プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

こんにちは。最近は‘患者さま‘と呼ぶ医療機関も表れはじめ医療もサービス業色が強くなってきました。
ここでも患者の権利意識が高くなったのか‘我われは医者を選んでやっている。王様のように扱わないのはけしからん!!‘といった感じの質問も多々見かけます。
はたして医療機関もサービス業なのでしょうか?
サービス業というのは支払った対価に見合うサービスしか受けれないのが資本主義においては原則です。
例えば飛行機でもエコノミークラスとファーストクラスにおいては受けられるサービスは異なります。エコノミーの料金しか支払えない人はファーストクラスのサービスは受けられません。ホテルも一般客とスイートルームの宿泊客では待遇が違います。
しかしながら日本では医療においては経済格差に関係なく同じ扱いをされることになっています。(表向きには)
宿泊料金すら支払えない経済力の人間がスイートルーム並みのサービス(医療行為)を求めることが正当なことになっています。
そう考えると医療はサービス業としては成り立たないのではないでしょうか?(全額自費の美容外科などは100%サービス業ですが)

A 回答 (5件)

確かに医療機関もサービス業なのです。


但し、資本主義の原則には則しません。
何故なら、日本の医療保険制度は「社会主義制度」だからです。診療報酬制度に縛られて、診療行為別の報酬が国によって決められて、医療側には裁量権が有りません。
詰まり、1点10円の単価が決められて、値引きも、上乗せも一切認められていません。更に、医師や看護師の人数や、病院の廊下の幅や階段の段の高さ、病室の面積等々細部にわたって規制されています。
もし、これを侵して値引きなどをやれば、保険医取り消しになり、保険診療は出来なくなります。
更に、日本の保健医療制度は、医療機関は保険者(社会保険・国民保険)との契約で、被保険者(患者)に現物給付(医療行為)を行って、報酬は保険者から貰います。患者からは貰いません。
現実に患者が窓口負担で3割払いますが、これは患者が保険者に払うもので、医療機関はその代行者として、仮に受け取っているだけのものです。
被保険者(患者)は保険者に保険料を払う事によって、医療を受ける権利の契約をします。
詰まり、医療保険制度上は医療機関と患者の間には経済的契約関係は有りません。医療機関と患者の間に有る契約は診療契約だけで、これには経済的な事は含まれません。「ファーストクラス並スイートルーム並みのサービス」に関しては、個室料とかでの差別は有ります。
これを資本主義にしようというのが、「医療への株式会社の参入」論議です。株式会社は資本主義そのものですから。
私としては、患者に「様」付けをするのは、泥棒に様を付けるのに等しい行為だと思います。
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言葉の定義から。



サービス業:
日本標準産業分類による大分類の一。労務・便宜・専門的知識などを提供する業種で、さらに旅館・貸し間などの宿泊設備貸与業、対個人サービス業、対事業所サービス業、自動車修理などの修理業、映画などの興行業、「医療」・保健業、法務・教育・宗教関係業などに分類される。
(大辞泉より)

言葉の定義としては、「医療」は「サービス業」です。

また
サービス:
1 人のために力を尽くすこと。奉仕。「休日は家族に―する」
2 商売で、客をもてなすこと。また、顧客のためになされる種々の奉仕。「―のよい店」「アフター―」
3 商売で、値引きしたり、おまけをつけたりすること。「買ってくだされば―しますよ」
4 運輸・通信・商業など、物質的財貨を生産する過程以外で機能する労働。用役。役務。

●言葉の印象が先走って、「サービス」あるいは「サービス業」が、「金銭目的の第3次産業」と捕らえているのかもしれませんが、語源が英語のserviceやserveから来ていることを考えると、医療medical care, medical services がサービス業であることは不思議ではないと思います。

まあ、そういうアメリカもhealthcareがメインで、medical servicesとはあまり言いませんが。

●質問者さんの真意については、隣の質問に回答したのでお暇でしたら眺めてください。偏った意見かもしれませんが(苦笑)。では。
http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=1617605
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患者が医者または医院を選ぶ権利があり、


患者を受け入れることによって、
報酬を得ている以上、
サービス業と捉えている医師が多いのではないでしょうか。
個人の医院等では、
当然患者=お客さんなわけで、
なかには他から収入を得ることができるので、1円も儲からなくてもいいという医師もいるかもしれませんが、
普通の店を経営するのと同じ感覚なはずです。
病院勤務の医師で、病院から給料をもらっている場合は、
病院の自分に対する評価を得るために、
やはり患者にうける診察態度などを工夫している医師もいるはずです。
確かにどの医師にかかっても同一料金なら、
なおさら患者側に選択権があるはずで、
同じ料金でサービスを付加価値にする考えが生まれるのは不思議ではないでしょう。
同じエコノミークラスでも、
航空会社によって、ちょっとしたおまけや、
イメージキャラクターや、客室乗務員の美人度(?)で差別化をはかろうとしているのと同じであると思いますが。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます

お礼日時:2005/09/04 12:09

サービス業ではないと思います。


ただ、医術を施し、命を扱うプロの集団としてすべきことがあるのだと思います。
たとえば、腕の悪い医師ばかりの病院では、患者(いわば顧客)に選ばれません。で、医療とはどこまでのことをさすかと考えました。ただ技術が高いだけでも、非常に態度がわるく、患者を物のように扱ってしまうようでは、患者の回復に充分に貢献しているとは思えません。ですから、病院としては、プロとして患者の回復、健康にたいしてどれだけの意識をもって、どのような内容のケアを行っているかという点が大切で、患者をその点をしっかり「選ぶ」べきなのだと思います。
ですが。
患者の態度が非常によくないのも事実です。病院はサービス業のような面をもっていますが、それはあくまで効果的な治療のための措置であって、へこへこしたサービスを提供するような場ではありあmせん。患者は自分をよくするために最適な病院を選択はしますが、えらんでやってるなどというのは閉口です。
質問者様の言うとおり、経済原理で考えれば病院はサービス業ではないし、そのようなものになりさがる必要もないと思います。あくまで、技術・治療を必要とする人に、対応、人間性も治療の一部として真摯に提供するプロというのが理想なのかと。
私は医療関係者の友人が多く、偏った意見かもしれませんが、気になったので発言させていただきました。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます

お礼日時:2005/09/04 12:08

開業医はサービス業ととらえている先生が多いようにおもいます。

治療が第一は言うまでもありませんが、技術的に大差がない開業医にとっていかに患者がより多く来院してくれるかを考えた時 治療以外の部分で癒しや安らぎや院内での職員の補助はサービスに当てはまるのではないでしょうか。開業医では競って最新の医療器械を設備して「楽に検査ができる」「短時間ですむ」「痛みを伴わない」「予約を取り入れ患者の都合に合わせる」など患者が望むことに投資をしています。これもサービスだと思います。診察3分、待ち時間2時間というように待ち時間を苦痛にさせない努力もサービスにあてはまるのではいないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2005/09/01 17:29

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