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素朴な疑問を持っています。有名な奏者の方の公開レッスンが多く開催されていますが、自分の先生についていてその先生のレッスンから得られることがあるのであれば、わざわざその曲を違う人に見てもらう必要はあるのでしょうか?先生によってカラーがあるので、場合によっては同じ曲の解釈でまったく別のことを言われる可能性もありますよね。その場合はどちらに従うのでしょう?また、自分がやったことのない曲が扱われる場合公開レッスンを聴講しても意味があるのでしょうか?譜読み程度にしておいてもある程度時間をかけて向き合った曲でないのに他人のアドバイスだけを受身的に取り入れるのはどうかと思うんですが…。

どなたかその心境を教えて下さい。

A 回答 (2件)

こんにちは。

アマチュアの身で僭越ではありますが。

例えば,ベートーヴェンのある曲のレッスンがあったとして,その中では,その曲の解釈だけでなく,講師の方の「こういうフレーズはこういう奏法・解釈」といった,より普遍的な音楽センスも見えてくるでしょうし,講師の方のベートーヴェン観も見えるだろうし,その他の作曲家との関わりをどう考えるかも分かるかもしれません。たとえ曲が違っていても十分に意義があり,参考になると思います。
*曲が前もって分かっていれば,もちろん予習しておいた方がよいと思いますが。

たとえその解釈が今の先生の教えと違っていたとしても,十分に参考になると思います。違っていてこそ参考になる,と言った方がよいかもしれません。

十人いれば十通りの解釈があって当たり前で,もちろん,先生と質問者さんの間でも違って当たり前です(先生の言う事を聞くな,という意味では決してありません,念のため)。
解釈が違っていた,どっちにしよう? ではなく, どうして違う解釈になるのだろうか? と考えるきっかけができるのは,非常に貴重な体験だと思います。

なにより,私の場合は,特定の曲の解釈や技術を勉強するというよりは(もちろん,自分に経験のある曲ならばそれも大いに参考になりますが),レッスンを通して,その奥にある,講師の方の音楽性・人間性に触れ,自分の感性をより豊かにする事に意義を感じています。

受身になってしまうかどうかは聴講する側の意識次第,ではないでしょうか。


以上,ご参考になれば幸いです。
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No1の方も書いておられますが、先生に付くのは


「自分のやりたい音楽をどうすれば表現できるのか」
それを教えてもらうためです。
自分の理想にどうすれば近づけるのか、その方法論を教えてもらうのだと思います。
ただ、初心者の場合には先生の理想とする音楽を教えてもらうことは、自分の理想とする音楽像を思い描くためにも有効だと思いますが、やはりある程度のレベルになれば他人の受け売りでない自分の理想とする音楽をどう作り上げるかを目標にすると言うのが本来と思います。

従ってそれを十分に咀嚼できるレベルならば優れた先生のレッスンは積極的に受けるのが正しいと言うことになります。
ただし、私のようなレベルの低い人間では消化不良に陥ることもあります。(反省)
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