
A 回答 (1件)
- 最新から表示
- 回答順に表示

No.1
- 回答日時:
ご質問のような現象は初耳です。
必ずしも、自信はないのですが、一応の説明を試みます。
まず、感熱紙の発色の原理ですが、熱によって酸を含む微少な粒が破壊されて、中の酸が出てきます。
そうすると、その酸の影響で、まわりにある「色のもと」(と参考リンクの説明では書かれています)が黒く変色します。
つまり、酸によって黒くなり、中性やアルカリ性では無色の「色のもと」があらかじめ紙に塗られているのです。
参考リンクによりますと、この色のもとは、アルコールに浸けると簡単に溶けてしまいます。そうすると、それまで黒かった色のもとでも無色になってしまいます。
その理由は、大雑把に言うと、酸の作用がアルコールによって弱められ、無色の状態に変化することによるものです。
黒く発色した字の上に、セロハンテープを貼り付けると、セロテープの粘着剤に黒くなった「色のもと」が溶けてしまうのでしょう。
そうすると、この粘着剤に溶けた「色のもと」が、アルコールに溶けたときと同じように無色になってしまったのではないでしょうか。
粘着剤だけではなく、もしかするとセロハンも関与しているかもしれません。セロハンの成分は化学的にはエタノールと類似している面もあります。
もしも、この考えが正しければ、セロハンテープの粘着剤に「色のもと」が溶けているはずですから、これに酸をかければ黒くなると思います。
・・・黒くならないようなら、この考えは間違っているということかもしれませんが・・・
参考URL:http://www2.tokai.or.jp/seed/seed/minna10.htm
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
おすすめ情報
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
-
アスピリンの逆滴定
-
以前初期の酸蝕症ではないかと...
-
クエン酸でも取り除けない水垢...
-
エポキシ樹脂の燃焼による発生物質
-
クエン酸とミネラルを摂りすぎ...
-
酸蝕への異常な恐怖 私は酸蝕症...
-
窒素なのに硝酸?
-
メチルオレンジ(アゾ染料)の...
-
フェリシアン化カリとフェロシ...
-
【無機化学】難溶性の塩の見分け方
-
お金に付いた緑青を取るには
-
HAc酸性のHAcって何ですか??...
-
ルイス酸の強さについて
-
ステンレスと硫酸の相性について
-
酸クロ反応におけるTEAについて
-
アミド結合は酸を加えて加熱す...
-
TLCについて
-
絵の具の臭い?
-
アルカリ性は肌を侵す、では酸...
-
(高校分野)CO2やSO2は...
おすすめ情報