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クラシックって同じ曲でも演奏者とか指揮者が違うものがたくさんでてますが何が違うんでしょうか?

A 回答 (6件)

楽譜をご覧になったことがありますか?楽譜に書いてあることは音程とリズム、それに「早さ」です。

ところが、音程といっても実際には時代によって変わってきていますし、厳密には人によって違う場合もあります。また複数の楽器で合奏する場合、各楽器の音量のバランスや、楽器の音色、それに民謡系のメロディーでは楽譜に表現できない微妙なリズムと強弱がありますし、また、早さもベートーベン以前は「早い」「遅い」という言い方はあっても具体的にどのくらい早いかは見てきたわけではないのでわかりません。

従って演奏者による「解釈」という作業が必要になります。楽譜に書かれていることは俗に演奏に必要な情報の10%くらい(まあ多くとも半分以下)といわれてますが、後の部分は演奏者が作ります。ここに演奏者の個性というものがでてきます。また同じ演奏者でもこの「埋め方」が常に同じというわけではありません。ライブなんかの時は体調や気分や客席の反応なんかでも変化するし、また年齢や共演者の違いでもかなり変化します。また研究の結果解釈が変わったってなこともあります。

まあそれでも近代以降の楽譜はまだ情報が多い方で、バロック以前になると演奏者のアドリブなんて普通にありましたし。モーツァルトなんかでも自分の演奏するパートが書いてなかったり。

もし興味があるのでしたら聞き比べをおすすめします。
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この回答へのお礼

奥の深いものなんですね。聞き比べしてみようかと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/24 12:55

たとえ同じ演奏者と同じ指揮者の組み合わせだとしても、録音された年代が違えば当然演奏は変わります。



ですが、これは聞く人の状態によっても事情は異なります。耳の鈍感な人、音楽を聞いて楽しもうという心のない人は、誰のどんな演奏を聴いても、全部同じように聞こえる、もしくは耳に入ってこないことでしょう。

でもそれは悪いことだとは思いません。人によって心地よく感じる音楽の種類は異なるのが当たり前ですから、聞いていても楽しくない音楽を無理に聞き続ける必要はないでしょう。そもそもどんな種類の音楽に対しても一切関心を示さない人が、世の中にはいますから。
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この回答へのお礼

これは音楽以外のものにもいえることですね。ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/24 13:00

同じ楽譜を使っても演奏家の解釈によって変わる部分がかなりあります。


例えば、Allegroと書いてあっても、演奏家によって微妙にテンポ設定が異なります。「軽快さ」を表現するのに一番いいと考えるテンポは、演奏家によって微妙に違いますから、この違いが出るのです。(もちろん、オーケストラの場合、指揮者が設定したテンポでの演奏になります)
また、各楽器のバランスやメロディの歌い方、微妙なテンポの伸び縮みなども違います。
さらに音色。ヴァイオリンの音色1つとっても演奏家によって微妙に違います。

さらに、プロのオーケストラと言っても、技術的なレベルの違いもありますし、管楽器などは使っている楽器そのものが違うこともある。さらに、使っている楽譜の版によって、楽譜そのものが微妙に違うこともあります。版の違いで有名なのはブルックナーの楽譜ですが、シューベルトの交響曲などでの、従来の版ではクレッシェンドとされていた所がアクセントになっている楽譜もあります。(自筆譜が、どちらともとれる書き方になっているのだそうです)

こうしたさまざまな違いが積み重なると、やはり「違った」演奏になりますし、同じ指揮者と演奏家の組み合わせだって、常にまったく同じ演奏になるわけではありません。

いろいろ聴き比べてみるうちに、「こっちの演奏の方が好きだな」というのが出てくると思います。
もっとも、聴くときに、あまり考えすぎるとよくないとは思うのですが...(細部にこだわりすぎると全体が見えなくなります)
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この回答へのお礼

他の回答者さんにもありますが、聞き比べしてみるがよさそうですね。細部にこだわると全体が見えない。ここに注意して聞き比べしてみようかと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/24 12:59

こんにちは。



ちょっと変なたとえですが,ブラジルのサッカーとドイツのサッカーは,同じ競技でも全然スタイルが違いますよね。まあ,それと似たようなものです(笑)。
監督(指揮者)が変わっても,実際プレーしなくてもチーム(演奏)は変わりますしね。

楽譜という「ルール」はありますが,その範囲内ならば,各奏者が自由にイマジネーションを働かせてよいのです。
たまに反則する人もいますけど,それもプレーのうちという所も一緒でしょうか(笑)。

同じ曲でも,演奏する人が違えば違うように聴こえるというのは,クラシックに限らず,どんな音楽でも同じと思います。質問者さんも,ポップスや,ジャズや,学校の音楽の授業など,いたるところで経験していると思います。

何が違うか,というのは,具体的にはいろいろありますが,もっとも大事なのは,そのいろいろな違いによって,「聴いた時の自分の感じ方が違う」という事だと思います。

同じ曲なのに優しく聴こえたり,激しく聴こえたり。
楽しい旋律を聴いて楽しくなったり,同じ旋律でもなぜか哀しくなったり。

などなど。

実際に聴いてみて実感するのが一番だと思いますよ。ちょっと慣れれば,誰にでも分かると思います。そこからがクラシックの面白い所ですよ!
(スポーツ観戦でも同じですよね)
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この回答へのお礼

非常に分かりやすいたとえです。ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/24 12:54

「演奏者とか指揮者が違う」と行ってしまえばそれまでですが…(笑



楽団が違えばレベルや音色も違いますし、同じ楽団でも編成(楽器の人数構成?)なども違います。指揮者が違うと演奏自体にかなり差が出てきます。
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この回答へのお礼

聞き比べてみるのがいいかもしれないですね。ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/24 12:53

「音楽性」と言ってしまえばそれまでなんですが。

。。

同じ曲であっても、それぞれに表現が異なっています。

また、同じ曲、同じ演奏者、同じ指揮者であっても、録音時期が異なれば、また表現が異なっているのです。

クラシックファンには様々なタイプの人がいて、たとえば「ある楽曲」のファンであれば、同じ曲のCDを何枚も集めたりして、その表現の違いを楽しんでいたりします。
クラシックの楽しみ方は、多種多様なんです。
そうしたニーズに応えられる様に、同じ曲でも演奏者とか指揮者が違うものがたくさん出ているのです。
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この回答へのお礼

ロックとは違うんですね。ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/24 12:52

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