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よろしくお願いいたします。

学生時代に化学の実験で水酸化ナトリウムの粒を扱ったときに、直に手で触らないこと
アルカリ性は肌を侵し、溶かすと注意されたことを覚えています。

アルカリ性の温泉や石鹸などで肌を洗うと、ヌルヌルしてきて、これは細胞が解けているんから
ヌルヌルするんだといわれました。

ヌルヌルの原因は肌が解けたものなんでしょうか?

また酸についてはどうなんでしょうか?酸というとスっぱいということぐらいしか覚えていませんが
酸はアルカリ性に対して肌を溶かすのではなく、焼くということを聞きましたどうなんでしょうか?
どちらもあまり身体にはよくないような印象ですが・・・

虫歯などは酸で溶かされてなるということも聞いたりなんかもします。

酸とアルカリは身体にどのように作用するのか教えてください。
なるべく専門家の方にお聞きしたいです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

 アルカリが肌を溶かすのと同様、酸も肌を溶かします。

草津温泉などの硫酸泉に浸かると肌がヌルヌルしますが、あれは肌がエッチング(蝕刻)されているんです。

 しかし、古来草津の湯は、医者も治せぬ病を癒すとされておりまして、身体に悪いとは断定しにくいのではないかと思われます。温泉の効能については専門外なのでわかりませんが、化学の範囲でしたら回答は可能です。

 虫歯は、ミュータンス菌が食べかすをリン酸(H3PO4)という弱い酸に変え、それが歯(主成分はリン酸水素石灰)を溶かす現象ですね。フッ素と水素の化合物である弗酸は、肌どころか骨まで溶かす非常に危険な物質で、歯に塗るフッ化ナトリウムと弗酸を取り違えた歯科医師が患者を死に至らしめたことがあります。

 肌を焼いたりするのは、濃硫酸や濃硝酸などの、酸化作用の強い酸です。燃焼という現象は、燃料の炭素や炭化水素が急激に酸化することなのですが、濃硫酸や濃硝酸は強い酸化剤なので、人の肌を酸化する(焼く)というわけです。ですが、硫酸泉は濃硫酸ではなく希硫酸で酸化作用は強くありませんので、せいぜい肌を溶かす程度に留まります。

 塩酸・硫酸・硝酸などは危険な酸というイメージですが、酢の主成分である酢酸(でも濃度が高いと危険)もありますし、炭酸・ホウ酸のような、人体にそんなに悪影響のない酸もあります。ただ、炭酸もわずかながらに歯を溶かすので、ビール好きの人は毎日歯をエッチングしてるんですよ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

別の方の回答にもありましたように、アルカリに作用するか、酸に作用するかは組合せ次第ということですね。

なぜアルカリで肌がヌルヌルするかというと、細胞質が外に出てきてそれでヌルヌルするのかと
自分で思っていました。

濃硫酸を手に落としたことがありましたが、確かにやけどのようになったことを思い出しました。

なるほど。

詳しい事例までありがとうございました。いい知識になりました。

お礼日時:2010/12/27 20:50

>虫歯などは酸で溶かされてなるということ



 も

>アルカリ性は肌を侵し、溶かすと

 いうことも、正しいです。んで、アルカリも酸も『結局溶かすの???』と考えるのはおかしいです。
 だって、歯と肌は「成分が違う」んですよ!
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

なるほど、アルカリに作用する物質と酸に作用する物質と、組合せ次第ということなんですね。

その辺の考えを忘れていました。


ありがとうございました。

お礼日時:2010/12/27 20:47

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