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飛行機が飛行場内をタキシングする時、意外とガタガタ振動しますよね。トラックの方がまだまし、みたいな感じで。
飛行場の誘導路は、一般のアスファルト道路と較べたら、段違いの精密な平面度を保持するよう建設されていると思うのですが、それほどのフラットであれば、もっと滑るように走ってくれてもいいように思います。どんなに精密に建設してもやはり凹凸は避けられないってことなのでしょうか?
また、プロジェクトXで観ましたが、羽田空港では沈下による平面度の低下を回避するために空港全体をジャッキアップして、隙間に固化剤を注入するというメンテナンスを定期的に行っているということですが、それをしてもなお、ガタガタいうような凹凸は避けられないということなのでしょうか?

A 回答 (1件)

車と違い、ショックアブソーバーが固いことが挙げられると思います。


例えば、車のようなやわらかいサスペンションは、確かに乗り心地が良いのですが、車を軽くジャンプさせて着地させただけでも、簡単に底着きしてしまいます。
 また、飛行機の主脚は主翼の付け根付近に取り付けられていることが多く、主翼のたわみにより振動が増幅されることも考えられるでしょう。

 一般道路では重量のある大型車両には軸重制限があり、沢山のタイヤ
で重量を分散させて車体を支えています。これは、弱いアスファルト舗
装の道路を痛めないための規制です。ところが飛行機の場合、例えばB
767だと、3つの脚で150t以上もの重量を支えないといけません。
しかもそのほとんどの荷重は2つの主脚にかかります。
車のような人が乗っただけでふわりとするようなサスペンションでは、
着陸の衝撃で簡単に破壊されてしまいます。

空港の誘導路やエプロンでは、このような1点ごとにかかる荷重が大きい
飛行機を支えるため、強度のあるコンクリートの舗装板を多数使用して
おり、その変形が他の舗装版に影響しないように、隙間を空けて敷き詰
められた構造になっています。このため、継ぎ目部分を通過する時に、
振動が発生します。

この回答への補足

どなたか専門家の方、いらっしゃいませんかねー?

補足日時:2005/10/27 05:03
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この回答へのお礼

なるほどですー。
ショックアブソーバーと主翼ですか。気が付かなかったです。
主翼はタキシング中、フラフラ揺れてますからねー。
回答、ありがとうございました。

お礼日時:2005/10/24 21:58

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