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古典というか、クラシックな、というか。

例えば「西遊記」とか「シェークスピア全集」とか「オー・ヘンリー」とか「夏目漱石・こころ」とか。
・古いけど面白いんだよ!
・一般教養として読んでおいた方がいいよ。
といった古典的な作品があれば教えて下さい。
神話でも短編集でも、分類は何でも構いません。

僕はちょうど高校ですが、あまり難しいのは挫折してしまいがちなので、どんな本がいいのか分かりません。
あ、でも、古典調な文章でも大抵は大丈夫です。

読みきれなかったのは「車輪の下」「若きウェルテルの悩み」
苦手なのは「嵐が丘」「ロミオとジュリエット」
好きだったのは「史記」「オー・ヘンリーの短編集」です。

A 回答 (15件中1~10件)

西遊記がお好きということですので、「水滸伝」はいかがでしょうか?岩波文庫で「全10巻」で出ています。

「108人の豪傑」が「梁山泊」に「義」の旗(正確には替天行道)のもとに集まり、悪政に戦いを挑み・・・・というストーリー。読むキッカケは「横山光輝」のコミック版を読み興味を持ち始め、「70回」、「120回」版、全部揃えました。もちろん古本屋でも購入可能です。
昭和20年代にも岩波文庫から出版されているので、こちらも古本屋で探してみては?
今と昔の「漢字」の違いを楽しむのもいいですね。
現在、「北方謙三」さんが全く違う展開の「水滸伝」を書いていますが、これもまた何とも言えずの面白い!!
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「わたしは自分の受けた啓発を,1冊の本を読んだことに全く負っている。

1冊の本? その通りである。それは古い簡明な本であり,自然そのものと同じほど慎み深く,気取りがない。……この本の名前もまたさりげなく,ただ,本と呼ばれる。つまり聖書である」―19世紀のドイツの作家,ハインリヒ・ハイネ。

人類史最古の書であり、なお今も多くの人に影響を与え続ける聖書。 中でも詩篇23編は文学の最高傑作ともいわれています。
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「今昔物語」「義経記」「平家物語」「雨月物語」「椿説弓張月」「国性爺谷合戦」「南総里見八犬伝」



ヘッセは「デーミヤン」が面白い。
「クオレ(クオーレとも)」や「小公女」「秘密の花園」あたりの児童文学も読んでなければ時間のあるうちに読みましょう。
レイ・ブラッドベリやカポーティあたりも古典ではないけど高校生の時に読んどくと良いかも。
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既出ですが芥川。


短いのが多いのでさくさく読めると思いますよ。

芥川を読むならそれから古典の「宇治拾遺物語」などはどうですかね?
「鼻」とかの元ネタが入っている古典です。
訳語が載っている本などで読むと、実際に古典の文を読んだときに言葉のニュアンスなどがつかめて楽しいです。

私が高校の時の古典の時間は全て訳が載っている本を読んでから文に取り組むという半ばけんか売っているような勉強法でした(笑)
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中公クラシックスの『悲しき熱帯』でしょうか。


私も高校生のときに読みました。
文明人から見て不合理と見える習慣も合理的だと思って納得しました。
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プルータルコス「プルターク英雄伝」


岩波文庫にあります。
けっこういろんな人が読んでいます。シェークスピアとか。
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高校生なら。

一応古典ということなので19世紀、およびそれ以前でまあメジャーなものを。

シェークスピアは全集でなくて結構。わけわかんないのもありますし、高校生にはつらいのもありますから。まあ四大悲劇(リア王、マクベス、ハムレット、オセロー)か?あと二つ三つなにか史劇以外のものを。(読むな、ってことではないですが、読みにくいものが多いかな?)ちくま文庫の松岡和子訳のものはなかなかよかったです。

あと、イギリス物ではスコット「アイヴァンホー」なんかどうでしょう。

アメリカだととりあえずホーソン「緋文字」、ホイットマン「草の葉」、ポー「詩」あたりは必読でしょう。

ロシアはプーシキンの「詩」、ゴーゴリ「鼻」「外套」、ドストエフスキー「罪と罰」、トルストイ「戦争と平和」。まずはこの辺から。他にもあるし、この人たちにもほかに作品でいいのがありますが。

