一回も披露したことのない豆知識

海外のオイル規格表を見ていると、表題の規格が出てきました。
内容は、どうもATFの規格のようなのですが、中には、エンジンオイルにこの規格が記載されているものもあります。
エンジンオイルにこの規格が併記されていた場合は、エンジンオイルがATFとして使えるということを示していることになるのでしょうか?

A 回答 (2件)

その通りです。


「Allison C-4」表示があるエンジンオイルは、該当するATの作動油としても使えます。

例を下記に示しておきます。

私も、以前オイルボトルに記載があった、この規格について販売店で聞いたことがあります。(海外です)
アメ車のトラックやバスのATの作動油として使うんだそうで、ユーザーとしては、エンジンにもATにも両方使える上、値段も高くないのでよく売れているそうです。

それにしても、不思議なオイルですよね。

参考URL:http://www.smallandsonsoil.com/docs/76/guardol_m …
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Allisonというのは会社名です。


日本法人は、
アイシンGMアリソン株式会社(AGMA):http://www.agma.co.jp/default.htm
です。
トランスミッションを主に作っています。

まず、エンジン以上に、AT(オートマチックトランスミッション)は精密機器です。その中でもATFは重量な役割を担っているため、ATを作った会社は、ATFの仕様を定めています。故障やトラブルを防ぐため、ATFは作った会社の定めた仕様=規格に適合したATFを使う必要があります。

で、その規格は、ATは主にアメリカで発展したために、現在もゼネラルモータース(GM)とフォードの規格がATFの基準になっています。
エンジンオイルは、国際基準といえる規格があるのですが、ATFは国際基準がないため、両社の規格が基準になっています。

当初は別物だったのですが、現在ほぼ同規格となっているようです。その為、「両方の規格を満たすATF」も増えているようです
ちなみに日本にはJASOという規格があります。

GMの規格:DEXRONIII(デクスロンIII)とFORDの規格:MARCON(マーコン)のように、アリソン社が製造したATに適合するATFであることを示すために、「Allison C-○」や「GM/Allison C-○」といった表記がされています。(アリソンが定めるATFのC-○という規格を満たしているという意味です。)
上記の2社は有名ですので、規格名DEXRONIIIだけを表記しても分かりますが、Allisonの場合は、C-○だけでは分かりにくいので、Allison C-○と表記されているのだと思います。

上にも書きましたが、最近では、どこも同規格になっていますので、どれにも適応するATFが多いですね。

同じように、アリソンはトランスミッションだけではなく、エンジンも作っていますので、エンジンに関しても、アリソンが定める規格に適合していると言う意味ですね。(何用のエンジンかは知りませんが。。。)

ですから
>エンジンオイルがATFとして使えるということを示している

のではではなく、
「Allison社が製造したATやエンジンのオイル、フルード仕様の番号:C-○に適合した物」
という意味です。


ちなみに。。。
もともとアリソンは、GM社のアリソン事業部でした。それが、アリソン社になり、また少し前に、アリソン社をGMのパワーとレーン部門に統合しました。(結局今はGM社の一部です)
ですから、表記が「GM/Allison」となっているものがあります。
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