はじめまして。

実は質問のタイトル通りなのですが、「臭い」って何処かに消えて無くなるんでしょうか?
それとも分解でもされるんでしょうか?

太古の昔から各種の「臭い」が大気中に放出されているはずですが、何処に行っちゃったんでしょうか?

よろしくお願いします。

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A 回答 (6件)

>ですが、分かったような分からないような・・・?


>臭いの伴う「物質」って、必ず「分解」や「臭いの無い別物」に変わっちゃうんで>しょうか?

物質によって、また環境によって様々ですが、物質というのは最終的には基本的に「分解」されたりして消滅します。臭いの元となるエステル化合物のような物質は、特に分解されるまでの時間が短いものが多いです。もちろん長く分解されずにずっと残る嫌な臭いもありますが、それは消臭剤をつかって無理やり化学反応をおこすか、その物質を吸着させて臭わないようにします。あ、いうのを忘れましたが、臭いを発する物質は空気に浮遊しているときに人間の鼻で感じます。固体でも臭いがするのは、その物質が空気内に発散されているからです。微小な量で臭いはするものです。

ほかの方も述べていらっしゃいますが、物質が拡散したり、吸着したり、液体に溶解したりして臭わなくなるということも、もちろん重要なファクターです。
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この回答へのお礼

chukanshiさんですね!
度々ありがとうございます。

よーく分かりました。m(__)m

皆さんの回答を読んでいるうちに、「臭い」が何なのか分かってきました。
こんなに奥が深かったとは!(・・・私だけがそう思ってたりして?)

ともかく謎が解けました。
何かありましたら又よろしくお願いします。

ありがとうございました。

お礼日時:2001/12/19 23:58

専門家の回答もありますから余計なことかも知れませんが、仮説を1つ


要するに「分散による希釈だけならどんどん大気中の濃度は濃くなっているはず」→「じゃー、いつかは臭いだすの?」ということですよね?
「臭いの元となる物質」はほとんどが「臭いの無い物質」に変化していることは間違い無いと思います。では「臭いの無い物質」とは何でしょうか?
確か嗅覚とは便利(?)な物で、ある特定の臭いをずっと嗅ぎ続けるとその臭いを感じなくなると記憶しています。つまり生まれた時からほぼ同じ組成の大気を嗅ぎ続けているわけですから、通常の大気中の物質を「臭いの無い物質」として感じている(臭いを感じなくなった?)。というのはどうでしょうか?
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この回答へのお礼

なんだか私の質問って、こんなに奥が深かったのかと改めて認識しています。
その仮説はスゴイ分かりやすいです。

確かに臭いに対する慣れはあると思います。

でもそうなると、「臭いセンサー」なる機械は何を基準に測定しているんでしょうか?
うーん。新たな疑問です。

お礼日時:2001/12/19 23:50

においについては参考URLをご覧下さい。


臭うものはいわゆる揮発性の高いもので一般に分散しやすいものが多いと思われます。良い香りといわれるものは芳香族類やエステル類が多く、くさいものは硫黄(S)窒素(N)を含んでいるものが多く知られています。
これらにおいは空気中で拡散され、光や細菌などで分解されたり、雨などに溶けて地面に吸着されたりしてどんどん消滅していきます。
また、臭いには臭いということで別の臭いで臭いを覆い隠してしまう(芳香剤などはこの手です)方法もありますが一般には消臭剤を使用したり、臭いのもとを消臭してしまう方法が一番と言えます。
人間の鼻が犬のように敏感であったら今の生活はひょっとして耐えられないものになるかもしれません。それほど人間の臭覚は鈍感なのです。
ちなみに煙は固体ですので繊維に吸着しやすいです。

参考URL:http://www.201110.gr.jp/nioitowa.html
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この回答へのお礼

参考URLをありがとうございました。

人間の嗅覚が犬なみだったらホント耐えられないと思います。
でも犬はさほど気にしていないかも・・・

また何かありましたら宜しくお願いします。

お礼日時:2001/12/19 23:42

 


  「臭い」というのは何かと言いますと、実体は、実は、色々な種類の物質の分子です。分子の少しまとまった集団の場合もあれば、イオンの場合もありますが、分子あるいは微小粒子だと考えればよいでしょう。
 
