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日本のプロ野球の勝率計算には引分を含みませんが、
これは何故でしょうか?
0.5勝0.5敗として計算すると何か不都合が発生するのでしょうか?

A 回答 (4件)

理由をこじつけると、野球というゲームに求められます。


先発投手が勝っている時点で降板し、味方が逆転され負けてしまっても、その投手に負けがつきません。もちろん勝ちも。
そしてそんな試合が連勝中に入ったとしても、連勝が途切れたとは言いません。
なぜなら、その投手に勝敗がついてないからです。
また、打率に四死球は含みません。なぜなら故意四球もあり、決着がついてないからです。
出塁率というものがありますが、あれにだって失策での出塁は含まれません。
相手のエラーを誘う足、相手の守備の弱点に付け込む打撃も評価されません。
だって、打者が打ち勝ったのか、守備が守れなかったか、白黒つけられないからです。

こういったはっきりとしなかった勝負はカウントしないほうが、より野球らしいのです。
だからあえてこうしているのでしょう。

また、引き分けを0.5勝としたとき、勝ち越しているチームに不利に働きます。
20勝5敗のAチームと5勝20敗のBチームが闘ったとします。
このとき、Aは勝率0.800、Bは勝率0.200。
そしてこの試合で引き分ければ、Aは20.5勝5.5敗、勝率0.788。Bは5.5勝20.5敗、勝率0.211。
と、上位のチームが不利になります。
上位ならば当然強いわけで、決着がつくまでやればかつ確率が高いはずです。
なのに、不利になるのはおかしいのでは?

しかし勝率に引き分けを除けば、実質引き分けは、そのチームの最終勝率と同じ価値がでます。
勝率0.650なら引き分け一つが0.650勝の価値になったといえます。
完全決着(さらなる延長、もしくは再試合)にすれば、数字で見れば勝率と同じ確立で勝てるはずです。
だから、引き分けを計算から抜くことで、できるだけ強さに比例した価値を引き分けに与えることができるのです。

数字や確立とともにある野球に見事にマッチした制度だと思います。
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この回答へのお礼

なるほど、引分は最終勝率と同じと言う考え方なんですね。
メジャーのように決着がつくまでやるのがベストなんでしょうけど…

お礼日時:2006/01/10 20:06

引き分けを0.5勝0.5敗だと、昔のサッカーのように、勝利:2点,引き分け:1点のように勝ち点で計算する方法と同様のシステムになりますね。



勝ち星が最も多いチームが優勝するという条件でありながら、引き分けもありとする複雑なシステムの場合、勝率5割以上の場合、1勝>2分けになる現行のシステムがベターな方法かもしれません。
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勝ってないんだから勝ちではない、負けていないんだから負けではないでしょう。


決着が付いてないんだからなかったことにしよう、と。

数年前まで、セントラルでは引き分け再試合制だったので、引き分け(当時は15回)の場合は、
後日同じカードがもう一度開催されました。
本来はこれが理想なんでしょうが、日程や商業的な問題で難しいんでしょうね。
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特に不都合というわけではないでしょうが


0.5勝0.5敗にしようという意見は常に存在します。
ただ、どうでしょうね。
引き分けはそもそも勝ち負けではないですから
計算に組み入れること自体そぐわないんでしょう。
2引き分けで1勝1敗ってのもちょっとおかしい話でしょ。
優勝争いしているときに引き分けは事実上の負けになってしまいますからね。
引き分けにもそれなりの価値を持たせる必要があると思います。
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