ドイツだとレッシング「賢者ナータン」、ゲーテ「ファウスト」シラー「群盗」、ハイネ「詩」あたりか?
ヘッセやトーマス・マンになるともう20世紀ですから。

フランスではモリエールの戯曲。ユゴーではやはり「レ・ミゼラブル」。デュマは「三銃士」が有名ですが実は大長編の一部なので(しかも入手が難しいかも)「モンテ・クリスト伯」。あっとバルザック「知られざる傑作」「絶対の探求」あたりか。それと20世紀なのですがロマン・ロランの「ジャン・クリストフ」はやはり高校生のうちに読んだ方が良いでしょう。

中国については皆さんに付け加えるものは特にありません。まあしかし「唐詩選」あたりの漢文の詩は日本においてはやはり基礎教養でしょう。

#8さんのおっしゃる聖書ですが、全訳を読むつもりなら、高価ですが岩波書店版を。最近廉価版(といってもそこそこ高価ですが)がでましたし。古典として読む以上注釈がない信者向けの「聖書」はだめでしょう。岩波文庫にもありますが全部ではありませんので。
ギリシア神話はいろんなひとがまとめていますが、ブルフィンチのものが読みやすいでしょう。

日本古典は古事記といいたいところですが、文学として読むには後半きついので。日本書紀はもっときついですね。まあ橋本治の「桃尻語訳 枕草子」「徒然草」あたりか。

あと文学にかぎっていうと岩波文庫の「文学案内」シリーズが有益です。これを読んでおもしろそうなものをチェックするといいかも。また歴史の教科書に出てくる人の作品を片っ端から読む、というのもいいと思います。(私はこれをやった)

なお、哲学・思想・社会関係は割愛します。書ききれません。このへんも読みたいならやはり教科書と資料集を手引きに原典にあたってください。(これもやったので、高校時代授業中もずっと読書三昧でした)
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第一に「古典」と呼べるもの。


第二に「面白い」もの。
第三に「多分、高校生でも読める」もの。
そして「受験に出る」ような現世的なご利益は無視して和洋中1つずつ。


『源氏物語』と言いたいところですが、これはやはり高校生には無理でしょう。
丸谷才一センセによると、
「高校の授業で『源氏物語』をあつかうな。あそこに描かれている恋愛が高校生に理解できるようなら我々大人は何をすればよいのだ。」
だそうです(笑。ま、大人になってからの楽しみということで。

で、その代わりといっては何ですが『新古今和歌集』。
現代語訳とか解説とかは無視して和歌そのものを読み飛ばしてください。
たぶん分からないものが多いと思います。
でも中には「あれ、これ、良いやン、面白いやン」という歌もあるはずです。
繰り返し読むうちに、この「良いやン」という歌がだんだん増えてくるはずです。そのたびにこの上なく美しい世界が広がってゆきます。一生楽しめます。



『オイディプス王』
世界文学史の最初の方のページに載っているのに、その後の文学史上でこれに比肩する戯曲はめったにないという、奇跡のような作品。山崎正和訳でどうぞ。

もっとも、これはやはり実際に舞台に接して欲しいです。
一流の演出家、一流の役者がやると、本当に鳥肌が立ちます。



『水滸伝』
中国四大奇書(『三国志演義』『水滸伝』『西遊記』『金瓶梅』)の中で、小説としてダントツに優れているのはこれです。
岩波文庫で読んでください。
水滸伝には多くの版があるのですが、岩波に収録されているものが最も古い百回本と言われる版による翻訳です。
これ以外の版は後世の人間の改竄が加わっているので水滸伝本来のテーマが分からなくなっています。
ただ、岩波のやつは翻訳文に少々問題があるんですが、それはまぁ、我慢しましょう(苦笑。

なお、これは小声で言いますが、百回本の困ったところはしょっちゅう詩がはいってくる(もともとが講談だったので、講談師が歌った歌詞がそのまま収録されている。)ことです。でも、こんなのは読み飛ばしたらいいんです。百回本以外じゃカットされてますし。
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西洋文学(英語・独語・仏語)関係の受験対策としては.


