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初心者です。DTPの基礎とか何も分かりません。
デジタルカメラで400万画素と600万画素で写真を撮影しました。
看板などかなり大きなもの(2m×3m以上の大きさ)としてインクジェット出力などポスターにするのですが、
400万画素で撮影したもの、600万画素で撮影したものを同等の高解像度にした場合、出力のキレイさに違いはでるのでしょうか?
それと、最近はRAW画像で撮影することが多いのですが、RAW画像をJPG変換せずに大きなポスターなどに出力することは可能なのでしょうか?

A 回答 (3件)

ポスターなどの大型出力は、一般的な印刷物のDTPデータよりも比較的低解像度のデータでかまわないケースが多いです。



例えば一般的な印刷物の場合、175線でイメージセッターで出力する場合は、線数×2倍の350ppiの解像度を必要としますが、
ポスター出力は網点に分解せずにディザなどの一般的なインクジェットプリンタなどと同じような方法で出力しますので、
超高解像度を要求する出力機で200~400ppi、
一般的な機種だと150~200ppi程度でも大丈夫です。

この場合重要なのは、出力機によってデータのフォーマットが違うことで、
CMYKデータが必須の機種もあれば、RGBデータでの入稿が必須の機種もあります。
先ずは出力するターゲット機種を決めないと、どのようなデータにしたらいいのかさえ決まらないのが大型出力なのです。
一例として都内の有名な出力センターの大型出力のページをリンクしておきますが、
http://www.vanfu.co.jp/service/output/ooban.html
ここで5機種ある機種でも入稿データのフォーマットには何も書かれていませんね。
こういう場合は必ず入稿先に事前に確認しておくことが必要です。

また、このように何機種もあるのには理由があって、出力機によって耐久性が大幅に違います。
どの機種がどれとはこの場で指摘しませんが、
中にはほんの1ヶ月ほどで退色する機種もあります。
こういう機種は短期の展示会で使ったら後は廃棄処分してしまうよなケースで使う機種で、
もし長期間掲示予定であれば耐久性に優れた機種を選ばなければなりませんし、
屋外などで使用するのであれば太陽光や雨、風に対する耐久性も考慮しなければなりません。

これらの条件を知らずにオーダーしてほんの数ヶ月で退色したと文句を付けるのはお門違い。
適材を選ばなかった発注者側のミスとなります。
なので、事前の仕様確認は必須条件ですよ。
先ずは入稿先にどういった期間、どのような用途で使用するのかをきっちり説明して相談してください。

なお、ここまで説明しておおかた理解はつくと思いますが、
質問にある出力サイズ(2m×3m以上の大きさ)に対して、400万画素と600万画素で撮ったものを、
それぞれ2m×3mにした場合に原寸大でのデータの解像度が最低150ppiをクリアできるかどうか自分で試してください。
それがクリアできる写真を使えばいいだけです。
クリアできなければどちらも解像度不足。
もっと高解像度で撮影するか、
やむを得ない場合は画素の水増しになるだけだけどPhotoshopででも画素数を調整してやるしか方法はありません。

さて、最後ですが
>最近はRAW画像で撮影することが多いのですが、RAW画像をJPG変換せずに大きなポスターなどに出力することは可能なのでしょうか?
 ↑
に答えますが、前述のように出力機が受け入れないデータ形式はダメということです。
RGBデータで入稿できる場合は場合によってはJPEGは「可」の場合もあります。
ただし、どこでも入稿OKと言うわけではありません。
あなたが出力を予定している機種がJPEG入稿可の場合だけです。
必ず入稿先に事前確認してください。

RAWデータについては他の方がほとんど説明し尽くしているので細かくは書きませんが、
RAWのままで出力できる出力機というのは基本的に「ない」と考えてください。
要するにフィルムカメラでいえば現像前の生フィルムの状態がRAWデータです。
RAWデータはユーザーが何らかのRAW現像加工をした上で使うべきデータです。
現像しないデータを入稿できるわけがないでしょ?

DTPで重要なのは
1:入稿先との事前の綿密な打ち合わせ。
2:出力ターゲットに対する適切なデータを作れるオペレーターの腕
これだけです。

デジカメのスペックであれこれ語ったところで1枚のポスターもまともに出力できないということを理解してください。
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既に両方の画素数で撮影された画像が手許にあるのなら


その一部でいいですから、目的の解像度でプリントして
使用状態に近い観察距離で比較すれば一目瞭然です。
A4程度のプリンタしかお持ちでなければ
数枚に分けてプリントして繋げればいいですから
とにかくまず、現物で比較することをお勧めします。

実際に、先の回答にもありますが
使うカメラの種類や条件などによっても結果は大きく違いますので
現物データをお持ちなら、それで比較するのが最善です。
ここで一般論を聞いても何の足しにもなりません。

ちょっと酷な言い方をしますが
初心者のくせに、そんな当然の努力もしないで手軽に尋ねて済まそう、
と言うのは手抜きや甘えでしかありません。
初心の段階でそれに浸かってしまうと、もう先は見えてしまいますよ。

それと、そもそも既にデータがあるのなら
600万画素のほうを選択すればいい事じゃありませんか?
少なくとも“小さいよりは大きいほうがいい”くらいは
一般論として受け入れても間違いではありません。
データ量に大きな差があるのでもありませんから、特別な支障もないはずです。
何を悩んでいるのか分かりません。



また、その“初心者”さんがRAW撮影を選んだ理由は何でしょうか。
どこかのデジカメ雑誌に載っていたからですか?

RAWは後処理(画像生成)を自分で出来るような人にはいいですが
それをそのまま渡そう、という人には向いていません。
と言うより、
そのまま渡すのでよければ、RAWで撮影する理由はありません。

デジカメ雑誌はまだまだ写真の“質”に触れるには歴史が足りなくて
ハードレビューを除けば
RAWくらいしか取り上げる内容がないからやっているだけです。
一部の自動車雑誌で嬉々として
ドリフト走行のテクニックを紹介しているようなものです。
あまりああいった記事に踊らされないほうがいいです。

既に実績のある人が、より画質を向上させたい場合には有益な記事でしょうし、
また、デジカメオタクが理屈で遊ぶには楽しい記事かもしれませんが
充分な知識も画像生成への意欲もなく、しかも
データがその先に廻っていくような環境の中にいる初心者が
RAWを扱うのは、弊害のほうが多過ぎます。
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同じ400万画素でも一眼レフの400万画素機とコンパクトデジカメの400万画素機では、出来る絵が違いますから単純に400と600の違いでは何とも言えません。



また、対象物(ポスター)をどのような距離で見るかにもよります、全体を見渡すのであれば5m程度離れますし、看板となればそれ以上でしょう、離れれば離れるほど精密さは必要でなくなりますが

カメラの性能如何によって違いますとしか言えません。

RAWから直接については、カメラマンがアホな場合とか預かったデータでは印刷できないなどの理由からRAWデータその物を求める印刷所などはありますから可能といえば可能ですが

目で見える形式の画像にしておかなければ、これはこの色にという指定も出来ませんから、印刷データとは別にJPEGデータやプルーフなどが必要です。

しかしながら実際は、出稿の場合データはTIFFやEPSなどにして渡しますので、JPEGという時点でもう少し知識を付けましょう。
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