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先週まではどの通貨も円安傾向になっていたと思いますが、今週急に円高になってきていますよね。
その大きな理由は何なのでしょうか?

特に米ドルに関して今後の予想も含め教えて頂けたらと思います。

来年は円高になるといった話も聞いたことがありますが、それが早まり年内から円高傾向に変化してしまったのでしょうか??
再び120円代に戻ることは無さそうでしょうか?
(こうく予想はもちろん誰も出来ないのは分かるのですが、専門家やお詳しい方の個人的予想でけっこうですので宜しくお願いいたします。)

A 回答 (7件)

重要な変化はアメリカのスタンスの変化です。

1月のグリーンスパン退任で、米国の金利政策は”インフレ目標”に変化します。これで世界と日本の差が歴然としてしまいました。
 ”インフレ目標”はいままでのダイナミックな(曲芸的な)やり方に比べると、インフレ率に対する静かな金利政策です。インフレ目標政策では普通2-4%前後の非常に弱い物価上昇率を設定して、それを目標に経済運営する政策で、終局的に景気の安定を目指すものです。
 日銀の方針とは逆ですが、速見総裁の言葉は政府の要人の言葉でかき消されるようになりました。日本の金利は、速見総裁の単純で強力なゼロ金利→景気改善したらプラス金利発動の政策(外国から見ると非常に危なっかしい)で決まるとしたら、また景気ががたがたになり危ないです。

 話を戻して、米国の金利は、この先、インフレ目標によってコントロールされることになります。もはや”継続利上政策”なんて単純で暴力的なことはありません。(米国が継続利上、日本がゼロ金利なら、すっごい単純でした。FOMCの発表で1月を待たずにこの時代が終わったのです。)
 
 為替変動の要因は、機械的なものからより微妙なものになりました。変動が大きければ投機のチャンスかもしれませんが目がはなせないのです。相場師が休み前に手仕舞いするのも当然です。
 
 質問は再び120円代に戻ることは無さそうでしょうか?ですが、あっていいと思います。日本だけ政策がすっばずれているのですから、通貨ががったんと安くなっても、何の不思議もないです。相場師の人ははりついてがんばってください。

相場が戻してもその後は円高の方向に進むという意見もありますが、数年前のドル135円から80円台の変化を誰も予想できなかったように、ノーコントロールほど行く末がわからないものはありません。ポスト小泉確定のあとで、日本が(欧米よりもダンピング国中国が身近にある複雑な状況の下で)インフレ目標政策でうまく舵取りできれば、適切なレート(とトレンド)に、微調整による変動をしながらもまた、落ち着く可能性が高いと思います。中国の存在は引き続き日本が円安誘導を続けようとする根拠になりますし、石油価格の持続的な高騰傾向はそのブレーキですが、そのブレーキは世界の中でずば抜けてエネルギー効率のよい日本では弱いのです。インフレ目標政策になったとしても、国内よりも国際要因で期待インフレ率や名目金利が決まる日本では、ユーロや米国とは別のスタンスが必要になります。私は静かな円安政策が必要と考えています。ゼロ金利かどうかなどはそれらのあとで決めなければいけません。

 グリーンスパン退役と同時に日銀もしっかり理論武装して実際のデータから経済を安定させる方針と能力を持ったいい後任に換えるべきですね。
 竹中先生は候補かも知れないけど(少なくとも政府要人が自身を持って総裁の発言に反対の意見を述べるのは彼の影響と思うけど)ポスト小泉で荒れているので政府もうまく機能しないのです。困ったものです。
 
 今後の景気のキーワードになるインフレ目標について、新聞などの付け焼刃の解説では若干不安です。ちょっといいURLを紹介しておきます。
 
 おっとお昼ご飯になりました。さようなら。

参考URL:http://www005.upp.so-net.ne.jp/greentree/koizumi …
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この回答へのお礼

いろいろとお詳しい方なのでしょうね。私も自分なりの予測をたてられるよう参考に勉強してみたいと思います。参考HPもありがとうございます。ゆっくり読んでみます。

お礼日時:2005/12/19 17:14

日銀の現総裁は、福井総裁ですが、、、。

#4の回答を読んで、、、?

参考URL:http://www5.hokkaido-np.co.jp/motto/20030315/
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私を含め、どなたも正解はないと思いますが思いついたことを書くと。



1 貿易赤字がふくらみ、円高でアメリカが怒った。内緒の介入をした。
2 IMMの7万枚のショートの利益確定およびそれによるストップロスの誘爆
3 どこかの国のえらい人が財政赤字が改善されない国は再建の格下げをするぞ!
  と脅した(詳細は忘れました、ひまわりのニュース参照してください)
4 円安すぎたのでIMM意外にも利益確定などで誘爆
5 日本への投資による円買い(ただしこれは日本人による外貨買いの方が強いらしいです)
6 各国が利上げしているので、FOMC利上げネタはもう飽きた(金利ブーム)


でもとりあえず円を買う理由にはなっていないのですぐに円安に戻ると思います。
急落してストップが誘爆していくと、みんな焦り同じ行動をとります。
だから極端な下落、上昇が発生します。
おちついて一休みすれば元に戻ると思います。

これは個人的予想ですが為替王は円安(ドル高)に確信を持っており。
酒匂氏はこんな円安ばかげている、108に戻る。
と主張していますね。
ロイターニュースでもいろいろ言われていますが、よくわからないときは様子見が一番です。

