No.2
- 回答日時:
将来的には変わる可能性がありますね。
参考URLは春分・秋分の例ですが、同じ事が言えます。
1年の周期が365.25636 日ですから、うるう年と同じでほぼ4年でひとまわりですが100年ごとに補正も入りますし、400年・2000年でも同じ事が言えます。もっといえば、うるう秒の入り方でもかわります。
ただ、大筋では外れませんよ。
参考URL:http://koyomi.vis.ne.jp/directjp.cgi?http://koyo …
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
手元にアメリカ海軍天文台の天文計算ソフトMICAがあったので,それを用いて,今後2050年までの冬至の時刻を計算してみました。
(時刻は日本時間に直してあります)冬至の時刻を含む日付が「冬至の日」となります。
2004/12/21 21:42
2005/12/22 03:35
2006/12/22 09:22
2007/12/22 15:08
2008/12/21 21:04
2009/12/22 02:47
2010/12/22 08:38
2011/12/22 14:30
2012/12/21 20:12
こんなふうに,22→22→22→21のローテーションが続きます。
また,時刻を見ていただくと,毎年だいたい6時間ずつ遅くなっていることが分かると思います。
正確な平均間隔は365日5時間48分45秒,これを1太陽年といいます。
(回答No.2で出てきた365.25636日=365日6時間09分09秒は,1恒星年といい,別物です)
ただ,惑星や月の引力の影響を受けて時刻は微妙に揺れ動きますので,あくまでも平均です。(試しに,1年と何時間何分後に冬至になるか,それぞれ求めてみると面白いでしょう)
また,ぴったり6時間なら4年ごとに同じ時刻になるのですが,平均して5時間48分ですので,少しずつ時刻は早まっていきます。
閏年(2008,2012)では間に1日余分にはいるため,日付が1日戻って21日になり,その翌年にはまた深夜の0時を越えるので22日になる,というパターンです。
さて,これがどこまで続くかというと,
2013/12/22 02:11
2014/12/22 08:03
2015/12/22 13:48
2016/12/21 19:44
2017/12/22 01:28
2018/12/22 07:23
2019/12/22 13:19
2020/12/21 19:02
2021/12/22 00:59
2022/12/22 06:48
2023/12/22 12:27
2024/12/21 18:20 閏年で21日に戻りました。
2025/12/22 00:03 ここではかろうじて日付が変わって22日ですが,
2026/12/22 05:50
2027/12/22 11:42
2028/12/21 17:19
2029/12/21 23:14 とうとうパターンが破れました。
2030/12/22 05:09
2031/12/22 10:55
2032/12/21 16:56
2033/12/21 22:46
2034/12/22 04:34
2035/12/22 10:31
2036/12/21 16:13
2037/12/21 22:07
2038/12/22 04:02
2039/12/22 09:40
2040/12/21 15:33
2041/12/21 21:18
2042/12/22 03:04
2043/12/22 09:01
2044/12/21 14:43
2045/12/21 20:35
2046/12/22 02:28
2047/12/22 08:07
2048/12/21 14:02
2049/12/21 19:52
2050/12/22 01:38
と,22→22→21(閏年)→21,というローテーションに変わります。
これもさらに続けていくと,また変わることは明らかでしょう。
2042/12/22 03:04
2046/12/22 02:28
2050/12/22 01:38
というパターンから見て,2058年か遅くとも2062年には22日ではなく21日になりそうです。
MICAというソフトでは2050年までしか計算できないので,別の資料を見てみました。
Astronomical tables of the sun, moon and planetsという本には,西暦1年から3000年までの,春分・夏至・秋分・冬至の日付・時刻がずらりと載っています。
ただし,示されている時刻は力学時といって,グリニッジ標準時より少し(現在は1分ちょっと)進んでいます。また,両時刻の差は今のところ少しずつ広がっているのですが,地球の自転のスピードの微妙な変化によって変わる可能性があります。
それによると,(便宜上,力学時-世界時=1分としました)
2050/12/22 01:38
2051/12/22 07:34
2052/12/21 13:17 (閏年で戻った)
2053/12/21 19:10
2054/12/22 01:10
2055/12/22 06:56
2056/12/21 12:52
2057/12/21 18:43
2058/12/22 00:25 なんとか生き残りました。
2059/12/22 06:18
2060/12/21 12:02
2061/12/21 17:49
2062/12/21 23:43 ここでパターンが変わります。
という具合で,基本は4年サイクルなのですが,時々パターンが変わります。
理由としては,冬至から次の冬至までがぴったり6時間ではなく,少し短いこと。
しかも,その正確な時間差は年によって多少伸び縮みすること。
閏年の入れ方が4年に1度ではない(2100,2200,2300は閏年にならない)こと。
といった理由が挙げられます。
ところで,No.2さんの「2000年でも同じ事が言えます。」ってありますが,グレゴリオ暦では400年ごとの補正が一番長くて,2000年ごとの補正はないんですけど。
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