新約聖書
旧約聖書
ギリシャ神話
の3冊。難しいならば.児童文学書(小学生向けの漢字にルビが振ってあり.内容がかなり省略されている本)で十分です。考え方を理解できれば良いので。

中国文学(漢文対策)としては
西遊記
三国志
きんぺいぱい
の3冊。ただし.きんべいぱいは.ポルノ文学なので訳者の方が「はずかしいから」として訳さず白文のままになっています。ですから白文が読める程度の漢文の知識がある場合に限られます。

日本文学としては.
社会科の副読本で.資料集があるはずです。全部1回は音読してください。1回読んでおけば.内容を覚えてなくても.いつ頃の内容かくらいはわかるでしょうから。

それと.某入試に出やすい範囲が元禄なので.元禄時代の文芸書を1冊。
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実利的な意味で「読んどけ!」なのは、



ギリシア神話
聖書
(シェークスピア)

ですね。ギリシア神話(ローマ神話)は応用範囲が広い。ギリシア神話を知っていると、惑星の英語名を覚えるのは簡単だし、星座を覚える時のヒントになるし、西洋古典絵画を鑑賞する時のヒントになります。

聖書も西洋古典絵画の主題に多用されますねー。映画なんかでもちょこちょこ関連しそうです。欧米の作品の根底にはやはりキリスト教が重要な位置を占めているだろうと思うので、一通り読んでおいて損はないんじゃないでしょうか。
でも聖典としての聖書を全部をちゃんと読むのはなかなか骨が折れると思います(^_^;)。わたしは読んでません。
これといってお薦め出来るものもないのですが、文学の方面から書かれているものが読みやすいでしょう。子供用に書かれたなるべく厚めの聖書か、でなければしょうがないので、
阿刀田高の
「旧約聖書を知っていますか」
「新約聖書を知っていますか」
などがとっつきやすいかと思います。
世界古典文学全集5 聖書( 筑摩書房)544p
は、(読んでいませんが)新約・旧約を合わせてこのページ数にしているようですから、分量としては丁度いいかもしれませんね。

シェークスピアをかっこ書きにしているのは、実際的な利益が前二者より劣るかな?と思ったからです。うろ覚えの話で恐縮ですが、欧米の小説で使われる言い回し?のかなりの部分が聖書とシェークスピアから取られていると読んだことがあります。でも、わたし自身は小説などを読んでいて、出典がシェークスピアであることに、今ひとつ気がついてないことが多いかも……。

ただ、実利的な面からだけではなく、シェークスピアは一通り読んでおいてもいいかな、と思います。わたし自身はすっかり大人になってから、つい数年前に読んだのですが、けっこう面白かった。たしか、
筑摩書房 世界古典文学全集 シェークスピア1~5
かな?
正直に言って、筋はほとんど覚えていないのですが(^_^;)、シェークスピアは基本的に戯曲ですから、言い回しや警句を楽しむのがメインではないかと。オペラが歌を楽しむのを第一義にしているのと同じように。
シェイクスピアを読んでいる時は、地下鉄を何度か乗り過ごしました。

ロミオとジュリエットが苦手だったそうですが、シェイクスピア作品は、頭の中に舞台をおいて、役者に演じさせつつ読まないと面白くないですよー。もしお嫌いじゃなかったら、「恋に落ちたシェイクスピア」という映画をご覧になって、当時の芝居の雰囲気をつかんでから(ちらっとしか出てこないけど)見ると、もっと楽しめると思います。

あとは高校生なら「源氏物語」。
原典でなくて良いので、田辺訳でも橋本訳でも読みやすいのを読んでおくと、古文の点数が上がります。筋がわかっていると、文法的に解けなくても答えられたりするんです。けっこう源氏物語は出題されることが多いですからね。

わたし自身は高校生の時に一番本を読んだので、何に限らず手を出して欲しいですね。世界文学全集読破、とかしてみてもいいかもしれない。(わたしはやってないけど。)
はっきり言って、古典的名作というものは、出会うのが早すぎても駄目だし遅すぎても駄目なので、高校生で読むのも賭けです。いつ読もうと賭けです。でも、長大な作品を読む腕力は高校生くらいが一番じゃないかと思うんですよね。時間がなくなってくると、だんだんめんどくさそうな作品には手が出なくなってきます。わたしも当時、もう少し名作系を読んでおけば良かったなあ。

あ、「古事記」も読んでおいた方がいいかも。これも聖書と同じで、原典は読みにくいので、物語になっているのがいいですね。

以上のようなところでしょうか。
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