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のどかな中にもシュールな印象を与えるこの歌ですが、どのように解釈したらよいでしょうか。
歌詞の印象からは、「君」はずいぶん超然とした感じで、自分は子供から大人に変わりうるもののようです。「自分」の視点から「君」へ呼びかけているようですが、「君」と自分はどのような存在で、どのような関係にあると考えられるでしょうか。
参考URL http://musicfinder.yahoo.co.jp/bin/createlyricsh …

A 回答 (1件)

道を歩きながらよく口ずさむほど、この歌が大好きです。


歌に限らずあらゆる作品は本来、受け手それぞれに異なる解釈があってかまわないと思いますが、そのうえで私個人の解釈として書かせていただきます。

まず歌の中の自分は、「十何年前は」「大人になって」などとあるので、時間の経過とともに成長するごく一般的な人間と見て間違いないでしょう。
対して“君”のほうは、「まだたぶん君は眠りの途中」とあるように、まるでピーターパンのような成長しない存在として描かれています。
以上から考え“君”は、その頃の自由な空想により創造された架空の生き物、およびそれを育む自然の象徴ということになるのではと思います。ピーターパンの他にとなりのトトロなんかが近いでしょうか。
(そういえば、この曲が入った2ndアルバムの前の1stには、ピーターパンと関係ある『ないないないの国』という曲がありますね)

歌詞の1番から2番前半で描かれているのは、その空想と戯れていた頃の自分。
そして2番後半では、大人になった自分がその頃過ごした故郷の自然へ再び足を運び、その頃の空想を思い出しているのではないかと。
つまり、帰っていける自分の中の安らぎの場所、子どもの頃と変わらない(自然というのも人に比べて変化が少ないものですね)潜在的なもう一人の自分を歌ったものだ、と考えられると思います。
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この回答へのお礼

なるほど納得のいくお考えです。想像上の生き物というと普段の生活の中ではつい忘れてしまいがちな普遍的な存在でもあるし、自分の中の一部の擬人化ともとれますね。ありがとうございました。

お礼日時:2005/10/10 22:41

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