  鼻の奥の粘膜には、物質の分子に応じて、複雑な感覚信号を発生させる機構を持つ細胞があり、これが、「臭いの感覚」が生じる理由です。舌が感じる「味」も、これと似ています。舌の味覚細胞も、物質の分子の種類に応じて、独特の複雑な信号を発生させます。
 
  そこで、臭いの実体は分子ないし微小粒子で、これらは非常に軽いので、空中に浮かんでいるのです。また空気は流れていますので、この流れに乗って浮かんでいるとも言えます。
 
  臭いの分子は、短期的には(数年とか数百年とか)、大気のなかに拡散して濃度が薄くなって行き、消えて行くように思えます。しかし、地球の歴史の何十億年とかを考えると、いまから1億年前に恐竜が出した生臭い臭いとか、火山の噴火で出た硫黄の臭いとかは、段々大気中に貯まって来て、地球の大気は臭いだらけになるのではないかという疑問は自然です。
 
  宇宙船のなかとか、閉じた部屋のなかなどでは、段々臭いが貯まって来ます。(宇宙船の場合は、本当に密閉しているので、実は、臭いは、長期間宇宙飛行する宇宙船には、深刻な問題なのです)。
 
  地球の大気の場合だと、色々な方法や形態で、臭いの分子や微粒子は、分解したり、吸収されたりします。幾つもの過程というか、変化の形態がありますが、一つは、他の物質に付着するということがあります。付着によって、化学変化が起こり、元の分子は、もっと単純なものに変化するということです。また、太陽からは紫外線が出ていますから、紫外線のエネルギーで、大気中の複雑な分子は、単純な分子に分解されて行きます。
 
  こうして単純な分子に分解されると、それは、普通、酸素、窒素、水素、炭素などで、炭素は二酸化炭素の形に普通なります。もっと重い分子は、次第に地上あるいは海面に降下して来ます。こうして、陸上に臭いの物質は落下し、染み込んで行き、他方、大洋の水中にも降下し、二酸化炭素などを含めて色々な気体分子は、海水に溶け込み吸収されます。また、かなり複雑な分子が分解されなくても、これらも地上に落下し、また海中に沈みます。
 
  地球の大気は、いまから5億年ほど前と現在では、まったく組成が違っています。この理由は、火山活動によって、地球から、色々な分子が、大気中に出て来たことと、もう一つ、植物が、酸素を作り出し、大気に放出し、動物がそれをまた二酸化炭素にするというような過程で、新しい大気成分が構成されたからです。
 
  何億年前からの臭いはどこに行ったかというと、今の大気が、それによって構成され、また、陸地の成分や海中の物質も、臭いの物質が蓄積したものだということになります。
 
  臭いの分子は、地球上の大きな物質循環のなかに巻き込まれ、大気となったり、海の溶解物質となったり、土壌の成分などとなり、いまも循環を続けているのです。
 
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この回答へのお礼

starfloraさーん。
とても詳しく、かつ、分かりやすく教えていただきありがとうございました。
私の質問の主旨までも、私以上に的確にご理解していただき感謝感激です。
なるほど、そういうことだったのですね。
大変助かりました。ありがとうございました。
 
 
  

お礼日時:2001/12/19 23:38

僕は素人ですから、少し恐縮ですが。

。。
「匂い」の分子があるとして、
それはそれを発する物質の周りに浮遊します。
風に流されて行ったりもします。
この時点ではその「分子」はある範囲に於いて、
密集しているので匂いとして認識されます。
しかしそのうち散り散りになり、
化学変化を起こしたりもして、
空気中の密度が低下し、匂わなくなる。
これでどうでしょう?
即興にしては理にかなってる気がします。(^^;
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

>空気中の密度が低下し、匂わなくなる。
これは私も考えたのですが、ただ分散しているだけということなのでしょうかね?
だとすると、臭いはただ単に薄まっているだけということになります。

例えば目に見えない「芳香剤の臭い」や「オナラ・・・すいません!」又は目に見える「煙」といったものでは、どう考えたらいいんでしょうか。

お礼日時:2001/12/19 22:36

臭いは、ある物質にともなうもので、その臭いのする物質が分解されてなくなれば、臭いも消えます。

臭いの元となるのは、エステル化合物が多いですが。臭いというのは単独で存在するものではなく、物質あっての臭いですから、その物質が分解されたり、他の物質と反応して臭いのない別物になれば臭いが消えます。
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この回答へのお礼

早々のご回答ありがとうございまーす。
ご専門家の方からだったので、嬉しかったです。

ですが、分かったような分からないような・・・?
臭いの伴う「物質」って、必ず「分解」や「臭いの無い別物」に変わっちゃうんでしょうか?