テクニカル的にみると確かドル円は1年で平均11円動きます。
今年は101~121と20円も動いています。
円高になりましたがドル以外の通貨ではまだまだ円安に感じませんか?
ユーロだって134円、CAD80円、NZD72円ぐらいでした。
数年前からするとすごく円安です。
でもFXやっていると5円も変わると大変ですよね!
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この回答へのお礼

ありがとうございます。為替はいろんな要因で動くので予測が難しいですね。今は様子見が一番なのでしょうね。。

お礼日時:2005/12/19 17:57

先週はほとんどの通貨に対して円高に振れています。


新聞ではドルの金利上昇傾向の打ち止め感によるという記事が多いようですが円高はドルだけにとどまっていないことより、むしろ円に原因があると考えています。
今までの円安は世界的な金利上昇傾向の中で円だけ意識的に金利を押さえ込むゼロ金利政策の維持が大きな原因ですが、その状況が変わるきざしがあると考える人が増えているのではないでしょうか。近い将来日本の金利上昇が本格的に始まり各国との金利差が縮小してゆくことがここ1~3ヶ月で相場に織り込まれていくのではないでしょうか。
でも国債暴落が本格的に始まれば円はかつてなく大きく売られハイパーインフレの道です。そういう意味では今回の円高は一時的な調整とみることもできます。
日本国(地方含む)の借金は天文学的すぎて数兆円規模のみみっちい増税策では増加を止められない。金利が上がり出すと(たった1%の上昇で約10兆円の利払い増加)利払いの為の国債費の増額=国債残高の更なる増加。金属や原油、穀物などの実物資産は随分前より騰勢を強めています。世界的なインフレ時代の到来です。日本だけその流れから外れることはできません。
底を打った相場は天井をつけるまで上げつづける。相場はいつも行き過ぎがおこるもの。山高ければ谷深し。金利を政策的に異常値で押さえ込んだつけは必ず払わされる時が来ると考えます。
私は玉の増減はするもののドルの買い持ちを維持してゆく方針です。

参考URL:http://ueno.cool.ne.jp/gakuten/network/fin.html
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この回答へのお礼

ありがとうございます。参考URL拝見しました。
本当に怖い数字ですね。。。

お礼日時:2005/12/19 17:55

私の考えでは、米ドル円で13ー14円近辺から円安になった理由は日本の通貨政策の行方に世界の金融関係者が疑問を持つ事件が起きた事と、欧米の通貨がこぞって金利を上げたことにあると思います。


上げ過ぎの状態にあった中でNZドルは金利を上げたにもかかわらず、大幅安となりました。2-3日後のFOMCの金融政策説明の中に今後も継続して利上げをする事を伺わせる文言が無いと言うことで米ドル円が下げました。つれて他の通貨も下げました。
業者の話しでは、欧米のファンド関係者がクリスマス休暇の為に相場を手仕舞いしていると言うことです。損しいてもですね。ですから22-23日頃から新年第一週までは取引は非常に減ると思われます。
米ドル円相場は下げ幅は縮小していますが、も少し下げるのではないでしょうか。120円まで戻るかどうかは、新年の相場の勢いに掛かっていると思います。戻るとしても日数が掛かるのでは。相場が戻してもその後は円高の方向に進むとみています。今回の相場の高値は121.40円近辺だったとなるかも知れません。
5-10年の長期で見ますと米ドル安円高の方向に進んでおりますぞ。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。クリスマス休暇の手仕舞いというのは納得かもしれませんね。思いもつきませんでした。

お礼日時:2005/12/19 17:40

FOMCを境目にして、猛烈なドル売り円買いが行われています。


シロウトの私が思うに、投機マネーの動きのように思います。今日の日経新聞では、個人の円買いも加速を後押ししているのだとか。
一応115円60銭で下げ止っていますが、このあたりが一目均衡表の雲の上限です。反発しても118.60に基準線があって上値が押さえられそうな、、、。

先日まで言われていた日米の金利差そのものは、当面続いているので、米国の利上げ打ち止めか日本の政策変更までは、ドル高傾向が続いてもおかしくないわけです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。投機マネーは極端に動いたりするので素人には予測難しいですよね。。

お礼日時:2005/12/19 17:44

個人的な予想ですが。

。。

今回の円高は、9月からの継続的な円安に対する調整(今年の手仕舞い)と捕らえています。
現在116円ぐらいですが、115円ぐらいが一応の底かも知れませんし、113円ぐらいまで下がるかも?と思っています。
来週も115円を割らずに115~117円程度のレンジで揉み合いするようなら、、とりあえずは底なのかなぁと推測しています。

確かに121円で折り返して来年は円高101円程度まで進むというテクニカル的な考え方もありますが、、、私は今回を「調整」と捕らえていますので年明けぐらいから徐々に上(121円を越えて)を目指すと思います。

まあ、今週で殆どの海外勢も手仕舞いすると思いますので、年末はノーポジでゆったりしていた方が良いと思います。
参加者が少ないと思わぬ方向に跳ねる事もあるので。。。
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この回答へのお礼

調整ということで、円高に傾向が変わってしまったというワケでは無さそうですね。年明けまた120円を超えたらいいなと思っています。

お礼日時:2005/12/19 17:46

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