェノール~ガラクトースを用いると、o-~の方が反応速度が早いのはなぜなんでしょうか。
あと、クエン酸緩衝液よりもリン酸緩衝液を使った方が反応が早く進む理由も
よく分かりません。構造式が書けないので分かりにくい点もあると思いますが、
よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

レポートでしょうか・・・・?


以下の成書は参考になりますでしょうか?
===============================
酵素反応の有機化学/大野惇吉/丸善/1997.12 
酵素反応のしくみ/藤本大三郎/講談社/1996.12===============================
これ以外にも「酵素反応」を扱った成書は沢山あると思います。

さらにOriginal Paperが当たりたければ、文献検索されては如何でしょうか・・・・?

補足お願いします。 

この回答への補足

質問の仕方が悪かったですね、ごめんなさい。

レポートの考察で書かなきゃいけなくて、いろいろと調べてみたんですが
いい文献が見つからなかったんです。
聞いた話によるとo位にニトロ基がついていると酵素の立体反転を防ぐとか、
リン酸緩衝液は緩衝能を持つとからしいんですが、
もうちょっと詳しく知りたいなと思ったので、質問してみました。
さっそく教えていただいた文献を調べてみようと思います。

あと、Original Paperというのがよく分からないので、
できればもう少し詳しく教えてください。
わがままばかり言って申し訳ないのですが、よろしくお願いします。

補足日時:2001/10/30 23:14
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 忘れてしまったが、OとPの違いは、ニトロのついてる場所が違うから酵素の補助酵素としての役割が異なるのでは?


 クエン酸とリン酸はいまいち忘れたが、これも分子の大きさとか、活性指せるとかより安定になるとかの話と違いますか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
自分なりに調べてみたんですが、いまいちよく分からなかったんです。
あと、質問で化合物の名前が間違ってました。
正しくは、「p-ニトロフェニル-ベータ-D-ガラクトシド」でした。
そのことでいろいろと混乱させてしまったかもしれません。
もしそうだったらごめんなさい。
knightgoldさんの回答はレポートに役立てたいと思います。
すぐに答えてくれて、本当にありがとうございました。

お礼日時:2001/10/30 23:38

MiJunです。


>Original Paperというのがよく分からないので
原(論)文という意味です。
詳細に検索はしてませんが、ONPG(o-ニトロ・・・)に関しては沢山あるようですが、パラ誘導体は少ない(?)と思います・・・?
これを機会に図書館の司書の方に文献検索方法を教えてもらっては如何でしょうか?

>クエン酸緩衝液よりもリン酸緩衝液
酵素の至適pHは・・・・?

ご参考まで。
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この回答へのお礼

酵素の至適pHは4~5位らしいです。
(コウジカビのベータ-ガラクトシダーゼを用いました。)

今日は図書館で文献を調べてみようと思ったら、
月末休館日で結局何もできませんでした。
明日以降、自分なりに調べてみようと思います。
いろいろとアドバイスをありがとうございました。

お礼日時:2001/10/31 23:15

MiJunです。


>酵素の至適pHは4~5位らしいです。
それが分かっているのであれば、「クエン酸緩衝液・リン酸緩衝液」の内容を化学便覧等で調べてください(緩衝液の詳細の記載はあるのですか・・・?)!
あるいは「緩衝液」に関する本
====================================
緩衝液の選択と応用/D.D.ペリン,B.…[他]/講談社/1981.1 
====================================
が詳しいです。

ご参考まで。
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この回答へのお礼

私なりに頑張ったつもりだったんですが、
頑張り具合は全く足りなかったんですね。
役に立つアドバイスをたくさんして頂いて、
MiJunさんには本当にお世話になりっぱなしです。
昨日今日と時間がなくてレポートは全然進んでいませんが
明日はちょっと暇なので頑張って調べてみようと思います。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2001/11/01 23:41

一般的な話ですが、酵素反応はまず、酵素(ここでいうベータガラクトシターゼ)の活性中心が基質(ここではp-ニトロフェニルーベーターD-ガラクトース)に作用することによって反応が始まります。


o-位に置換基がついている場合とp-位についている場合とでは、酵素が基質に攻撃を(ここでは求核)仕掛ける際に、立体的に、また電気的に安定なのでしょうね。上記酵素についてはやったことがないので、ちょっと詳しくはなくて申し訳ないのですが。活性中心が何なのか(セリンとか金属)、教えていただければもう少し詳しくお答えできるのですが。

ちなみに基質にニトロ基がついているのは可視領域での測定を可能にするためです。豆知識。
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この回答へのお礼

emi01aさん、詳しい回答をありがとうございます。
こういう理由もあったんですね、勉強になります。
酵素の活性中心については、手元の資料では調べようが無くって
ちょっと分からないです、ごめんなさい。
もっといろいろと教えて欲しかったのに残念です。
でも、すごく参考になるご意見を本当にありがとうございました。

お礼日時:2001/11/04 00:40

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