お礼日時:2001/12/19 22:08

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(1) 概ね10km~20kmまで
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Q大気圏突入時の熱から機体を守る方法

大気圏突入時の熱から機体を守る方法
耐熱タイルの下から水を出してその気加熱で機体の温度上昇を防げばいいと思ったんですが、現実的でしょうか?問題点は何でしょうか?

Aベストアンサー

そもそも、質問者さんは根本的なところで間違えているように見えます。

まず、「気化熱で機体の温度上昇を防」ぐという方法そのものについては、あながち間違いではありません。
ロシアのソユーズとか、アメリカのアポロなどでは、機体を「アブレータ」と呼ばれる樹脂で覆っており、熱で樹脂が蒸発するときの気化熱を利用して、機体の温度上昇を防ぐようになっています。

この方式の場合、温度上昇を防ぐためには、大気圏突入の最中にずっと「何かを気化させ続ける」必要があります。
そのため、原理的にある程度の量のアブレータが必要で、その質量がは無視できません。

一方、スペースシャトルの耐熱タイルは非常に軽い素材であり、非常に断熱性能が高いものです。表面温度が1500度になっても、その熱がほとんど機体には伝わりません。(タイルの片側を火がつくぐらいの高熱に熱しても、反対側は手でさわっても全然大丈夫なぐらいです)
もしスペースシャトルをアブレータ方式で大気圏突入させようと思ったら、かなりの重さのアブレータで表面を覆う必要があります。それに比べると耐熱タイルは格段に軽いのです。

「樹脂のかわりに水をアブレータにする」ことは不可能ではないでしょうけど、その場合でも「気化させ続ける」ことができるだけの「ある程度の量が必要」になることはどうしても避けられません。
耐熱タイル方式にくらべ、格段に重くなるのは確かです。


> 耐熱タイルをくぼませて、そこに水蒸気の層を作って断熱したら少量の水でも解決しませんか?

最初に供給した水が気化した時にはその気化熱による冷却効果が出ますが、
「水蒸気の層」を作って以降は、もう「水を気化させる」ことができませんから、熱くなる一方です。
水蒸気は冷却効果のない、ただの断熱材に成り下がるわけですが、断熱材として見た場合、水蒸気はあまり良いものではありません。それよりも耐熱タイルの断熱性能の方が格段に上です。

ところが、耐熱タイルに水蒸気を通してしまうと、タイルそのものは熱を伝えなくても、水蒸気が熱をを伝えて、機体が熱くなってしまいます。
つまり、耐熱タイルを使う場合なら、水を出すことはまったく逆効果です。
そんなことするよりも、耐熱タイルだけの方が、機体の温度上昇は防ぐことができます。

「水の気化熱による冷却」方式を使うなら、それをメインの冷却方式として、耐熱タイル無しの機体で水冷却装置で水を噴出し続けるという形になるでしょう。

さて、それの実現性についてですが、
樹脂のアブレータ方式の場合、完全に機体と一体化していますから、非常に信頼性が高いです。その代わり重いという欠点があります。
それに対し、耐熱タイルの最大の欠点は「強度」ですね。そんなすごい断熱性能を持ったタイルでも剥がれてしまっては意味がありません。アブレータ方式に比べて信頼性が落ちるのが欠点です。

「水の気化熱による冷却方式」の場合、噴射装置が壊れたらどうするのか、という信頼性の面で、耐熱タイル方式以上に不安であり、
信頼性が低く、重い、という両方の欠点を併せ持ったような方式になってしまいます。
重くていいならアブレータ方式の方が信頼性が高いですし、信頼性が低くてもいいのなら、耐熱タイルの方が軽いです。

そもそも、質問者さんは根本的なところで間違えているように見えます。

まず、「気化熱で機体の温度上昇を防」ぐという方法そのものについては、あながち間違いではありません。
ロシアのソユーズとか、アメリカのアポロなどでは、機体を「アブレータ」と呼ばれる樹脂で覆っており、熱で樹脂が蒸発するときの気化熱を利用して、機体の温度上昇を防ぐようになっています。

この方式の場合、温度上昇を防ぐためには、大気圏突入の最中にずっと「何かを気化させ続ける」必要があります。
そのため、原理的にある程...続きを読む


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